2010/12/10(金)20:13
広島北旅行(八)古保利薬師
◇北広島町へ移動した所にある古保利薬師へ訪れました。
古保利山福光寺(現廃寺)は、かってこの地域で勢力を誇った豪族凡氏(おおしし)の菩提寺として平安時代初期(九世紀)に建てられたと伝えられています。
当時、山県郡は、壬生、山県、品地などの五郷からなっていました。
古保利(こおり)という地名は、山県郡の中心となるぐんが(役所)が置かれた山県郷(こおり)の所在地であったことからきています。
寺は、鎌倉時代以降、大朝荘地頭となった吉川氏の手厚い保護のもとに栄えますが関ヶ原の合戦後1600年に吉川氏が岩国に国替えされると次第にさびれて、明治時代には無住職の寺となりました。
地元の有志により整備されました。
建物は再建された小さな物ばかりです。
訪れた所を間違えたのかと思いました。
収蔵庫がありましたので、入りました。
入館料は300円です。
説明などを聞くと、なぜこのようなのかがわかりました。
詳しい事は、今となってはわからないのかもしれませんね。
境内には、「古保利の大桧(県天然)」「古保利古墳群」などがあります。
大桧は、半分以上修復されて、細長くなっていました。
部分の倒壊で、仁王門が壊されて移動したらしいです。
仁王門の位置が少し違っていますね。
古墳群は、あまりわからないらしいです。
案内看板には場所は書いていましたが、それほど大きくは無いらしので見つけられないかもだそうです。
見には行きませんでした。
「国史跡吉川氏城館跡ガイドブック」を売っていたので買いました。
200円だったと思います。
それを参考に、この後回ります。
●広島北旅行で訪れた所
広島北旅行は、まだ続きます。