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やさか風の里(風の里からのひとりごと)

やさか風の里(風の里からのひとりごと)

母として思い (3)

 14歳!骨格が父親に似て細い娘は、いつもスリムのジーパンに最近ではMサイズのおしゃれな服が似合う様になりました。

 去年の4月より養護学校へ通うようになってから、学校への送迎を支援センターにお願いするようになりました。
 今年からまた制度が変わり月10時間しか学校の送迎はみてもらえません。当初、今まで人様に娘をお願いしたことはありませんでしたので、わずかな時間にしろ、娘と離れることに私の方が不安でした。

 学校までの距離約30キロ、帰りだけを、週数回お願いしました。
「今日は誰?」日々娘と接していなければ理解出来ない言葉のやり取りです。「お母さんが、迎えに行くよ」。

 毎朝、二人の娘を市内の学校へ送ってから、又山坂を上って通所者のHさんを迎えに行き、作業所へ。

 体力的にも時間的にも少しハードです。

 今年から民営化となった学園にショートでお願いして、5時過ぎに迎えに行ったり、ヘルパーさんにお願いしたり、娘なりに納得しているのが何とも親として切ないです。

 それでも一生懸命我慢しているのでしょう、時には「お母さんが迎えに何で来ないの」かと、大きな声で玄関に入るなり泣き出したり、でも養護学校へ変わってからは、学校へ行かないとはいわなくなりました。

 それは「仲間・なかま」です。娘にとってここ数年間の地域での学校生活は無理していたのかもしれません・・・。
 
 今、とても学校生活を娘なりに楽しんでいるようです。

 毎日友達も名前が出ます。昨日と今日の出来事が繋がります。

 何でもない些細なことです。
 でも、母は涙が出るほど嬉しい事です。

 言ってることが理解出来ないで、返事をしないと「浩ちゃんの話しを、お母さん聞いてない」と怒ります。
 その言葉だけは、はっきりわかるんですが、時として何を言っているのか分からないでいると「話を聞いてない」と言います。

「ごめんね」。でも今夜、私が独り言の様に「頭が痛いな」とつぶやいてたのを聞いて、「お母さん、頭の薬ないの?飲んだら」と言います。

 字は書けないけど、少し読める様になってきた浩美。

 甥っ子、姪っ子が可愛いと嬉しそうにあやす浩美。

 周りの人を気遣う浩美。

 「はっかしい」!恥ずかしいと言ってなかなか挨拶が返せない浩美。

 少しだけど、ゆっくりだけど、確実に階段を上っているね。
 
 ありがとうね!浩美がいるから母さん元気が出るんだよ!




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