神々を見聞きしながら。

2010/10/08(金)12:55

インド霊性修行の旅。その9。

インド。霊性修行の旅2010。(22)

10月3日に書いたブログの続きです インド霊性修行の旅。その9です。 2010年9月10日(金) 朝6時位に約束通りJさんと一緒にアシュラム(修行場)へと向かいました 12日はガネーシャチャトゥルティというガネーシャ神のご生誕祭。 アシュラム内のガネーシャ神の周りには、赤や金のひらひらできらびやかなデコレーションがされていて、 見ているだけでもウキウキしました さて、昨日と同じく神聖なアシュラム内をぐるっと歩きます。 ナーマ・スマラナというマントラを繰り返し唱える霊性修行をするために、 Jさんと一緒だけれども2人とも沈黙して心の中でマントラを唱えながらのお散歩です。 途中 ホットドリンクでほっとした後、 ガヤトリー女神寺院へ向かいました。 すでに、プジャーという儀式は行われていまして ガヤトリーマントラを唱えながら女神像の周りを周った後、プジャーに参加です。 Jさんはプジャーの儀式を初めて見ます。 手を合わせたまま、 目をまんまるにして興味しんしんで見入ってました。(その顔が面白かった) 女性のお坊さんがマントラを唱えながら、 花や火や聖水やココナッツの果汁などを使って儀式を進めてゆきます 後半、 ずっと見入っていると、 やっぱりガヤトリー女神像に新たにエネルギーが宿るのを感じるんですよ 見ているこちら側も、うっとりしてしまうくらいの甘い甘い母性の、 でも強烈なエネルギーのような感じなのです(言葉にするのがむつかしい) この女神像には、 本当にガヤトリー女神が宿ってらっしゃる。と確信できる不思議な体験でした。 いっぽう Jさんはと言うと。 うっとり慈愛に満たされた顔つきになっています(予想道りだよ(笑) 手にはなぜかバラを1輪持っています(笑) (儀式中にもらったのだと思うのですが通常違う花なのになぜか高級なバラを頂いたJさん。ガヤトリー女神に気に入られたのかな) 終わりにプラサードという神の祝福が入った、温かく甘いおかゆのようなものを 両手のせて下さったので食べました。 額の第3の目には、ビブーティーとクムクムという赤い神聖な印をつけます。 「俺。ガヤトリー女神に恋しちゃったわ」 Jさん36歳はおっしゃっておりました(笑) でも本当にそのような体験なんですよね。 神を体験するというのは、本当に甘い甘い体験で、 大好きでしょうがない人に、心の底から愛されている・・・の数倍・・・のような体験だと個人的に思います。 だから、愛そのものである神を心に想いながら、 神を求めながら日常生活を送れるようになると、 毎日安心感に包まれながら、 大恋愛をしているような 至福の体験が内側で起こるんですね。 だから、 本当の幸せと心の平安は、自分の内側にあると言われているんです。 幸せを、 人や物など外側に期待して求めるから、 不満や欲望、エゴが大きくなる。   神のことだけを想いなさい。   神を愛しなさい。   そして神に愛される人間になりなさい そんなサイババの教えもあります。 教えを実践して「自分が変わる」と、 自分と関わっている、人や現状や運命が大きく変化します 優しさと愛に満たされ、平安で充実した毎日が訪れます そのような毎日を本当に望むのであれば、 私達がしなくてはならない事は本当にシンプルです。 ただただ、その真理の教えを実践する事だけです。 そんな体験の余韻に浸りながら、ガヤトリー女神寺院を私達は後にしました。 もう1回この儀式を参加して、見たいというJさんと私の願望が一致して、 次の日、次のアシュラムまで9時間の移動があるので7時にこの町を出発することになっていたのですが、 8時にずらして、明日も早起きして最初からプジャーに参加する事にしました。(プジャー6時過ぎから始まって7時前後に終わるんですね) そうそう 実はインドでの私達の朝食。 前日から、道端でくだものを売っているおばちゃんから買っていました↓ バナナとりんごです。 1回お部屋に戻って、 8時半に小銭の両替かねてアシュラム内のショッピングセンターでティッシュとトイレットペーパーを買ってから、 朝のダルシャンに参加するためにダルシャンホールに向かいます。 後ろの方に座って、生のヴェーダを聞きながらの瞑想は、 1日の始まりには本当に最高でした さて、 9時半位に朝のダルシャンが終わって、 ぐっちゃぐっちゃに一応並ばさっているサンダル置き場で、自分のサンダルを探したのですが、 「ない」のですね。 みなさんいなくなってサンダルが少なくなってからも探したのですが やっぱりない。 おそらく、誰かが履き間違えってしまったのでしょう。 (しょっちゅうあると聞いていたので安いサンダルを履いてきていてよかった) 無印良品で買った安いサンダルだからよかったのですが、 歩きやすかったし、 Jさんとお揃いで買ったサンダルだったのでやっぱりちょっとショーック でも、これで私のいつだかの過去の悪いカルマが解消されたのだと思えば、 感謝感謝だよね。と思いながら、 サンダル置き場の捨てられてしまったであろう比較的きれいなサンダルを見つけてそれを履いてお部屋へ帰りました。 (お部屋戻ってからきれいに洗いましたよ。サンダルも。足も。) この町(プッタパルティ)はこの日で最後だったので、 午前中はカメラを持って少し外を歩いたりしてみました。 日本に帰ってからも、神聖な気持ちを思い出し、保つ助けになるように、 ポストカードや写真を買いました。 お昼は前日食べて美味しかったベジタリアンイタリアンのお店で食べ、 (さりげなく写真にはサイババが) お部屋に戻って、午後の残りの時間はゆっくりして夕方のダルシャンに備えます(インドの人は暑い国だからか昼寝の習慣があるようですよ) 夕方のダルシャン前に、 次の日朝早いので、朝食のくだものを買っておこうとJさんと外に出て道を歩いていたら、 昨日一緒にランチをしたMさんとばったり会いました。 この町に住んでいる年配の方が、倒れて、 Yさんという同じくこの町に住んでいる女性を探しているらしく、 今ダルシャンホール内にいると思うから、私にYさんを探して欲しいとMさん。 それは大変だとダルシャンホールに向かって、Yさん探しを1人で始めます。(女性側のダルシャンホールには女性しか入れない) わかっているのは名前と日本人ということだけ。 ダルシャンホールにはすでに夕方のダルシャンを受けに 大勢の人が胡坐をかいて座っています。(もの凄い人数) 「ここからどうやってYさんを探そう。。。」 ボランティアの人に、前に行っちゃだめだーとか言われながら、 なんとか説得をして探し始めます。 落ち着いて、心の中でサイババのマントラを唱えながら、 ゆっくり歩きながらきょろきょろしてみました。   あっ。 「絶対あの人だ」 まもなくして大人数の中からYさんだ!と確信できる人を見つけたので、 足の踏み場がないくらい、すんごい狭い胡坐をかいている人々の中を、 転びそうになりながらわっせわっせと進んで、Yさんっぽい人に声をかけました。 「Yさんですか?」 「はいそうです・・・」 やっぱりサイババ教えてくれるんだもんなぁーって心の中で1人で感心しながら 事情を説明して無事、MさんとYさんは会う事ができました。 「ミカなら探し出せると思っていたよー」 とJさん。 「サイババに聞いたら、教えてくれたんだよ。」 と私。 Mさんの件は大丈夫そうだったので、 明日の朝食のくだものを買ってお部屋に置いて、 5時半過ぎで、もういつサイババが姿を現してもおかしくない時間だったので、 急いでダルシャン会場へと向かいました。(最後のダルシャン体験) そしたらですね。 サンダル置き場に、私が朝置いた所とおんなじ所に、 なくなった、私のサンダルが置いてあったんですよー 「あったー!!!サンダル戻ってきたー!!!」 なんでかしらないけれど、 予想以上に喜んでいる私がいて自分でもびっくりしましたが、 サンダルが無事戻ってきたんですねぇ さっきちょこっといいことしたから、 戻ってきたのかな?なんて想いながら、 ありがたやありがたやのルンルン気分でダルシャン会場に入った私なのでした いよいよ最後のダルシャン(神聖な姿を見て祝福をいただくこと)体験です どんなダルシャン体験になるのかな そしたらですね、 こんなやり方で、神さまは私を喜ばせて、祝福を与えて下さるのですかー体験をしたんですよ 神さまと霊性の師サイババは、私のすべてをご存じなんだなぁと、 最終日にも、愛を感じるミラクルな体験をしました 次回書いてみたいと思います。 つづく Om Shanti 全世界が幸せになりますように Om Sai Ram

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