やっさんの菌床作り

道具

上の画像は私の菌床ブロック詰めの道具です。
左からパンきりナイフ 菌床の入っているナイロンの袋や菌床ブロックについている白い皮膜を取るために使います(100均で購入)
次が園芸用スコップ 崩した菌床をビンに入れるときに使います(100均で購入)
その次が千枚どおし ビンに詰めた菌床に空気穴を開けるために使います(これも100均で購入)
そして詰め棒 これでビンに菌床を詰めていきます(奈良オオにて購入)
最後がリンゴの芯抜き器 これは幼虫を入れ替えるときに幼虫の通り道を開けるために使用します(100均にて購入)
こうして書いていくと100均が役に立ってますね(笑)

今回は初2令幼虫用の菌床ビンの作り方を紹介していきます。
これはあくまで私のやり方なのでマネをされて幼虫が☆になっても責任は負いません。

ホーペ、国産オオの場合、ビン3本で羽化させるのを基本に考えています。
そして幼虫の成長過程においてそれぞれ菌床の中身を変えて作っています。
1本目 2令用  
2本目 3令初期用
3本目 羽化用
の3種類です。

割り出しをしたときに初令がや卵が出た場合はマットで2令になるのを待ちます。
初令で菌床に投入するのは私の場合、添加剤が強すぎるので☆になるのを防ぐためです。

最初に2令用ですが、ビンのサイズは広口はちみつビンの600ccを使っています。(奈良オオクワセンターで購入)
プリンカップを使用している方もおられますが、私は面倒くさいのでいきなり600ccです(笑)

菌床ブロックはクワガタのおうち屋さんで購入しています。

崩し網

奈良オオで購入したブロック崩しセット(こんな名前だったかな?)衣装ケースの上にブロックを崩す網がついています。
この衣装ケースにブロック2個分の菌床が入ります。

1本目のビンはチップブロックにクヌギの微粒子ブロックを1:1の割合で混ぜます。

ナイロン袋から菌床ブロックを取り出し表面についている白い皮膜を上記のパンきり包丁で取り除きます。

チップブロックは当然ながらチップが入っていますので崩し網は使いません。

チップブロック

上の画像がチップブロックを崩したものです。チップが入っているのが確認できますでしょうか?

今度は同じ要領でクヌギ微粒子をブロック崩し網を使用してチップブロックに混ぜます。

添加剤

添加剤はブロック2個分に対してスーパーモンスターを大さじ10杯、トレハロースを同じく5杯、麦芽を3杯、ビール酵母を3杯、コーンフラワーを2杯、ミネラルを1杯です。
これだけの添加剤を混ぜると菌床が粉っぽくなるような気がします。

薬局で買ったエタノールをビンに散布し消毒します。
自然乾燥をさせた後、菌床を詰めます(ティッシュで拭きとってもいいです)

2令の場合は硬詰めしないで指でフワフワに詰めます。
したがって空気穴をあける必要もありません。

終了


奈良オオで購入したタイペスト紙をビンとフタの間に挟み詰め詰め終了です。
2ブロックで600ccビン16本分の菌床ビンが出来上がりました。


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