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悠久のムンバイ

May 23, 2005
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 インドの天気はあまりにも驚異で想像を超えています。日本人から考えれば、到底信じられない程奇抜な天候です。
 その天候はといえば、乾季と雨季の二季(日本の四季と比較すれば)に分かれているのですが、9月から翌年の5月までは、一滴の雨も降りません。一滴もです。それも、雨が降らないどころか、雲さえ出ません。いわゆる日本晴れが(私たち家族は日本に帰ってきてから雲ひとつない晴天のことを逆に「インド晴れ」と言っていますが)約9ヶ月間延々と続くのです。
 反対に、6月から8月にかけての3ヶ月間は、ひたすら雨季が続きます。この3ヶ月間は一度も太陽が現れることはありません。来る日も来る日もどんよりとしていて、雨が降り続くのです。

 この極端な天候、下手な小説に出てきそうで現実のものとは思えない話ですが、本当に本当なのです。そして、この天候こそがインド人を“ムンバイの犬”にしてしまうポイントのです。
 どうしてかといえば、赤道に近いムンバイのこと、もし夏があればそれは相当に暑いはずなのです。実際に、過ごそうと思えば一年中半袖でも過ごせるほど冬も温暖ですし、4月、5月になれば40度近くまで暑くなりますので、7月、8月は想像もできない暑さになるはずなのです。しかし、“さあこれから夏本番だ”というところでいきなり雨季に入ってしまうのです。
 そして、雨季はうまい具合に猛暑のはずの夏の間続いて、また暑さが和らぎ始める9月になると晴れてくるのです。そして、寒い冬の間は、毎日毎日ひたすら晴れ続けるのです。

 さらに、素晴らしいことに、テレビショッピングではありませんが、ムンバイにはもう一袋オマケが付いてくるのです。なんと、ムンバイ市は半島にあって三方を海に囲まれているので、内陸地にある首都デリーのような激しい寒暖の差も無いのです。朝夕の気温の差も、夏と冬の気温の差も少なく、比較的気温が一定に保たれています。ですから、非常に過ごしやすく、一日バナナ一本あれば家も服も何も無くても生きていくことができるのです、森の猿のように。

 さて、この写真は、雨季のムンバイの森の様子です。ムンバイの市街地からさほど離れていないところに森があり、雨季には木々が息吹いています。ビルが林立するムンバイでも、すぐ近くにこんなところはあるのです。でも、この写真、見た目は綺麗ですが、深呼吸をしたくなる鳥取のすがすがしい自然のように爽やかではなくて、土が粘土質なのからなのか埃っぽいからなのかよくわかりませんが、とにかく汚いのです。
 インドは、一般的に街もそうです。乾季は、雨がまったく降らないから埃っぽくて排気ガスっぽくて死にそうだし、雨季は雨季で、濁った泥水が街中に溢れるから汚いし、どっちにしてもどこに行っても汚いのです。
 考えれば、インドは、自然環境も生活環境も金融環境も政治環境も行政環境も教育環境も医療環境も結婚環境も・・・・・汚れていて、考えれば考えるだけ絶望的になってくるのですが、まあ田沼が恋しくて白河には住めないのならそれは仕方がないのでしょう、インドは3000年の歴史を生きているのでしょうから。






Last updated  May 23, 2005 10:26:04 PM
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