去年現役兼務の青年監督として颯爽とデビューした
ヤクルトの古田監督が苦境に立たされいる。チーム
は何十年振りの借金数で、今日にも来年の去就につ
いて球団首脳との話し合いが持たれると言う。イチロ
ー２世と言われる青木始め良い選手は揃っているのに
勝てない。その元凶は石井一・高津・木田等のベテラ
ン勢を使い続けて、傷を深くしている。現役時代の仲
良しに依存する体質を変えないと勝てないだろう。
どこかに似たチームがあると思ったら、仲良しチーム
と揶揄される安倍内閣そっくりである。国のマネージ
メントもプロ野球チームのマネージメントも根は同じ
だろう。古田監督は選手会会長を長くやり、球団統合
問題ではファンの喝采を浴びた。マネージメントに長
けている人物だと思ったが、名選手必ずしも名監督では
無いとの格言の範疇から逃れられなかった。師匠である
野村監督のような雑草魂と底意地の悪さを見習うべきだ
った。安倍総理も古田監督も人柄は良く、好感を持たれ
る人物であるのも共通だが。
今はアオイ科の花の時期だが、チェルシーガーデンの鉢植
えの木槿は値段が高いせいか、町中で見掛ける木槿より
上品に見えた。