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カテゴリ:マネージメント・ベンチャー
研究開発は中央研究所の時代から
産学連携の時代に移行している。 新産業を生み出すのも 新しい雇用を創出するのも 大学であり 大学の仕事に基づくベンチャー企業であり それを起こす企業家だ という流れになってきている。 【産学連携 西村吉雄著 日経BP2003】 この本は出版されて2年半になるが なぜ時代は産学連携なのかということを 明らかにした名著だ。 企業が自社の得意分野に事業を集中し、 不得意分野はそれを得意とする他企業にまかせる という流れがある。 この流れはインターネット等の情報技術の発達による 産業構造の転換と関係ある。 研究開発活動も例外ではなく 自前主義から連携主義に変わってきている。 情報は優位なところに集まるので 優位であればあるほど より優位になる。 中央研究所の成果というのは 社会全体には貢献するものの 必ずしも所属企業の利益をもたらさない。 そうなると 「なにもうちの会社が投資しなくたって」 ということになる。 そうなると社会全体には貢献する研究は 大学がすればいいということになり 産学連携ということになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.10 16:14:24
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