教会で和装婚3
花嫁衣装は決まりましたが、着付けとそれ以外の夫の紋付、母たちの黒留袖を貸してくれるところを探さなければなりません。ブライダル写真を撮っている友人カメラマンなら、ツテがあるだろうと考え、ブライダルプロデュース会社を紹介してもらいました。結婚式は自分の所属教会、親族食事会は料亭、友人パーティーはイタリアンレストランと分けて行いましたが、プロデュース会社を入れずに、すべて自分で手配しました。またペーパーアイテムや車の手配、引き出物・引き菓子の手配も全部自分でしました。結果・・・結婚式前日深夜、当日朝、翌日深夜、3日連続で急患センターに行くハメになりました。それ以前も体調不良で寝込んだりしてました。後に続く花嫁さんへ教訓「多少お金がかかってもいいので、プロデュース会社を入れること」時間が元に戻せるのであれば、教会の式だけ自分で手配し、それ以外はプロデュース会社にお願いします!健康を損なっては結婚式する意味がありません!さて、プロデュース会社は貸衣装と着付け師・美容師の手配もしてくれました。彼や母たちの衣装はもちろんのこと、私がお色直し兼パーティーに着る訪問着も決まりました。ブライダルプロデュース ブリィリィアーまた、ヘアスタイルは、当初は地毛で角隠しを結うことを希望していましたが、長さが足らず鬘になりました。角隠し、10代や20代のころはなんてダサいアタマだと思ってました。頭に布きれのせて全然イケてないと思ってました。ところが私も大人になり、着物の価値と良さがわかるようになって、古典的な角隠しの良さを理解するようになりました。むしろ洋髪でなく式では純白のドレスの人がベールなら、和装の私はそれと同じ格がある文金高島角隠しが絶対!と言うまでになりました。何事も意味を知っておきたい(理屈っぽい)私は、文金高島の歴史も調べてみました。元々は遊女の髪型だったそうです。それがいつしか武家の若い娘の髪型になり、商家の娘も取り入れるようになって、一般的な花嫁の髪型となった。最初に遊女の髪型をやった武家の娘さん、ヒンシュク買いながらもスルーしたのかなぁ。そして、成人式に花魁の格好をして眉を顰められているイマドキの20歳の女性も、あと100年後には花魁スタイルも一般的で誰も何も言わなくなるのかなぁ。風俗と文化って時の流れで変わっていくんだなぁ。なんて思いました。今の鬘はとても軽いんだそうです。そして、茶髪の鬘があったことも驚き!私も真っ黒ではなく、こげ茶色の鬘をかぶりました。あ、教会で文金高島角隠しする場合、誓いのキスができませんので。(ぶち当たる)これはお色直しで着た、ブリィリィアーのレンタル訪問着。夫のお気に入りで、友人に大好評。友人、この訪問着を自分もお呼ばれにレンタルするそうです(笑)にほんブログ村にほんブログ村結婚準備 ブログランキングへ結婚式・ブライダル ブログランキングへ