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鈴木康央の「いのち文化研究所」  赤心庵2 

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コスモス@ Re:●夏野菜も終わりかけています…でもまだまだ(笑)(09/29) 初めて書き込みますが。 お元気でいらっし…
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effelpist@ kilovermek.es effelpist <a href="https://kilovermek.es/…
2009.07.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
●無農薬なのに、虫がつかない野菜の恐怖


改良に改良が加えられて、つまり交配のために今の野菜とは似ても似つかないけれど、
昔の野菜は、元は自然に生えていた植物の一つだと言えるでしょう。
ですから動物や昆虫に食べられないよう野菜だって自衛する必要があったと思います。
その防衛遺伝子だけは、なかなか改良が加えられないものの一つだとも言われています。

そういう植物の中には、食べられないように自分の体に毒を貯めるという方法で代々自
分と子孫を守ってきた植物があります。毒によって自分の弱い身を守るということは、植
物にとっては生き残るためにするもっとも自然なことだと言えましょう。
植物は動くことができず逃げようがありません。よって有毒成分によって自己防衛する
仕組みが発達したと考えられています。
その植物が身を守るために出す毒にはカフェイン酸、リモネン、アリルイソチオシアネートなどがあります。

カフェイン酸は別名「コーヒー酸」とも言います。カフェインと安息香酸ナトリウムとの塩複合体で、興奮、強心、利尿の促進に役立ちます。薬理作用は主としてカフェインと同じです。カフェインは脳の神経に作用して精神活動をよくします。
また、よく知られている働きに眠気や疲労感をとったり、頭が重い感じをスッキリさせたりします。
リモネンというのは、ミカンやレモンなどの柑橘類の皮に含まれている オレンジ油の成分です。このリモネンはスチロール樹脂(発泡スチロール)を溶かす性質を持っています。
すごいですね。(グレープフルーツのリモニンとは違います。リモニンはガンの予防効果があります)

そのほかには、分かっているだけで青酸化合体、有毒タンパク、フラボノイド、植物性ホルモン、テルペン、アルカロイドなどがあります。
もちろん人間にもその毒性を発揮してあまりある物質ばかりです。
フラボノイドなどはガムに入っていますが、もとは野菜の有毒成分です。
またワサビや大根おろしの辛みのモトにはグルコシノレート(カラシ油)があります。


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このおかげで、大根やキャベツを多くの害虫が嫌います。
人間ではこれを摂りすぎると甲状腺の機能低下や腫瘍の発生が起きるそうです。
また、グルコシノレートが分解して出来る物質は、腎臓や肝臓障害の原因になるそうです
これは害虫に食われてダメージを受けた無農薬キャベツが作りだす物質だということです。

また、フラノクマリンという物質はセリ料セリのアクに多く含有していて、セリを大量に食べてこの成分を吸収した直後に太陽に当たったりすると皮膚に火傷様の炎症を生じせしめ、最悪は急性の心臓麻痺を誘発することもあるそうです。
これらの成分はコーヒーや野菜のうまみ成分なのですが、同時に強い毒性もあります。
それでも虫は野菜につきます。
植物の持つこうした毒に対抗するための特殊な酵素を出してその毒を中和しているからだと考えられています。
人間はどうでしょう。無抵抗ですね。


さて、野菜の多くは多かれ少なかれこのように毒性物質を含んでいます。
その毒の多くは、前述もしましたが、一般的に「アク」と言われているものです。
こうした野菜のアクの中には発がん性物質もあり、残留農薬よりもはるかにリスクは高いと考えられています。
有毒成分が入っているのは何も野菜に限りません。
あらゆる食べ物には有毒成分が含まれていると言う研究者もいます。
そういう意味では絶対安心できる安全な食べ物などはないのかもしれません。

とまと 200906271006001.jpg

ちなみに、農薬で虫を排除している野菜よりも、無農薬有機栽培で作った野菜の方が毒は多くなる傾向があります。
何度も言ってきましたように野菜は自分で身を守る性質があります。
農薬だと虫の攻撃から自分を守ってくれるのに、それがないので自分で出す毒が多くなるのはむしろ自然の理屈でしょう。
無農薬有機栽培よりも、農薬を許容範囲内で用いた方が安全な野菜ができることになります。

また、農薬のおかげで害虫から与えられるストレスが少ないので、野菜自体は伸び伸びと育つことができます。
しかし野菜のウマ味の成分はまたアクや有毒成分そのものなので、これが抜けると皮肉にも味は悪くなるかもしれないという人もいます。
みなさんは、これだけ言っても野菜の出す有毒成分より、やはり農薬の方が危険ではないのかという疑念は消えないでしょう。


(つづく)

『野菜畑のウラ側』(ゴマブックス刊)より


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●野菜自身が出す毒のことを「自然毒」と呼びます。
それほど、野菜は自己防衛に一生懸命なのですね。

子孫を残すために、つまり自分の「種」を伝えていくために、自分自身を外敵から守るということをしている「知恵」に頭が下がります。



●人間はどうなんでしょう。自分を守るために、種を守るために、つまり子供を守るためにどのような環境防衛をしているでしょうか?

むしろ、子供たちが住みにくい環境にしてしまっているのが現実です。
「明日のエコでは間に合わない」とはCMですが、はっきり言って、ちょっとだけ「少し手遅れ気味の部分もあることを皆さんも感じているでしょう?


明日のエコ… headimg_l.jpg


●人間ほど、自分たちの都合のために、自分を含む「同種」を犠牲にしていける動物はこの世には存在しません。

自分さえよければ、たとえ他の人間(種)が絶滅してもそれでいいのです。
それが人間の一面でもあります。
そういうDNAを体にインプットされている。
だから原爆を落としナパームで焼き払う。
お互いに正当性を主張し合いながら、殺し合い絶滅させようとする意思を持っている。

自分の家系・人種のDNAさえ温存されればいいのであって、その確証を得るためにまた「地に栄えよ!」と繁殖する。

いまは「白人種」優先主義が世界に満ちている時代です。
紀元後は、この意識が次第に明確化してきた時代とも言えましょう。

※(原爆を落とした罪悪感、そして墜落したUFOの中に東洋人種(モンゴロイド)の死体を発見したときから、現代の白人の恐怖と狂気(ある種の被害妄想)は始まったと言われています???)


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●さて、「自然毒」はあくまで防衛のためですが、人間は攻撃「毒」を頻繁に出すように設計されているようです。
それが「自分たちの首」を締め始めました。それが環境破壊です。


●これも、いつかは扱っていかなければならない「環境破壊のウソ」ですが、地球が苦しんでいるとか、地球が汚染されて断末魔の叫び声をあげているとか…みんな「ウソ」です。

CO2や地球温暖化や、そういうものは「ウソ」ですね。
「人類文明環境」がSOSであることは確かです。


images.jpg


地球は何も困っていません。「手遅れ」でもなんでもありません。
太古から現代に至るまで「宇宙時計」で動いているだけだし、別に死にそうでもありません。
おかしい時には「ひっくり返る」(地軸逆転ーポールシフト)をして、洗い流せばいいことだし、これまでにもしてきた形跡もあります。
ガイヤ(生命体)としての地球は何も困っていないと考えられています。

人間が、また滅びればいいのです。だって何度も滅びてきたんだから。
人類を支配したい奴だけが、財産を惜しんで悲鳴をあげているだけ(笑)

いま、困っているのは、そう、そういう意味で「人間の文明」だけです。


言い換えると、アメ○○民主帝国であり、言いかえれば「○○○」です。


●地球に、勝手に住み着いて勝手に支配して、勝手に消費しつくして、勝手に殺し合い傷つけ合ってきた「種」、人間。現代人文明3000年…



どうやら、その最初の「試練」が来ているかもしれません。

「第5氷河期」の鳥羽口(とばぐち)にあたって…



氷河期 デイアフタートモロー hyogaki-torai4.jpg



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おとうさん、ネコだって自己防衛できるよ。見てて…目から光線発射っ!ねっ!


目から光線発射! 200904071732000.jpg




「それって人前でやるなよ。さらわれてサーカスに売られちゃうぞ!」


へー、こわいね、人間って…





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Last updated  2009.07.12 16:25:09
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