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発達と成長と幸せの心理学

発達と成長と幸せの心理学

LiFTプログラムとは?(2)

☆LiFTプログラムの進行


    1. お申し込みがあると、インストラクターが あなたの今の環境や耳、心理、身体の状態を理解する為に、イニシャル・アセスメント(初期評価・査定)用の質問表をお送りし、記入後返送して頂きます。イニシャル・アセスメントでは、一人一人のリスニングのタイプを知る為に、リスニング・フィットネス・エバリュエイション(傾聴度評価)から始めます。また進歩・向上の予想、目標に到達するために必要なプログラムの長さについても査定します。

    2. インストラクターはそのアセスメントに添って、あなたをカウンセリングした後、あなたの目的に最も適したLiFTプログラム(50~60時間)を組みます。

    3. あなたは、週4日(2h/d)から6日(1~2h/d)好きな時間に来て、リラックスした状態でLiFT
    TM を通した音楽いたり、音読発声練習をしたりします。(6日(2h/d)の集中トレイニングで始めの30時間を終えた方は、4週間耳を休ませた後、残りの時間(20~30hrs)を済ませます。(ゆったりと音楽を聞きながら、寝たりコーヒーを飲んだりおしゃべりをしたり読書や宿題をしたり出来ます。)

    4. 中間時点と終了後数ヶ月に渡って、フォロー・アップのアンケートなどで効果を確認します。


☆リスニング・フィットネスのルーツ:フレンチ-カナディアン・コネクション

    フランスの耳鼻咽喉科の医師、アルフレッド・トマティス博士が、サウンド・スティミュレイション(音の刺激)による初めてのリスニング訓練法を開発しました。リスニング・フィットネスは、そのトマティス博士の研究をベースにしています。
    ポール・マドール氏は、自身が読字障害(Dyslexia)児として、友達や教師は勿論、母親ともコミュニケイションを取れない孤独な少年時代を過ごしていました。しかし、トマティス博士に出会い、サウンド・スティミュレイションによる訓練を受ける事でその障害を克服したマドール氏は、大学の心理学部を卒業し、その後も博士の愛弟子として博士の手伝いをしていました。
     そして1978年、北米でトマティス・メソッドの確立を手伝う為にフランスからカナダのトロントへ渡り、リスニング・センターのディレクターとなりました。
    以来20年以上の研究と臨床を経て、センターのスタッフと共により多くの人々にリスニングのトレイニングを可能にする為、発達心理学的アセスメントLiFT TM トレイナーを使うリスニング・フィットネス(LiFT)プログラムを開発したのです。


☆LiFT インストラクター

    リスニング・センターが訓練し認定した、様々な分野でのプロフェッショナルだけがLiFT インストラクターになれます。その専門分野は、心理学、カウンセリング、語学教育、特殊教育、スピーチ・セラピー、ミュジック・セラピー、作業療法、パフォーミング・アーツ(公演を要する芸術・芸能)等です。そしてLiFTTM Kit(リフト・キット)は、LiFT インストラクターが、夫々の分野でLiFT プログラムを提供する時にだけ使えます。
      今年5月31日と6月1日にカナダのモントリオールで行われたインストラクター会議では、夫々のクライアントに対する教育やセラピーの効果が、LiFTプログラムを導入する前よりも著しく上がったとの喜びの報告が相次ぎました。
    特に、声楽家がお弟子さんから「声が良く出る様になっただけでなく、何と、習っていた外国語までうんと上達しちゃったのよ。」と喜ばれたという報告や特殊教育の教師自身の「ADHDの娘が落ち着いてきて、学校でちゃんと座って授業を受けられる様になっただけでなく成績も上がって賞を貰った。」等という報告は、日本で外国語の習得(特に聴き取り)に苦労されている方や学習障害(LD)、注意欠陥障害(ADD)等を克服したい方々にとって大きな朗報と言えるでしょう。






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