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カテゴリ:発達障害
自分がやりたい事の中でも特にやりたい事がある時、それを第一の優先順位にして仕事に出来れば、人は幸せですよね。私もそれをやりたくて♪リッスン+♪を開設しました。
カウンセリングだけなら、何処かのカウンセリング・オフィスへの就職を考えても良かったのです。この年ではなかなか雇って貰えなかったかもしれませんが、その場合は昔の様に英語を教える傍らボランティアでカウンセラーをしても良かったのです。 私の実家の身内は私がオフィス開設を考えた時、私が有る程度コンピューターに詳しい(一応トロントでディプロマも貰ってマイ・コンピューターも組み立てられます)事から「初心者にコンピューターを教える方が、失敗しないんじゃない?」と私のカウンセリング・オフィスによる起業を心配してくれました。 お金だけの為ならそれも良いのですが、私には自前のカウンセリング・オフィスを持たなければ、自分の一番やりたい事は出来ないのです。勿論お金は必要です。無ければオフィスも持てませんし、持てても維持が出来ません。維持が出来なければやりたい事も出来ない訳です。でも、兎に角維持が出来るだけの収入が確保され、自分の一番やりたい事が出来れば幸せなのです。 その一番やりたい仕事って何だと思いますか?それはLiFTプログラムとカウンセリングを使って軽度発達障害、中でもAD(H)DとLD、を抱える方々のお役に立つという事です。最近ではNHK等でも取上げられ、軽度発達障害の事がある程度理解される様になって来た様ですが、それでも一般的な理解にはなっていない様です。 「じゃー、軽度発達障害ってどんな事?」と思われる方は、♪リッスン+♪のホーム・ページのリンク集に、軽度発達障害に関して詳しく説明して下さっているサイトADHD & LD Break Time を挙げておきましたので行ってみて下さいね。 そしてLD/ADHDとリスニング(聴き方)に関しては、同じ私のサイトのメニュー欄から"LD & Listening" 又は各ページの最後にある 「LDとリスニング」から行けます。 行ってご覧になると分かると思いますが、AD(H)Dのある児童は、注意集中の時間が短い為集中力が切れると教室を動き回ったり、他人の話を聴いていないように見えたりする為、理解の無い人達からは「能力が無い」とか「親の躾が悪い」等と言われたりします。でも、彼らの多くは本来の才能や能力をAD(H)Dという状態の為に出せないでLDの状態になっている事が多いのです。そして親御さん達は一生懸命彼らを彼らに合ったやり方で躾をしたり教育をしたりしようとしていらっしゃいます。涙ぐましい程に! トロントのリスニング・センターを設立したポールさんも高校一年生までそんなLDの一人でした。そんな彼を救ったのが、LiFTプログラムの土台になったトマティス・メソッドの開発者のトマティス博士でした。私が知っているポールさんは、素晴らしい方で、能力も人並み以上に持っていらっしゃいます。 LD・AD(H)D児の多くが、本来そうなれる筈の能力を出せたらどんなに素晴らしいでしょう。その隠れた能力を出せないでいる事は、彼等だけの為でなく私達社会の損失だと思います。だから、私は彼らの状態を好転するお手伝いをしたいと思ってLiFTプログラムを導入したのです。そしてLiFTをやるにはある程度の広さのあるオフィスが必要でした。 (字数が多くなり、帰る時間にもなったので、この続きは明日書きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月01日 15時10分58秒
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