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発達と成長と幸せの心理学

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2004年04月30日
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カテゴリ:社会とのつながり
の私も、今回の邦人人質事件の被害者へのバッシングには、暗澹とせざるを得ませんでした。

夫は、「日本に本当の民主主義は期待出来ないね。他の国に行こうか。」と言いました。彼は、一時身体を壊して帰国したものの、元気になってからはずっと「世界一住み易い国」と言われるカナダに戻りたがっていました(数年を経て、私同様の寒がりになっている今の彼は、他の国と言った時どこか温かい国を考えたかもしれませんが・・・)。でも、夫の病を機に、カナダから日本に帰りたいと思った5年前と同様、素晴らしい友人達という私のリソースと日本の四季や食べ物を愛する気持ちが、私に「ウン。」と言わせませんでした。

日記を何回も書き換える内にうっかり消してしまったのですが、4月21日か22日の時点で楽天日記の邦人人質事件のテーマをざっと調べたところ、バッシング派が56%、中立派が16%、擁護派が28%いらっしゃいました。その3割近くの人々が、物事に関する意識や感覚で私と似ている事を知って、まだ話し合える人々がいると思えたので、「この国にいて声を挙げて行かなきゃ。」と思いました。

掲示板や私書箱に書き込んで下さった方々からの同意の声からも、「未だ大丈夫だよ。」という元気を貰いました。そして書き込んで下さった方々で、ログインしていて下さった方の全てのサイトにお邪魔しました。

そこで、遅くなりましたが、今日はイラク問題に関して掲示板に書き込んで下さった方々へのお返事を、この日記上にてさせて頂きます。

eclipseさんが、私書箱に書き込んで下さった「あの、私、アメリカ在住なのですが、あの人質さんがたのおかげで(という言葉が適切かわかりませんが)イラクのファルージャでは、一時停戦し、それが、今も継続していることは、日本では報道されてるのでしょうか?「貢献した」とか言う声が見かけないのですが・・・。
戦前の日本のように暴走しないことを望みます。」というお言葉は、私に「あー、そういう見方もあるんだな。」と別の視点を下さいました。そして掲示板での「演出といえども、映画とかでも、誘拐犯が電話口で人質に泣き叫べとか、おか~さんと言えとかっていうそういうたぐいだと思います。」という表現は、分かり易くて良いですね。

ym0914さんは、「あの日記の中身・・・とても忘れられません。
この事を、ワタシの日記にも書きたいのですが、こちらの日記の紹介をしても良いですか?
ジョーワイルディングさんのリポートをたくさんの人にも読んでもらいたいのですが・・・」との提案を下さり、彼女の日記からもジョーワイルディングさんのイラクに関する真実の情報が広がりました。有難うございました。

このワイルディングさんは、私が日記に彼のレポートのURLをご紹介した後、日本の5人の方々同様武装グループにBBCのジャーナリストと一緒に誘拐されましたが、やはり彼らの活動を説明したら解放されました。その誘拐の体験レポートが益岡さんの 「益岡賢のページ」http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/  「ファルージャに戻る ファルージャへの二度目の旅と礼儀正しい誘拐者たち」に載っています。 どうぞお読み下さい。ファルージャでの米兵の意識やファルージャの人々がどんな殺され方をしているか、そしてワイルディングさん達が誘拐された時どんな気持ちになったかが分かります。これを読むと、高遠さん達が捕まった時もどんな風だったかを想像出来るでしょう。

このワイルディングさんの経歴
「2001年、経済封鎖に反対する英国の団体「荒野の声」使節の一人としてイラクを訪問。2003年2月、オブザーバとしてイラクを訪問。2004年にもイラクを訪問し、現在バグダッドに滞在中。イラクからの情報を伝える記事を執筆するほか、英国とイラクの学校間協力の確立、トラウマを受けたイラクの子供たちのためのサーカス上演(Circus2Iraq)、英国政府によるイラクの人々に対する人権侵害の欧州人権裁判所への告訴、イラクの草の根組織の援助に従事している。(益岡賢のページ 「ファルージャを脱出した難民達」より)」を読むと、彼も自分の国、英国政府の方針に反対して活動を始めていますが、民主主義発祥の国の英国民は流石ですね。彼を「反政府」呼ばわりなんてしていません。

そして最近は元外交官52人が「ブレア首相の中東外交が米国の「破滅的な」外交の追随であると強く批判する異例の連名書簡を首相に提出した。」(Gooニュース 「米追随のブレア外交批判 英国の元外交官52人」(4/27)http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20040427/20040427a3820.html より) けれど、彼らが「反政府」なんてバッシングを受けたと言うニュースは聞きません。

あ、ついでにイタリアでは「人質3人をしたければ、デモをしろ。」という誘拐犯達の要求に応じて市民がデモをしています。「デモをめぐってイタリア国内で意見が分かれ、政府や与野党幹部は『脅迫に応じることになる』と拒否。「3人を助けて」という家族の呼びかけに、カトリック団体や市民が「人命が最優先」と応じた。」(朝日新聞 「人質解放求め数千人デモ ローマ法王もメッセージ」(4/30) http://www.asahi.com/international/update/0430/009.html"より)彼らは人質家族と一緒にデモっていますし、政府の意見に従っていないけれど、日本の様なバッシングは起こっていません。それどころか、ノーベル賞作家やローマ法王まで応援しているのです。日本での政府・民衆挙げてのバッシングが如何に国際感覚とは異なる対応かが分かるのではないでしょうか。

ym0914さんへのコメントから、少し脱線しましたが、バッシング派の人々に、このニュースをどう思うかを聞いてみたい気がします。やはりルモンドやニューヨーク・タイムズの記事への反応通り「あいつら(外国の人々)の方がおかしい。」と言われるかしら?

☆えんじぇるはーと☆さんの「基本的に日本人は、あまりに平和すぎて、世界情勢の感覚が違っているような気がしました。」という感覚は、「だから、もっと世界を見よう。」というメッセージとして大事だと思いました。

Rin007さんの「今回の人質バッシングには、『自分にできないような素晴しい行為をする人間のあら捜しをすることによって、自分が安心したい』心理があるように思えてなりません。
日本社会が行き詰って、人々の心も荒んでいるのではないか、そんな気がしてなりません。」という分析は、「なるほど。そうかもしれない。」と思いました。

長くなりましたので、後半は又後日書きます。明日と明後日は学会による臨床動作法のWSがありますので、書けるかどうか、「微妙」です。残りの方々お待たせしてごめんなさい。





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最終更新日  2005年12月01日 14時39分39秒
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