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発達と成長と幸せの心理学

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2004年05月06日
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カテゴリ:社会とのつながり
とテレビ・ニュースで流れていたのを見て、夫が「英語では“torture”って言ってたから、あれは「拷問」だよな。」と言いました。民間で行われる個人による酷い暴行やいじめを「虐待(abuse)」と言いますが、警察や刑務所で行われると「拷問」と言う事が多い様です。でも、「捕虜への虐待」という文例もありますから、どちらも言えるのでしょうね。ただ、 “torture” 「拷問」の方が“abuse”「虐待」以上に組織的で凄みがありますから、英語ニュースでは“torture”と言っているのでしょう。米軍が行った組織的犯罪(捕虜への拷問は国際法で禁止されている筈です)、という認識が米国メディアにあるんだな、と感じました。

ブッシュ大統領が、テレビで「イラクの人々も、民主主義が完全ではないと知るべきだ。だが、民主主義では、罪は全てが明らかになり、罰せられる。」という様な屁理屈的自己弁護を言っていました。しかも国の長としての謝罪は部下達に任せて。

この拷問は、イラクだけでなくアフガンでも行われていた様です。 大統領は「刑務所内で起こったことは、私が知っている米国の実態を象徴するものではない。」と言っています(東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/kok/index.shtml 5/6)が、米軍及びCIAの体質としか言い様がありません。やはり軍という所には、どんな国でも民主主義は根付き難いのでしょうか。自国の民主主義国家を自負する米国民は、かなりショックでしょうね。でも、ブッシュさんが大統領になってからは、特にイラク戦争以降は、米国の民主主義は、どんどんおかしくなって来ていたのを米国民が気付かなかっただけなのだと思いますが。ファルージャへの攻撃が始まった時、「侵略戦争の様相を呈してきた。」という思いは、外から米国を見ることの出来た人々の中の多くの人に沸いてきたのではないでしょうか。

元々、強行にイラク戦争を開始したのはブッシュ大統領です。パウエルさんは「イラクを背負い込む事になるんですよ。いいんですか?」と反対だった様ですが、大統領が「分かっている。」と押し切ったようです。戦争に「良い戦争」なんて有り得ない(防衛する側は別ですが)と、今までの歴史が示していますが、イラク戦争もそれを証明しているようです。

konbinさんの「外国の困っている人たちを助けてあげようなんて高尚なことを考え、・・・」というお言葉には、非常な皮肉が含まれている感じがします。でも3人は、「助けてあげよう」というのではなく、「助けたい」というお気持ちだったと思いますし、それが「高尚なこと」などとも考えていなかったと思いますが、そこはkonbinさんと私の感じ方の違いかもしれませんね。でも、「実際にイラクまで行けるのも、日本が豊かで平和な国だからです。そんな日本を作り、維持しているのは、勤勉な国民であり、」というところまでは私も同感です。ただ、「いろいろ問題はあるものの総体的にはまともな自民党政権です。」という主張は、私とは異なる見方です。バブルを作りそのバブルを弾けさせたのも、今の学校教育における管理教育を指導したのも、そして議員が国民年金をないがしろに出来る年金制度を作ったのも歴代の自民党政権でしょう。ま、それを崩せなかった一時与党となった今の野党の責任でもあるでしょうが、兎に角自民党がまともかどうかと言う見方には、賛否両論あるでしょうね。

日本に、マレーシャのマハティールさんの様な指導者がいたら、もっと違った日本になっていたと思います。ある国際会議で、マレーシャから来られた方が「日本での女性に対する社会の扱いは、私達の国より遅れている。」と仰っていました。そしてITなどの教育環境でも・・・。

「母国が安泰でなければ外国でボランティアもできなくなるのです。」と言うご意見には賛成です。ただ、折角安泰だった日本も自衛隊派遣で、テロによる破壊の危険も出てきましたし、仲の良かったイラク人やアラブの人々との関係もおかしくなって来ましたけど・・・。

みちさんの「私は議員の反日分子発言には嫌悪感を感じます。民主主義国家の中で、愛国心的なものを強要されているようで嫌ですね。」という感覚には、私も共感します。

「政府の考えに背くな」という人々は、政府が「今から戦争を始める。」と言っても「はい!」と言うのでしょうか?そして兵士になった時、米国の兵士達の様に、国際法には背いても、自国の上司の命令通り捕虜を拷問に掛ける道を選ぶのでしょうか?

余談ですが、100歩譲って、例えイラク入りの際の安全管理に慎重さが足りなかったという批判を受け入れても、現政権による政府とは異なった考えや思想を持ったからと言って、自分の信念に基づいて誰もやりたがらない部分へのブランティアを自衛隊派遣前から行っていた人の善意とその行動の為の寄付行為を、全て無とか悪だと感じさせ、彼女が一生を通じてPTSDを背負わなければならないかも知れない程のバッシング(非難・攻撃)を行った人々は、自分自身、彼女の行為によってそれ程の被害を彼女から蒙っていたのでしょうか? それを納得出来る様に証明して欲しいものです。

もしそれが、自分の感覚とは違う事への嫌悪感だけからなされたのなら、嫌悪感を感じるまでは夫々の自由ですが、バッシングをしたことへの責任を取るべきです。自己責任とは、5人にだけでなく、どんな人にもあるものですから。

高遠さん達が受けた「心の傷」に対して、イラクの医師による「PTSDが起こる可能性」という診断と日本の医師による「急性ストレス障害」という診断名の違いをさえ嘲笑って「何で診断名が変わるのか」とか「PTSDに逃げた」とまで言及する日記が有りました。これは医師の言葉を誤解した事から来るものと思います。PTSDは、命の危険を感じた人がなり易いので、イラクの医師は将来への可能性として述べたものであり、日本の医師の診断は現在の状態へのものだと思います。

現に、上記の高遠さんの状態は、DSM-IVにあるPTSDの診断基準「C.(2)外傷を想起させる活動、場所または人物を避けようとする努力。」(これが記者会見に出られない状態だと思います)「C.(5)他の人から孤立している、又は疎遠になっているという感覚。」と「C.(7)未来が短縮した感覚(例:仕事、結婚、子供又は正常な一緒を期待しない)。」を満たしています。そしてもっと時間がたって、1ヶ月以上この状態が続き、フラッシュバック(例えば成田での「税金泥棒」などというプラカードや高遠さんのHPの掲示板や彼女が目にしたものに書き込まれた罵詈雑言・非難・中傷の言葉などが、今見ているかのようにありありと急に目に浮ぶ事)等が出てきたら、真性のPTSDとなるでしょう。そうならないことを望みます。

PTSD及びどんな性格の人がなるのかに関してこれ以上知りたい方は、「トラウマとは 『PTSD の基礎知識』とその中の『PTSDには全員がなりうるのか』(http://www.angelfire.com/in/ptsdinfo/about/pt2a.html)」をお読みになると良く分かると思います。

次回は、「いじめ」とPTSDに関して書きたいと思います。





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最終更新日  2005年12月01日 14時36分59秒
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