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テーマ:障害児と生きる日常(4469)
カテゴリ:社会とのつながり
色々と書きたい事はあったのに、いえ有り過ぎて、書く時間を取れずにご無沙汰しました。毎日覗いてみて下さった方、本当に御免なさい。
月曜日は、4日の日記に書いた見学やボランティアを受け入れて下さるという施設へ行ってきました。市川にある知的障害者の通所更生施設ということでしたが、障害者の方々のケアと働く場とを、一人一人の障害や個性に合せて提供していらっしゃいます。メールを下さったSさんが施設を隅々まで通所者の作業内容を説明しながら案内して下さいました。 相性の良い人たちでグループを編成してあり、本当に夫々が出来る事で助け合って、雑巾縫いやハンガー磨き、洗濯バサミ、箸置き、コースターなどをとても上手に作っていらして感心しました。案内して頂いた後は、私もボランティアとして仕事を手伝いました。勤務時間中は、皆さん、スタッフの方々のさりげない援助・指導を受けながらも静かに整然と仕事をしていらしゃいました。スタッフの方々も一人一人の個性をよく引き出していらして、時にイライラする人があっても適切に対応されているのには感嘆しました。 そして昼休みや休憩時間になると、みな伸び伸びと遊んでいらして、仕事中は静かだった方が、元気に飛び跳ねたりしている様子も見えて、きちんとTPOをわきまえての変化だと知りました。やはり大人ですね。障害者が、安心して有りの侭の自分でいられて、しかも有りの侭の個性を生かして働ける、こんな場があると、障害児を抱える親御さんも安心だな、と感じた事でした。ただ、内職的仕事なので賃金は安いそうで、そこの仕事だけでは経済的自立は出来ないでしょうが、その辺の難しさがクリアされると理想的ですね。 私自身のボランティアとしての仕事は、やはりお子さんの施設での仕事の方があっていると感じましたので、その旨をSさんに申し上げました。でも障害児達が大人になったとき、この通所施設のようなところがある事を知っただけでもとても有り難く、将来のことに関して相談に乗る時なども参考にさせて頂きたいと思いました。そこで何かあったら私の相談にも乗って下さるようお願いしましたら、快く承知して下さいました。 お陰様で、この日は一日、良い気分で過ごしました。 (月曜日のことでしたので、今日はもう13日ですが、7日の月曜日の日記として記しておきます。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月01日 14時21分57秒
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