オーストラリアで労働党が勝った。
オーストラリアで労働党が勝った。この政党は、日本の共産党とか社民党のような非現実的な政策は掲げていない。だから、日本にとって大きな心配はいらないが、考えるべきことはある。今度の首相は、おそらくアメリカとの関係は維持しながらも、中国にも融和的な外交政策をとるはずだ。と、考えると、アメリカでは中国寄りのヒラリー政権が誕生すると、太平洋において、アメリカ、中国、オーストラリアの関係が出来上がってしまう。これに、東南アジア諸国連合が加わると、日本は封じ込められる。韓国では、北よりの政策や外交方針は大統領が変わっても、大きくは変わらないだろう。まさに、完全な「日本包囲網」が出来上がる。少なくとも、「日本軽視」路線がアジア・太平洋においてくっきりとあぶりだされる。にも関わらず、福田は「相手が嫌がることは言わない」という意味不明な外交方針をとっている。こうした情勢を見抜いているのだろうか?いかにも、頼りない首相だ。