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元プロレスラーの、キラー・カーンの取材を終え、 原稿を書き終えたところだ。
新日本プロレスは、たしかにおもしろかった。
内紛もあり、妙な人間関係も見えてきて、 新鮮ではあった。
そんなころの話も、取材では聞くことができた。 すべてを記事にすることは難しいのかもしれないが、 考えさせる内容ではあった。 プロレスラーとはいえ、 やはり、会社という組織の一員であり、 社内権力者の庇護のもとにいると、いいのかもしれない。
その軌道から外れると、 なかなか、奥の深い世界に陥るのかもしれない。
とはいえ、当時の新日は強烈なエネルギーがあり、 そこから、多くの選手が登場したことも事実。
創業10~20年前後の頃だったから、 社内の態勢も十分にはできていなかったのだろうか。
この取材を終えた数日後、 市ヶ谷付近の、損害保険代理店の経営者を取材する。
大企業のトップが、アホであるか、それとも、優秀であるか、で しばし話し込む。
取材のテーマは、これではないが。
2人とも、
経済雑誌やビジネス雑誌の、自称・記者などが、 大企業=ぬるま湯、中小・ベンチャー企業=実力主義とのたまう。
大企業が、ぬるま湯ということはありえない。
社員間の競争の中身やレベル、 昇進・昇格のからくり、 さらに人事制度や賃金制度、人事異動などの実態を きちんとみると、むしろ、相当にし烈な競争が 行われている、ととらえるのが、事実関係として正しい。
リストラの進め方もおおむね巧妙であり、 したたかに行っている。
このあたりは、中小・ベンチャー企業はずさんであり、稚拙。
ほんとうの競争社会ならば、 本来、リストラなどは必然的に巧妙になるはず。
そもそも、 中小・ベンチャー企業の多くは、 定着率は低く、人材のレベルも概して低い。
大企業とは別世界なのだ。
これなどは、ごく当たり前の見方なのだが。
大企業の経営者といえば、 不祥事で謝罪をする様子がよく報じられる。
あそこだけをみると、たしかにさえない。
さえないように見せるのが、 あの場での責任なんだけど、 そのことも見抜けていないのかね。
先週は、5件の取材だった。
ありがとうございます。
今週は、3件。
よろしくお願いします。
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Last updated
2020年06月20日 23時24分00秒
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