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20年近く前、その局を代表するニュース番組があった。 キャスターは、まさに才媛という雰囲気。
メリハリがきいて、安定感のある司会で、 一時代を築いたのかもしれない。 その功績は、いつまでもたたえられていい。
20年ほど前のある日、 このキャスターがお忍びで、北朝鮮に入ったと 番組スタッフ複数から聞いた。 たしか、 あのビルの部屋だった。
噂というレベルではなく、 相当に信ぴょう性の高いものと思えた。
このことを知る職員は 少なくとも数十人はいたはず。
朝鮮総連から、 あるルートを通じて このキャスター周辺に話があったようだ。
総書記が、かねてからのファンで、 一度、会いたいとのことだったらしい。
本人がなぜ、承諾したのかはわからないが、 朝鮮総連を通じて北朝鮮に入ったようだ。
「取材」というわけではなく、 その後、このキャスターが担当する番組で 「独占インタビュー」などとして報じられたわけでもない。
本人がひとりで入ったのか、 それとも…そのあたりも見えてこない。 キャスターが「取材者」といえるのかは かねてから意見のわかれるところだが、 あの男に会えるチャンスがあるならば、 報道人としてトライしてみるのは いいことなのかもしれない。
そこまでは、異論はない。 この局の経営基盤が、国民から広く 何らかの形で徴収し、それを受け取る形で 成り立っているのならば、 「軽率」「軽薄」といった批判はまぬがれえない、と思う。 北朝鮮は当時も今も、日本とは国交がなく、 らちの問題などを抱え込んだままだ。 国交が回復したとしても、 らちの被害者への補償の問題は残る。
先方の、国としてのお詫びも、 形として残す必要がある。
こういう深刻すぎる問題がありながら、 なぜ、北朝鮮にお忍びで入ったのか…。
白いBMWをさっそうと乗り回す姿は たしかに知的で、恰好よかったのかもしれないが、 もっと局内に、社会に向けて 最近になり、様ざまな場で 長年にわたり勤務した職場を 否定するかの話をするのも、 「知的」でいいのかもしれないが、 疑惑は残ったままだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年01月23日 17時27分59秒
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