元プロレスラー キラー・カーン【前編】
元プロレスラー キラー・カーン【後編】
元プロレスラーのキラー・カーンが
自転車のひき逃げで、書類送検をされたとのこと。
事実ならば、問題あるけど。
いろいろな記事を読んだが、
デイリーのものがもっとも笑えた。
確かに、
キラー・カーンはくせのある人ではあったからな。
2017~18年に
キラー・カーンが経営する新宿の店で数回取材をして、
記事にした。
パソコンを持っていないようだったから、
郵送で企画や原稿のやりとりをした。
73歳だから…。
今の時代、郵送はあまりないけどね。
企画や原稿を読み解く力は、異様に高い。
(ここまで丹念に読む人も10~15年にひとり)
平均的な力の編集者よりも、その意味の力は上かもしれない。
編集者の力が低すぎるのもあるけど。
頭のいいひとに見えた。
お金には、極めてしっかりしていた。
(めったにいないけどね、ここまでは…)
グレード・カブキさんとは、
同世代のレスラーでありながら、
性格や気質などは正反対に見えた。
カブキさんがアホ、という意味ではないけど。
カブキさんは成熟した大人って感じ。
まさに職人気質で、
コテコテのたたきあげ。
キーラー・カーンは片足が不自由で、
ひきずっていた。
「自転車がないと生活ができないと
話していたな。
確かに、そんな感じだった。
190センチ、110キロくらいが乗るから、
大きな自転車だ。
認知症の症状はなく、
取材時のやりとりはきちんとしていた。
運動神経は、やや鈍くなっていたのかな。
電話での対応も的確で、
60代前半くらいの印象がした。
仕事には全力投球で、
手を抜かないタイプ。
半年程前にも、電話をもらった。
テーマは、あるプロレスラーへの不満。
このテーマが多い。
ただ、35年程前の話で…。
ここまで古い話を今日のことのように
話す人も少ないけどね。
きわどい話のオンパレードで、
記事には到底できない。
電話で話し込むのが、好きみたい。
どこか、さびしい感じがする。
心が病んでいるのかな…。
毎回、長い電話になる。
それよりも前に、電話を何度かもらったが、
長い場合は1時間半ほどになった。
今回の事件は、真相はどうなんだろうね。
今度、あの店に行ったら、聞いてみよう。
報道だけですべてを判断すると、
「従軍慰安婦」になってしまいかねないから。
いずれにしろ、自転車運転のマナーや交通法規の徹底、
罰則強化は急務。
政治が動いていない気がする。
ジャイアント馬場さんは俺にとっていい上司だったんだろうね
こつこつやるしかないよ。それが、プロなんじゃないの?