日本一の朝を迎えられるため・・・奮闘記

2007/05/14(月)22:14

西の魔女が死んだ・・・本との出逢い

diary(192)

この本との出逢いは、ある企画との出逢いから始まった。 子供の頃から25歳くらいまでの間、本を読むと言えば「釣りキチ三平」とか漫画が多かった僕が、いつしか読みかけの本が常に無いと気がすまないと言うようになったのはどうしてなんだろう? ある時期からは、気になる本を買いあさり、後から時間があるときに読み、読み終わってしまうとなぜか無性に本との出逢いを求める自分がいた。 ただ、書店に並ぶ「売れ筋」「話題の本」コーナーは以外に興味のそそる本が少なく、いつしか本との出逢いを偶然(必然?)に知る機会を待つ身になっていた。 ここ最近はブログでお知り合いになった方から頂いた本(父からの伝言)や送って頂いた本(あなたの運勢)など、購入しないで手に入れることが出来(笑)、尚且つとても読み甲斐のある本に恵まれた。 それとブログで紹介されている本をAmazonで購入したりしているが、最近ある企画から出逢った本が「西の魔女が死んだ」と言う文庫本。 今まで実は比較的文庫本を読む機会がなく、今回購入してみて手軽に安く手に入る本なんだとあらためて気付かされる。 この本、梨木香歩さんと言う方が書いていらっしゃり、約13年前に出版されていた。 この本を知り、すぐに欲しかったのだが、あいにく我が町にあるスーパーの中にある書店では規模が小さく売っていなかった。 で、甲府の街に下りる用事を見計らって、甲府の書店に。 そもそも文庫本を購入した事の無い僕は、探すのに時間もかかりどんな分野のどんな本なのかもあまり知らなかったので、書店のレジの方に尋ねると、そのカウンターの中にいた一番年配の女性が、笑みを浮かべたかと思ったら、何の迷いも無くあたかも売れ筋の本の棚から渡すかのように「ハイ、どうぞ」とものの1分もしないで手にする事が出来た。 まるで僕がこの本を買いに来るのを知ってて、「来ましたね、こちらですよ(笑)」と言っているかのようだった。 買った物の、時間がない事にくわえ読み方が遅いので、まだ数十ページしか読み進んでいないが、内容はとても興味がある本なことは間違いない。 ただ、なぜか情景がイメージしずらい本だな~と言うのが正直な感想。 脳みそがまだ若い(良い言い方ですね)せいか、ハリーポッターの本を映画を観る前に読んだ時は行った事もないイギリスの風景や登場人物の背格好までイメージ出来、実際その後映画を見た時に、寸分狂わない登場人物を想い描く事が出来ていた。 それを考えると、本で何かを人に伝える事の難しさを実感。 何れにしろ、数日は活字中毒症状が出なくてすみそうだ。

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