2007/06/02(土)11:35
朝EXPO最終日
今日で朝EXPO Vol.2も最終日。
2週間(10日間)でいろいろなプログラムが行われ、会場へは朝早くからたくさんの方で賑わいました。
東京のど真ん中とは言え、朝の丸の内は気持ちが良かったです。
人もまばらで、道行く人も自分のペースで歩いていて、人込みの中をかき分け歩くと言ったようなキリキリ感もなく・・・。
最終日のゲストはサーフィン写真家の傳次郎さん。
トークライブではあったのですけど、傳次郎さんの提案で、ゆるゆる映像を観てもらいながら「HAWII」を感じてもらい、仕事前の気分をゆったり過ごしてもらい、穏やかに出勤をしていただくと言うプランに変更。
ナビゲーターとして参加した僕は、傳次郎さんのペースにあわせながら進めていくうちに、いつしか自分が気持ちよくなってゆるゆるとしてしまいました(笑)。
日頃からゆるゆる生きている僕にとっては、ただ戻っただけなんですけど・・・。
傳次郎さんは、海の映像を撮りながら、自然の驚異と、そして守らなければいけないものを感じ、現在自分の写真や映像を通し、地球環境の変化に対してのメッセージを送り続けたいと言う事で、最近度々来日をして、精力的に活動をしています。
僕が傳次郎の撮った写真との出逢いは衝撃的な想い出が残っていて、最初何気なく見せてもらった写真と言うのが、あの伝説のサーファー「ジェリーロペス」を写している物なのですが、大きく崩れかけている波の部分に、ハワイの神の顔が現れているのです。
この写真を撮った時の傳次郎さんは、既に体力的にも衰えを見せ始めていた頃で、撮影した後帰しに戻るのも大変なくらい大きな波のときで、命がけで写した写真だったそうです。
波乗りをやって、多少大きな波を体験した方ならわかると思いますが、大きな波のときはゲッティングアウトといい、沖に出ることすら難しい。
そして岸に帰るには、波に乗れていればそれなりに良いのですが、一度波にまかれた時は、天地はわからなくなるし息は苦しいし、それよりも崩れ落ちる波の衝撃と言うのはボードがまっ二つに折れるほど物凄い衝撃で、水だといって舐めていると大怪我をします。
そんな状況の中、死に物狂いで岸に辿りつき、映像を観た時、傳次郎さんの目に映ったのがその波の崩れる中で現れた、神の顔・・・。
そしてこの後、更に二つの神がかりな作品を撮っている。
一つは昔の軍人のようないでたち。
そしてもう一つは女神が手を広げている写真。
この写真を大きなパネルで観た時、まさに息が止まる想いになり、全身に鳥肌が立った。
談合坂で迎える朝。
トークライブの風景。この時点では普通のトークライブ。しかしこの後から傳次郎ワールドの炸裂(笑)。
「HAWAIIを丸の内へ」と言う事で、気温8度の八ヶ岳からアロハで行きました(笑)
終了後、大勢の人が作品に目を向け、サインの列。
第二回朝EXPOもあっという間に終了。
メッセージビデオがPodcastから配信されています。(中西圭三さんの撮影は、我社のオフィスにて行いました。ログハウスです。)
僕的にはいろいろな方と出逢い、感じ、実りあるものになったけれど、大事なのは来場された方にどこまで喜んで頂けたか。
第三回はまだ未定だけれど、皆さんの反響次第では秋にまた開催されるかも知れません。
そしてこの夏は、本場八ヶ岳でもいろいろなイベントが開催されます。乞うご期待!