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ジオパーク認定直後、あまりにもタイムリー過ぎ。
なんか人為的なものを感じなくもないですが、凄い発見です。 巨大ワ二の化石の発見! このワ二、マチカネワニと推定されるとのことですが・・・・ マチカネワ二・・・て? で・・・早速、困った時のウィキペディア ここで注目したいのは学名にToyotamaphimeia machikanensisが提唱されている点である。 ワ二に化したトヨタマヒメに因んでというところである。 トヨタマヒメ=豊玉姫は、お伽話 海幸と山幸 に出てくるお姫様。 ウィキペディアには、さらっとワ二の姿になったお姫様と書いてあるが、要は鶴の恩返しと同じパターンの話で本性(あるいは本国人と表現される)を見られた女が去っていくという話である。 さらにウィキペディアを読み進み、トヨタマヒメの項である。 この注目点は2つの点で注目すべきである。 ワ二があっさり、何の説明もなくワ二と表記されているがワ二とは何なのかという点。 そして、それが海人族がワ二をトーテム(崇拝の対象?)としていたのではないかという点。 ひとつ目のワ二。 ワ二とは隠岐をはじめ山陰ではサメを指す。それがここ数十年で流布されたせいであろうか、前述のお伽話の絵本では昔は所謂全国的に言う所のワ二、即ちアリゲーターが描かれている事が多かったが、最近では所謂サメ、シャークがワ二として描かれていることが多い。 ただ、隠岐ではこの鮫の事を鱶(フカ)ともいう。ワ二とサメとフカは違うとも言われるが、その線引きは少なくとも現在では非常に曖昧である。但し、何の本だったのか記憶が定かではないのだが、昔の記録においてその名が併記されていることからして、何らかの区別があったことは確かなのである。一口にサメと言っても、その大きさ、外見は多様であり、何らかの識別があったとしても不思議ではない。 しかし、アリゲーターはないのではないかというのが、これまでの見方だったのはないか。 二つ目の海人族のトーテム。隠岐の創生伝説は、木の葉人と海人の来島から始まる。 化石と来島の間にはあまりにも時代的に差がありすぎるが、何か関係がないだろうか。 なんとも、とりとめもない感想であるが、少し気になる話である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月12日 23時19分39秒
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