時は流れても、私は流れず
お久しぶりでございます!こちらに書き込むのは、実に1年以上ぶり。他の所で繋がっているお友達もいらっしゃれば、ダウン症検索で、こちらを訪ねて来てくださる方もいまだにいらっしゃいまして本当に本当に、ありがとうございます!まずは、私とウーの近況をば。ただいま、私たちは大阪を離れて、東京に暮らしております。私の母を奥さんに迎えて(笑)、私は一家の大黒柱。愛と気合だけは忘れずに、母ちゃんがんばっております!ウーは支援学校の4年生。大阪とは異なる環境の中ですが、こちらに来てから、体調を崩すこともなく遅刻も病欠もなくゴキゲンにやっております。もうこちらへ来てから1年半が過ぎました。なぜ、上京したのって?息子の将来のためですよ~!なんて、優等生ぶった理由は申し上げません。私のためね!人生も後半戦に差し掛かって、やってみたかったことを色々と書きだしてみたのです。チャレンジしてみたい仕事や、生きていく上での、私にとっての楽しみ。それらを叶えてくれるのは大都会である東京だなあと思いました。若い頃の方がチャンスはもっとあったでしょう。しかし、肝心の自分の覚悟や準備が整っていなかったのね。もっともらしい言い訳をつけて、落ち着かなきゃって思ってました。でもね。落ち着くって、なに?何のために、誰のために遠慮するんだろう?やっと、私は自分の心を解放するすることができました。もちろん、さすがの東京はウーにとっても、素晴らしい支援が整っています。大阪時代に涙を飲んであきらめていたことが(知的障害者には紙パンツの支援はないですよ~とか、タクシーの補助制度はないですよ~とか、学校送迎のヘルパーは無理ですよ~とか)当たり前に制度として利用できます。シングルで子育てをする者にとって、そういう細やかな支援こそ、本当にありがたくって私のストレスが減りました。そして、大都会のよいところは、人種も性別も障害の有無もあらゆることを暮らす人が多い分、全て飲みこんでくれるところです。色んな人がいるからね~!って、感覚が普通にあるので、シングルマザーであることのきつさだとか、障害を持っているウーへの変な目線などが圧倒的に少ないわけです。この自由な気分は、東京に住まう何よりの良さかなあ~と、私の中では思っております。私の好奇心による「やってみたいことリスト」の項目も次々と叶えられております。私にとっての神のような素晴らしい表現者の方々に触れるというのがほとんどの項目を占めてるんですが(笑)。でも、愛する関西の事は、決して忘れてません。大阪で頑張っている、ウーの戦友たち。戦友の母仲間。お世話になった医師や療育関係や、保育園や学校の先生方。この出会いなしには、今の自分達親子の笑顔はなかったなあとあらためて、感謝申し上げます!そして、すっかり遠のいてしまいましたがこちらのブログで出会い、励ましてくださったお友達の皆様、皆様のお子さん方の成長と幸運を、お祈りしています!自分の目標は、障害を持つお子さんを育てる家族がどこに暮らしていても、自分らしく、文化的な生活を送れるようにすることです。ささやかでも、発信し続けていこうって、あらためて感じている、ウー、10歳を迎える年の晩夏です。