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2009/12/26(土)19:24

ウーのクリスマス

育児&育自(100)

やれやれ。昨夜までは若い子や子連れが 街の主役だといわんばかりに繰り出していたが、 一夜明けて、 おばはんパラダイス! ときめく聖夜。あれは夢だったのか?というくらいに 正月まっしぐら~。 ほんまに、日本の商売人は大変よね。 ディスプレイから演出から音楽から早変わりやねんもん。 群れているおばはんの正体。 それは年越し買い物特攻隊。 掃除もしなあかんけど、料理の段取りも気になる。 せっかく新年やし、なんか新しいものを買いたい。 とにかく、下調べしてみよ。 って感じで出てきてる気がする。私もその一員。 いややねえ。 昨日まで普通の値段やったカマボコなんか一斉値上げ。 っちゅうか正月バージョンだらけで、普通のが無い。 だって、大晦日の蕎麦に入れるのはフツーのでいいのに。 だから、違う店のも見てみることに。 こっちは普通のカマボコもあるけど、うまくぎりぎり年末まで持たない消費期限。 ちっ! ふんだ。にしんそばにするもんと作戦変更。 とまあ、すっかりクリスマスなんて何のことって感じなのだが… ここに一人、どうしてもクリスマスを続行したい男子が。 その名はウー。 母がツリーをしまおうとすると、 「アカンの~」と号泣。 園で作ったサンタのブーツも容赦なく片付けようとすると 「やめて~」 そして♪ジングーベージングーベーと今日も歌っている。 世間のよき父母や祖父母達は、一昨日~昨日にかけて 眠る子どもの枕元や、ツリーの下に サンタさんからのプレゼントを用意したのだろうね。 ここで私の実家のクリスマスを振り返ると 幼児の頃は家庭内でクリスマスの記憶がない。 小学校にあがった頃、家でもクリスマスをしたくてねだったら、 「うちは真言宗やから、サンタさんは来られんとよ」と祖父は宣言しておった。 「あれは、外人さんの祭りばい」と祖母も同意していた。 しかし、心優しい叔父が、ツリーとケーキを買ってくれ、 プレゼントもくれたのだったわ。 「サンタさんはキリスト教の家しか行かないから、サンタさんは来ないけど そのかわりに家族が買ってもいいことになっている」と 今にして思えば、なんとも苦しい辻褄あわせをして姪のために喜ばせてくれたんだろうね。 祖父もあわててプレゼントをくれたが、その中身が「お大師さま物語」の絵本。 どこに奇跡をおこしたとかいうアレね。池ができたとか、豊作になったとか。 私の頭の中の鈴の音は、お遍路さんの鳴らすやつ。 白い衣に身を包んだお遍路さん達が、ご詠歌を詠いながら旅路をゆくイメージ。 もうわけわからんクリスマス。 ああ。 環境とか教育って、すっごく子どもに影響与えるよね。 だからヤンスカ実家では、クリスマスより正月が大事! お大師さまの命日が大事! (毎月21日には京都の東寺さんの縁日に祖父母と行ってたわ) まあ関係ないけど、私なんか十字架モチーフのアクセサリーにも抵抗がある。 あれは、キリスト教の大切なシンボルやから、仏教徒の私が気軽につけられんと 真面目に思っているの。人にいうと爆笑されてしまうねんけどね。 そんなわけで、ウーにも凝った演出は一切なしで 「はいクリスマスプレゼントやで~」と手渡し。 私と夫からはトーマスのカードとシールブック。トーマスの手提げケース。 あとボッタクリ甚だしいトーマスのお菓子セット。 祖父母からは、「はたらく車セット」。憧れのショベルカーやバスやミキサー車など 6台入ってる。 ウーは目をキラキラさせて 「うわあ~いいですね」と喜びの声をあげた。 どれから遊ぼうか嬉しいパニック。 「いいねえ~クリスマスだね」 「うれしいね~」と何度も繰り返す。 ほんまにね。こんなに楽しそうな姿を見るとね、 も少し、理解力が出てきた際には、母ちゃんはりきってクリスマスイベントをやるよ。 どうしてもね、仕事柄カレンダー通りにはいかないんだけど。ごめんよウー。 うちの子に生まれたからには、その辺はこらえてね。 今年も22日に家のクリスマスやって、 24,25と父ちゃん不在、母ちゃん仕事だったからなあ。 ともかく楽しい冬休みにしような、ウー。

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