2012/02/14(火)00:12
Ridente la calma 今歌っている歌
モーツァルト作曲。そうではないというう説もありますが・・・。 建築様式がゴシック建築からロココ形式に移っていくのと同様、音楽もだんだん軽快になり、フリルのついた音楽になって来る、そこを軽快に・・・と先生のご指導。 力を入れないで流れに任せるように歌うのが難しいのですが、また楽しくもあります。フリルをつける時は、最初にアクセントを置いてとご注意。最初をしっかりしないとふにゃふにゃになってしまう。その様式美。 古典音楽はそういう様式美に支えられていると先生。 子音の発音をしっかりと言われる。timorのrとかcorのrは30回位巻くつもりで・・・、と。いや300回とおっしゃったかしら。その位巻かないとはっきり聞こえないとおっしゃる。つい油断していると巻くのを忘れるから、いつも頭に置いておかないといけないんです。日本語にはありませんものね。 この歌詞と日本語訳をwebから載せさせていただきます。こんな気持ちで歌わないといけないんですね。Ridente la calma
Nell'alma si desti;
Ne resti un segno
Di sdegno e timor.安らかさが、ほほえみをたたえて
心の中に湧きあがってくる、
腹立たしさや不安の思いは
跡かたもなく消えて行くがいい。 Tu vieni frattanto
A stringer, mio bene,
Le dolci catene
Si grate al mio cor.恋人よ、お前がやってくる、
そうこうする間に ---
あの甘美な鎖を、こころよく
私の心に締めつけようとして。 西野茂雄訳 CD[EMI Angel CC30-9018] 最後にこの歌のYou Tubeを載せておきます。色々ありましたが、まあまあ、先生の指示されたことが良く伝わる歌を選びました。バーバラ・ボニーさんは好きなんですが、ちょっと載せられた映像が過激なので止めました(あくまで主観的にです)。 この位に歌えるといいんですけど・・・。