704755 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

    弥々*とはず語り   

2005.01.27
XML
カテゴリ:お葬式
お斎と書いて‘おとき’と読む。ご存知の方もいらっしゃるだろうが
葬儀の場において、この言葉が死語になりつつあることが気になるので
今日はちょいと触れておきたい。

「お斎」は耳に馴染みない方も、「お清め」と言う言葉はご存知ではないだろうか?
そう、法要の席で振舞われる食事のことである。
だが、この‘清め’と言う言葉がタブーな宗派があるのだ。

死は穢れ無きものと意味付ける浄土真宗である。

この宗派では、清めの塩も必要ない。冥福、安らかにと言う言葉もタブーなのである。
当然食事の席もお清めとは言えない。そこで「お斎」となるわけだが
最近この‘お斎’という言葉を知らない方が多く
司会のコメントとしてわかりにくいと注意を受けた。

弔問客にわかりにくい言葉は使っても意味ないから違う言葉でといっても
お食事の席では何だか日常過ぎるし、そこで「通夜振舞」という言葉を使うようになった。
ところが、この言葉すら浄土真宗には腑に落ちないとある住職から指摘を受けた。
振舞うと言うのが意に沿わないのだそうだ。

先日この住職とディスカッションをした。
司会の立場としては、お客に寄り添ったわかりやすい言葉を使いたい。
仏に仕える者としては、教えに反する言葉は困ると・・・
住職の話を聞いていたら、例えわかりにくいと言っても司会者が使わなくなったら
益々この言葉は死語になってしまう。
意味のある仏教用語は、むしろ司会の立場としてきちんと理解し
使いこなしていかねばと言う気になった。
そして住職も、私たちがこういう教えをしっかりと説いていかなければいけないねとおっしゃられた。

それぞれの立場で、仏教の教えを守り、浸透していかねばと意気投合したのだ。
以来、私はお清めのことを「お斎」と言うことに徹している。

時折よそのお式で、浄土真宗なのに、「○○家お清め会場」なんて看板を見るとがっかりする。
葬儀と言うのは宗派によって様々だ。奥が深い。
ちょっとしたミニ知識をもって参列すると、お葬式というのは不謹慎だが意外と面白いぞ。

1-------------------------------------------------------

そこで、本日お立ち寄り頂いたあなたへ、今日のミニ知識はお斎についてである。
【斎(とき)とは・・・ 
小乗仏教の僧侶は正午以前に食事をとり、それ以後は摂らないが
食事をしない時間を非時(ひじ)といい、食すべき時の食事を時食、斎食という。
そのことから、僧侶の食事や法事での食事を斎という。】

他の宗派ならともかく、浄土真宗では、お清めなんて言わないで下され。
「お斎」と使いわけましょう。
そしてお清め塩がないからと騒がれませんように・・・

少しづつ、葬儀については気になることを今後もレポートしていきます。よろしくなのだ。
今宵はここまで。






Last updated  2005.06.18 07:27:06
コメント(7) | コメントを書く

PR

Comments

 どこぞの@ Re:長男坊の意地と親心(03/16) ご無沙汰してます! 台風のニュースを見て…
 @弥々@ Re:姪っ子たちへのプレゼント(03/01) >こちらなら伝わるかなとコメントしてみ…
 @弥々@ Re[1]:『 小さな娘が思ったこと 』(語り12)(02/26) ゆりこさんへ >以前に教えて頂いたボ…
 ゆりこ@ 姪っ子たちへのプレゼント お久しぶりです。 前回、どこにコメントを…
 ゆりこ@ Re:『 小さな娘が思ったこと 』(語り12)(02/26) ご無沙汰しております。 忙しく久しぶりに…
 mamiko@ Re:葬儀日誌vol.4 【菩薩のような方でした。安らかに…】(02/13) はじめまして 涙しながら読ませていただ…
 @弥々@ Re[75]:弥生の足跡帳(03/01) ゆりこさんへ >何度かここを訪れて小さ…
 ゆりこ@ Re[74]:弥生の足跡帳(03/01) @弥々さんへ 少しご無沙汰してしまいま…
 @弥々@ Re[73]:弥生の足跡帳(03/01) ゆりこさんへ >まさかあのメッセージが…

Recent Posts

Category

Archives

2019.11
2019.10
2019.09

Profile


@弥々

Freepage List


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.