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2006.01.10
テーマ：旅のあれこれ(9938)
カテゴリ：三ちゃん
吾が学生時代は【急行・八甲田】で20時間ぐらいかけて 上野から、一路東北を北上し青森まで 鈍行列車の硬い直角椅子の車両で、窮屈ながらも ワクワクしながら北海道を目指したもんだ その八甲田も廃車になって随分と経つ・・・残念だ  今回はオオトリの旅に勢いこんで 憧れの【夜行列車・北斗星】Ｂツイン個室を奮発なり！ 7分遅れで北斗星が、がたんと動き出す さよなら北海道・・・ いつかまた・・・ 三ちゃんは、吾のセンチな思いと裏腹に 北斗星の車内で、ウキウキモード だけどね・・・ 落ち付いてから、列車の小気味良い走行音をBGMに 旅のことに付いてあれこれ話をしてみると 三ちゃんたら、来年は2月に来ようね、だってさ・・・ 吾との二人旅・・・ 取り立てて、何ってことはなかったけれど 三ちゃんには、楽しい旅だったようで・・・ 北海道はあっという間だった・・・ まだ帰りたくないって・・・ その一言が、いつまでも響いており・・・   旅の話は尽きないけれど それ以上に心地良い疲労と睡魔に包まれて・・・ ビール一缶飲み干す事もできずに、爆睡！ 函館の夜景を見たいと思っていたのに・・・ はたと目が覚めたら、青森だった（AM1時ごろ） あぁ・・・本州だ・・・ しばしぼーっと、深夜の雪深い青森の車窓を眺めながら この地に住みゆく人の生活を思いやる・・・ 三ちゃんの寝息が一層高々と・・・ 北斗星の振音も、その寝息に溶け込んでゆく・・・ 旅の終わりは、どうしたってセンチになっちまうのう・・・ この旅で初めて、帰宅した後のことが脳裏をよぎったよ 旅の日々が、完全に過去となり 日々の暮らしが現実にスイッチした瞬間だった・・・ この切替が大事・・・ この切替が欲しくて 飛行機や新幹線は使わない旅をしてきたもんだ だから、吾の旅はたくさんの余暇が必要で・・・ 普段は、あちこち出かけることはないのである 思い切って行くからこそ、人より余計に思いも深くなり・・・ ひとつひとつの旅・・・ ふりかえる楽しみ・・・ その時間が、吾にとって至福の時間であるのだ 6時半、仙台 食堂車・グランシャリオでモーニング 1600円の豪華なモーニング1人前を 親子で分け合って食べる 遠慮して食べない三ちゃん・・・ まるで一杯のかけそばだな＾＾ 食堂車で朝食を頂く、その事も 三ちゃんの心にとどめておきたいだけであり・・・ 吾は、香りたつ一杯のコーヒーで満足なのである ほら！日の出だよ＾＾ 各地で大雪の影響が出て 定刻1時間25分遅れ、12時30分に大宮着  上野まで乗車し、先頭車両を写真に収めるつもりであったが 気持ちの切替が現実になった今・・・ もはや一刻も早く自宅へと、思いは飛んでおり・・・ 大宮で下車し、なれた地元の鉄道に身を預け・・・ 14時 最寄駅に降り立った さぁ、ここから徒歩10分の我家であるが・・・ なんせ重い荷物を背負いながらである 休み休み30分もかけて、14時半、ようやっと自宅にたどり着く 留守番隊は学校で留守なのに・・・ 鍵が開いてるジョー！！！ひぇー！！！！ いきなりの現実怒りモード！！！ はぁ・・・家に一歩踏み入れた途端に 朝食に食べたであろう納豆の香りを嗅ぎ・・・ 北の時間が、夢の中へと深く沈んでいった・・・ さてさて・・・ 早速、荷物を解き・・・ 小休止を取る間もなく、部屋を掃除！ だが、思ったよりキレイで・・・ 留守中、トイレ掃除もしてくれてたようだ（感謝） 三ちゃんはと言えば・・・早速新学期の準備に取り掛かる ブラボー！三ちゃん！！ 食器を洗い・・・冷蔵庫の中を物色 買い物に行かなくても何とかなりそうだ ありあわせの食材で、晩飯の格好が出来た 久々の家事・・・ 新鮮に楽しく取り組めるのも、旅の後だからこそ！ そうこうするうちに、どやどやと家族が帰宅 三人兄弟は久々に、べたべたとまったりんこ＾＾ いつもと変わらず、ほんの少し安堵の面持ちで 三ちゃんを眺める旦那殿・・・ ほっとした吾は、晩飯後に一気に疲れが出て いつのまにやらストーブの前で大の字爆睡モード 食事の後片付けと、洗濯を全てこなしてくれた旦那殿には 最後まで、世話をかけまくりだったのう＾＾ ありがとうは旦那殿へ・・・ 大事に心の中から投げかけた 家族5人なんだね・・・ 改めて深く意識をした帰宅の晩だった 我家の七五三【北篭り】 これで、本当に閉幕だね・・・ ひとつ・・・ 大きな肩の荷を降ろした気分・・・ 母として・・・  記：2006.01.12 09:53:19 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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ドーナツ党首@
