弥々*とはず語り   

2007/11/27(火)23:45

ブライダル日誌から 『 祝婚歌 』 (語り24)

語り日記(58)

時に、おめでとうを唱え 時に、冥福を祈る身である 哀しみは尽きぬものだが・・・ 喜びもまた、面々と連なっていくものである 人と人が、縁(えにし)で結ばれる限り・・・ 今年もまた、笑顔と涙に溢れた数々の場を、お手伝いさせて頂きましたん 縁の導きに、感謝の思いを抱きながら 先日、年内のブライダル司会業を納めましたん ええ披露宴でした・・・しみじみとええ【縁】が披露されましたん バツイチ、再婚同士の新郎新婦 新婦には、中一になる知的障害児のお子さんがいて・・・ 前夫とは、この子が3歳の時に離婚 その後、ダンプの運転手や保険の外交員を務めながら この子を懸命に育て上げてきたそうな・・・ 30代半ばの女が一人、辛く厳しい頃 友人が紹介して下すった男性は、穏かで優しい人だった 息子をなんら分け隔てなく、余計な感情を相容れず あたり前に、我が子のように、慈しんでくれる人だった この子を通じて、凝り固まった心のしこりは少しづつほぐれ ようやく互いに互いを必要とし、信頼を寄せ合うようになり・・・ 内縁関係5年の年月にピリオドを打ったお二人 夫婦となって新たな人生をスタートされたお二人・・・ 一人で生き抜いて来た新婦は、友人らから【鬼嫁】と呼ばれ 既にしっかりと、婿さんを尻にしいておるようだが 初婚の初々しさだけが輝く新郎新婦にはない、味のあるお二人だった 溢れる涙拭うことなく【3人で幸せになります】と挨拶された花婿 その横顔を、しっかりと見据えた花嫁 この新しい家族の歩みに、この詩を贈りたい *いつものように下記下線のタイトルをポチッとしていただくと、語りBarへととびまする* ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆ 「祝婚歌」 二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派すぎることは 長持ちしないことだと気付いているほうがいい 完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい 二人のうちどちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には 色目を使わず ゆったり  ゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で 風に吹かれながら 生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても 二人にはわかるのであってほしい 吉野 弘 作 さぁ、12月12日 ワン・ツー!ワン・ツー!の日でっせ (^o^)丿 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 師走の慌しさもなんのそのぉ~♪ あたり前のことを、あたり前に・・・ ただただ、その日その日を大事に生きたいと・・・ 吾は、ちっぽけな地べたの語り手さんだから・・・ 記:2006.12.12 14:57:21 2005年の9日は菩薩さまの教え 2005年の10日1はなぜかウルトラマン 2005年の10日2はようこそ! 2005年の10日3はF組! 2005年の11日はブライダル日誌vol.9【何気ない日々の中にあるしあわせ】 2005年の12日1は読んでよ聞いてよvol31【おはなしのろうそく】 2005年の12日2はワン・ツー!ワン・ツー!  弥々*とはず語り・語りBar では いつでもお気軽に、語り音声日記が楽しめまする どんぞお気軽に、お立ち寄り下せーまし  とはず別館Goo-net編 も地味に更新中!

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