弥々*とはず語り   

2007/10/12(金)21:16

生きとってくれて ありがとう

思いつくまま(158)

お篭り宣言中ではあるが・・・ 今日は、映画鑑賞日和と勝手に決めて行ってきた これもまた、約束のひとつだから・・・ この作品が映画化される前から、吾におせーてくれた 広島在住の楽友りうりうさんの思いに応えたいから・・・ 『夕凪の街 桜の国』を観に行きましたん! 鑑賞する劇場はここと決めておりましたん! エンディングタイトル(パンフ)にも名前が連なっている劇場 深谷シネマ“チネ・フェリーチェ”だ 実はこの映画、埼玉県のあちこちでロケされておるねん 映画の中の銭湯のシーンは 劇場近くの深谷市内の銭湯でもあるしのう 小さな街の、小さな劇場の、小さなスクリーンで 僅か11名ほどの鑑賞会 シミジミと、ハラハラと、ホロホロと・・・ 桜がこぼれるように、命の尊さが沁みてゆく・・・ 生きとってくれて ありがとうだぁ・・・ あなたが生き抜いてくれたから 今、吾等はこうして知る事ができる 忘れるわけにはいきませぬ・・・ けっして忘れてはいけませぬ・・・ 生きたくても生きられなかった人々の無念を・・・ だから・・・語りついでほしい・・・ 口を閉ざすのではなく、勇気を持って声にしてほしい 生き抜いたあなたの傷を、あの世に持っていかないで・・・ 今生で全て流して、あなたの命を生き抜いてほしい 戦争知らない世代は、あなたが生き抜いてくれたことを 改めて有難く思う そうして、あなたの話を聞いておきたいと思う 被爆2世・3世の方々には 未だ、心の中で戦争が続いているという事も しっかりと語りついでほしい 『これは日本人にしかつくれない映画です』とは、佐々部監督の言葉 『一人一人には歴史があって、お父さん、お母さんがいて  それぞれ住んでいる場所があって・・・  みんな何かを背負って生きているのです』とは、原作者こうのさんの言葉 『なぁ、うれしい?13年も経ったけど、原爆を落とした人は、私を見て 「やったぁ、また1人殺せた!」ってちゃんと思うてくれとる?』 とは、主人公の臨終の言葉 『ものいえぬ人々』の苦しみが、どうか解きほぐれますように・・・ その祈りを繋げるために、深谷シネマでは 11/4(日)~/17(土)「戦争ドキュメンタリー特集」が上映されまする 詳しくはこちら→「戦争ドキュメンタリー特集」 詳細は、深谷シネマHP をお確かめあれ! たまには、東京(大都会)から視線を外し 小さな街の劇場で、静かに心寄せてはいかがですかのう 記:2007.10.12 20:53:21 とんがらしライブで取り上げる語り『 郷愁 』 語りBarで、500アクセスを超えた語り朝の唄リクエスト集の中から 筍センセが読まれた詩『古座川』も とんがらしライブで取り上げまする 音声ブログ【弥々*語りBar】では、語り日記公開中! 別館gooブログ編【とばす語り】は弥々家の日記公開中! どんぞお気軽に、お立ち寄り下せーまし 

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