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    弥々*とはず語り   

2007.12.01
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テーマ:ニュース(68426)
カテゴリ:語り日記

11月28日配信の産経新聞 の記事に目がとまる

高度経済成長期に「金の卵」と呼ばれ
地方から上京して集団就職した若者たちの“駆け込み寺”となった施設
「根っこの家」(埼玉県川越市)が存亡の危機にさらされている。
所有する財団法人「根っこの家」(加藤日出男理事長)が
財政難に陥っているためだ。
同法人は、主催してきた国際学習の船旅「洋上大学」で
平成15年の新型肺炎(SARS)騒動の影響から
大量のキャンセルを出して以来、財政難が続いた。

今年の洋上大学で、根っこの家を担保にして
用船料の一部の支払いを先延ばしにしたが
12月28日までに未払い金約4400万円を船舶会社に支払わなければ
根っこの家が競売にかけられる可能性が高いという。
加藤理事長は「心の故郷をなくすわけにはいかない
命に代えてでも、この家を守りたい」と
支援の寄付を募っている。
 
根っこの家が建てられたのは高度成長期の昭和36年4月。
工場や商店街は労働力を求め、地方の少年少女は「金の卵」と呼ばれた。
親元を離れ、就職列車に揺られてきた若者たちは
大都会の孤独と直面しながらも、身を粉にして働いた。
加藤理事長は、そんな若者を「金の卵」ではなく
重しの下で漬物にされたり、刺し身のつまになったりする大根に例えて
「根っこ」と呼んだ。

根っこの家では約20年間、若者が稼いだお金で両親を東京に呼び
バスで観光名所をめぐったり、根っこの家で自炊したりするツアー
「東京だよ お父さんお母さん」を行ってきた。
地方は貧しく、断腸の思いで子供を都会に就職させた親たちは
再会にとても喜んでいた。
親子は肩を並べて故郷の民謡を歌い、ともに涙を流したという。

川越市のプラスチック金型・成形工場を営む62歳の菅原さんは、
昭和35年、15歳のときに秋田県大館市から就職列車に乗った。
バイクの部品工場で朝から深夜まで働き
6畳一間に5人で寝泊まりする生活を続けた。
「秋田に帰りたいけど、帰れない。先が見えなくて、惰性で働くようになった」

3つ目の職場で働いていた39年、報道で知った根っこの家を訪ねた。
自分と同じように地方から集団就職した若者たちと出会い
「自分だけがつらいと思っていたことの愚かさを知った。
みんなと励まし合い、前向きになれたと言う。
そうして金型技術を身につけながらお金をため
48年には、自分の工場を立ち上げたのだ。

新潟県出身の妻と出会ったのも根っこの家だった。
「自分の幸せがあるのは根っこの家のおかげだ」と・・・



そんな菅原さんの今日までの日々を、師走のこの時期に語っておこう

いつものように語り音声は、下記画像をクリックでどんぞ~♪

根と影
 
   
加藤理事長は
「根っこたちは踏まれても踏まれても、懸命に花を咲かせた。
その生き方を見てきたわれわれだから
この逆境にあきらめるわけにはいかんのです」
と話している。

* 寄付金の問い合わせは根っこの家  TEL 049・222・2759
                   
【根っこの家】
秋田市出身の加藤日出男さんが1953年(昭和28年)
東京の片隅で働く孤独な農村出の若者たちとの出会いをきっかけに
世田谷で旗揚げした。
その後、昭和36年4月、地方から集団就職してきた若者たちの
「駆け込み寺」「交流の場」として、埼玉県川越市に施設を建設。
「美しい花を見て、根っこを思う人は少ない。東京にこうした根っこは何10万といる」
と、語り合いや勉強の集いから始まり、60年代には3万2000人の若者の会に発展。
メンバーには、集団就職者だった森進一(歌手)らもいた。
会員同士の結婚は3000組を超え、新しい世代にも運動は引き継がれている




記:2007.12.01 17:53:21

2006年の12月1日は『月ひとつ、祈りひとつ 』 (語り22)


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Last updated  2007.12.02 23:21:57
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