オハイオ日記

今日の公衆衛生の授業で頭に残ったこと。それは・・・


「歴史上の英雄の話や偉業の話は残るけど、下痢や嘔吐の話は残らないものです。」


今日のお題は、歴史に残る疫病。教授は他にもなくM教授。周りはほとんど納得してくれませんが、M教授は私の中ではかなりポイントの高い教授で、そっけないけど、他の教授以上に生徒のことを考えてくれている気がします。あと、あの人の笑いのセンスが素敵です。

そんなM教授の授業を楽しみにしていたのですが、やっぱり期待は裏切られなかったなぁ。「歴史に残る疫病」なんてトピックを、マニアック笑い（←私と他数人しか笑っていなかった・・・・(^^;)）の耐えない授業にできるのはすごいわ。

それで冒頭の文章の意味はというと・・・

伝説的な戦いの話とか、偉業を成し遂げた英雄の話は歴史上の残るし、本にならなくても地域的に語り継がれるものだけど、その英雄を含む軍隊が集団感染による下痢・嘔吐で苦しんでいて、軍隊自体の移動が遅れてピンチだったとか、そういう話は語り継がれないし、格好悪いので証拠隠滅されて歴史上に残りにくいものです・・・

だそうです。妙に納得しました。


織田信長も、ほうれん草を食べて０－１５７にかかって下痢をしたり、風邪が大流行して嘔吐に苦しんだりした事もあったのかなぁ。