2019/03/30(土)14:24
絵手紙によるお雛様と戦争体験
勤務先のデイケアの廊下にいくつかの掲示物が張り出されていた。
雀2羽が貼り絵になって貼り出されている。
その右側には、たくさんの桃の花とお雛様の折り紙の貼り絵が飾られている。
もう一つ絵手紙がたくさん貼ってあるボードがあった。
絵手紙は全てお一人の作品である。
今年の干支の猪の絵もある、節分の絵や春を待つ思いと自分の希望を絵手紙にしてある。
その中で長文が書かれたものがあった。
内容を読むと、絵手紙作者の「お雛様と戦争体験」が綴られていた。
作者は文面から推測すると、私より8、9才年配の方のようだ。
私は戦争体験の記憶はなく、親や兄、姉の話からの戦争体験しか知らないが
いくつかの聞き覚えのある単語が目に入った。
「疎開」「B29」「焼けの原」
文章を読み終えたあと、自分の子供達のお雛様と比較して楽しいばかりの
ひな祭りではないことを知った。