実母の介護(記2018年6月)2016年1月に、20年以上同居していた義母を送りました。2017年3月、実の父が間質性肺炎で急死したんです。 両親は、我が家から片道1時間半距離にある さいたま市で住んでいました。 以前から下肢身障者2級で肺にアスペルギルスがある母は、家の中以外は車いすの生活。普段の生活も父が家事を行い、喧嘩しながらも二人での生活。 入院する前日まで 老人対象のウェイトトレーニングに行っていたぐらいの元気だった父。 一人で生活できない母。 突然、さいたま市を行き来する生活が始まりました。 実家近くに住む兄家族と交代で泊まり込み、生活サポートです。 父の葬儀後も、11月まで仕事と実家通いと食べ盛りの息子の世話を行い頑張ったのですが、心身共に限界となり、仕事を辞め専業主婦となって母を引き取ることに。 昨年夏に 肺アスペルギルスの治療で入院した際、脳梗塞を起こし、父の急死、入院生活等の影響でしょうか・・、認知症の症状が出てしまったのです。 現在は要介護4。 脳梗塞直後だったので、介護認定が高いです。 実際は、記憶障害・見当識障害の初期段階という感じでしょうか・・。 ・日にちが分からないので、毎日ディサービスに行く日だと思っています。週2は理解しています。予定はすべて翌日だと思い込んでしまう。 ・実家と私の家が分からなくなってきている。なので実家近くの和菓子屋さんに行って来てくれ・・と言われる。 ・服が着れないことが多くなりました。片袖通してないとか・・。 ・トイレでの阻喪も週1以上の回数。 ・季節感が無くなっているので、出かける時は半袖を着たがるけど、家の中では真冬の服を着たがる。 ・言っていることが理解できない。(もっと椅子に寄って・・の意味が分からないという) 介護負担としては、かなり軽い方だと思います。 ただ、如何せん昔から超ネガティブな性格ですので、それがキツイです。 ・病気がどんどん悪くなっていると思い込んでいる。 ・毎日「今日は体調悪い」が口癖ですので、それが普通になっている。 ・自分が最高に不幸な人生だと思い込んでいる上、「こんな年寄りの世話をさせられている私まで不幸だ」と言ってくる。 ・プライドは超高いので、「靴ちゃんと履かないと危ないよ。」に対し、「ちゃんと履いてるよ。」と言いながら治す。 スーパーポジティブシンキングな私と家族にとって、正直 ネガティブ思考には拒絶反応が出てしまいます。 否定してはいけない・・と思っていても、私の人生まで勝手に否定されてしまうと・・つい。 絶賛 自分の心と格闘しながらの介護生活中です。 |