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カテゴリ:仕事・パート
駅前の大きなショッピングセンターで働いてます。
スーパーで商品をピッキングするお仕事なんですが、広い店舗でお目当ての商品を探せないお客様の案内・・というのも、日に十数件あり、それも大事なお仕事なんです。 若い方なら、比較的「探すもの」がはっきりしているのでスムーズなんですが・・。 年配の方は、自分の探している物をうまく説明できなかったり、言葉が出てこない方が少なからずいらっしゃいます。 まぁ、自分だっていつかは訪れる老いですから、仕方の無い事ですよね。 ある程度のキーワードが出てくれば、こちらからいくつかの候補をあげてお手伝いします 例えば「大豆の・・・」で次の言葉がなかなか出てこない場合。 「大豆ですと、乾燥したものと茹でててあってパック状になったものなどもございますが・・」と提言すると、 「あ、ヒジキと一緒に炊きたいから茹でてある方」 「それでは、大豆の水煮でよろしいですね。 長期保存のできる缶と、真空パックのタイプの両方がございますが・・」 ってな感じのやり取りになります。 ただ・・、困るのは短気な方がた・・。 なんとかキーワードを聞こうとするんですが、それすらも出てこなくて、こちらがどうしても理解でいない事があります。 そうるすと 「ああっ、もういいわ、自分で探すからっ! ![]() しかし、今回はその逆のパターンでした。 60歳代の男性。 「流しの下の・・・、扉を開けるとさ・・・」 そう言った後の言葉がなかなか出ず、手で箱のようなジェスチャーを盛んにするんです。 「ひょっとして、流しの下に置く台の事でしょうか??」 と聞き返したところ・・。 「違うよっ!!!、人の話を最後まで聞けっ!!」 凄い大声で怒鳴られました。 「申し訳ありません、もう一度お願いします」と謝罪。 「流しの下の扉を開けると匂うんだよ。だからその匂いを何とかしたいんだけど・・・」 一応10秒ぐらい続きを待ちます。 続かない様子、なので、 「排水溝の匂い・・でしょうか?」 「だから違うって言ってんだろっ。なんで話を聞かないんだっ。(激怒)」 「大変失礼いたしました」と深々と謝罪。 今度はこっちも10分でも待つ覚悟です。 「とにかく案内しろっ」 えーーーっ?? だって「違う」んでしょ?? 仕方なく 「流しの下の匂いとおっしゃられた場合、こちらのパイプ洗浄剤をご案内しているんですが・・」と話しの途中で 「ほらみろ、違うんだよ。 責任者を呼べっっーーー!」 館内に響き渡るような声で怒鳴られちゃいました。 結局、匂いを消す消臭剤が欲しかったそうで・・・。 幸い、事情を聞いた売り場責任者の方はとても良い方で、携帯で話を聞きながら 「事情はわかりました、もう足はそっちに向かって もうすぐ到着しますから大丈夫ですよ」 って言って来てくれました。 でも、その後が・・・。 男性社員が来ると、とたんに態度を変えるんですよね・・。 女性従業員に対して最初から上から目線だったのに、仕事がキレそうな男性社員が来たとたんに 「いやね、流しの下のさぁ~」なんてニヤニヤしながら饒舌に話始める。 それでも、接客業である以上、その間もじっとそばで立って待たなきゃいけないのさ・・。 確かに、言葉が出てこない様子に 勝手にコチラが言ってしまったのは悪かったけど、 その態度ってどうよっ!! そっちは立場の弱い人間を怒鳴りつけて発散できたかもしれないけど、言われたこっちは すっごく嫌な一日を過ごさなきゃいけないって分かってる??? なんだか、行き過ぎたサービス業の競走により、 「自分を神様だと思っているお客様は、従業員を奴隷と思っている」 そんな日本になってきたと思うのは、私だけだろうか・・・。 長文でごめんなさいっ。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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