お盆ならではの出来事?
またもや、日記の内容から10日ほど経ってしまいました。時差がございますが、お気にせずーー。そして、相変わらず文章が長くてすいません。それでは、どぞ。お盆に帰省しておりました。これだけ頻繁に実家に帰る人を私以外に知りません。車で行き来しているんですが、片道5時間。ちょっとそこまで♪(makoさんごめんなさい)の距離ではないんですが、感覚的にはそんな感じ。だって、地元を愛してるんだもの。家も友達もみんな愛してるんだもの。ま、今回はお盆だったのでお墓参りに帰ったわけなんですが。ちょっと不思議な体験をしました。父方、母方のお墓参りも終え、祖母の家にも顔を出しお盆の恒例行事を終えた15日のこと。母と今日はどうしようかねぇ、映画でも見に行こうか~なんて話しておりました。しかし唐突に台所の乱雑さが嫌に気になりだした私。カウンターがあるんですが、そこに母がお気に入りのお皿や骨董品を飾ってるんですね。それが、センス良く並んでいれば何も言わないんですが、ただ数多く並べているだけ。一つ一つは素敵な物でも、お互いがお互いの良さを殺し合っているだけ(えらそーに)そこでちょっと片づけようよ!と珍しく私が言い出したわけです。掃除嫌いの私がこんなコトを言い出すなんて、本当に珍しいこと。母も驚きながらも、掃除に参戦してきました。取りあえず、必要のない物を玄関近くの収納庫に入れようとすると、今度はその収納庫ががらくたの山。台所の片づけが、収納庫の片づけへ移行していきました。どんどんと要らない物を取りだしていく私。名残惜しそうに見守る母。結局使わないんだから、取っておくだけスペースの無駄なんだよ。と説き伏せながら掃除を進めていきました。今度は収納庫の上に飾ってある、埴輪にふと目がとまりました。この埴輪、物心ついた頃から家にある物で今の家のセンスとはだいぶ違うもの。そこで、「この埴輪も、もうお役ごめんじゃない?捨てようよ!」と言うと「こ、これだけは駄目!お父さんとの新婚旅行で記念に買ったお土産なんだから~」とのこと。へぇぇ。それは初耳。それじゃ、この埴輪は捨てちゃ駄目だね~と喋りながらその埴輪を持ち上げると。。。。。はらはら~と一万円札が落ちてきました。ハニワから。吃驚しながら埴輪の中を見ると、更にお札の束。計7万円。泣きながら「お父さんのへそくり、ここにあったんやぁ~」と呟く母。そう、父が入院前に隠したへそくり。結局使うことの出来なかったへそくり。突然私が掃除をする気になったのも、この埴輪の近くの収納庫の掃除をする事になったのも。。。父が呼んでくれたんじゃないかなぁと思えてなりませんでした。お前ら、いい加減気づけよなぁ、俺のへそくり。って言いながら。今まで埴輪の近くに来ても、埴輪の場所を動かしても気付かなかったのに。お盆だから、きっと帰って来てくれてたんだね。偶然と言えばそれまでなんだけど、父が教えてくれたんだ。と思いたい。これがその埴輪。中が空洞になっておりまして、その中に隠してたよ、父ちゃん。しかし新婚旅行のお土産で埴輪ってどんなセンスだよっ!!と天国に向かって突っ込まずにはいられない。