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2007.02.25
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カテゴリ:小説
今日は、やっと昨日読み終えたミステリ小説「焦茶色のパステル」を紹介します。
作者は「岡嶋二人」さん、知っている方も多いかと思いますが、徳山諄一(田奈純一)と井上泉(井上夢人)の共作筆名で、現在はコンビを解消されています。

ストーリーは・・・
東北の牧場で、牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子、モンパレットとパステルも撃たれた。競馬の知識のない隆一の妻・香苗を怪事件が次々に襲う。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた。注目の共作作家の傑作競馬ミステリー。第28回江戸川乱歩賞受賞作品。

あらすじだけ見てしまうと、競馬に興味の無い方はちょっと引いてしまうかも知れませんが、競馬に興味はあまり無い私でも楽しく読めました、血統のあたりは少し難しいかも知れませんが、そうゆうものなんだ・・・と理解すれば問題無いです。
ストーリーは、前半はゆっくりと展開していきますが、後半になると、前半の出来事が全て結びついてきてスリリングな展開となります。

この作品は、1982年に発刊されたので(文庫は84年)25年くらい前のものです、現代なら携帯電話があるので、事件の展開も変わったかも知れませんが・・・



「焦茶色のパステル」岡嶋二人 講談社文庫




「おかしな二人」井上夢人 岡嶋二人の盛衰記 講談社文庫










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Last updated  2007.02.25 12:59:49
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