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「クリスマス」が1週間後に来ますので「井上夢人」さんのミステリ小説「クリスマスの4人」を読みました。 (「BOOK」データベースより) 1970年、ビートルズが死んだ年の聖夜、物語は始まった。その夜を共に過ごした二十歳を迎える四人の男女。ドライブ中の車の前に突然、飛び出してきたオーバーコートの男。彼らは重大な秘密を共有する羽目になった。その後、十年毎に彼らを脅かす不可解な謎と、不気味に姿を現す男。2000年、時空を超えた結末は、破滅か、奇跡か!?奇想あふれる傑作長編小説。 最近、問題になっている「ひき逃げ」(本編では「死体遺棄」もしているが・・・)が事件の発端となり、主人公4人が奇妙な体験をする訳ですが・・・ 私は、始めのうちは「本格ミステリ」かと思い読んでいましたが、話が進むにつれてどうも現実では起こりえない事件などが発生しだし、これはおかしい?と感じ、さらに読んでいくとこれは「SF小説」でした(笑) クリスマスなんで、SFが読みたい・・・という方はどうぞ。 「井上夢人」プロフィール 井上 夢人(いのうえ ゆめひと)は日本の小説家・推理作家。デビュー(再デビュー)作は『ダレカガナカニイル・・・』。 1950年生まれ。徳山諄一との推理作家コンビを組み、「岡嶋二人」というペンネームにて1982年『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞受賞しデビューする。その後、二人で創作活動を続けるものの、1989年刊行の『クラインの壺』を境にコンビは解消され、井上は現在のペンネームである「井上夢人」名で創作活動を続行している。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 クリスマスの4人 長編小説 光文社文庫 著者: 井上夢人 ダレカガナカニイル… 講談社文庫 著者: 井上夢人 警備員の西岡は、新興宗教団体を過激な反対運動から護る仕事に就いた。だが着任当夜、監視カメラの目の前で道場が出火、教祖が死を遂げる。それ以来、彼の頭で他人の声がしはじめた。“ここはどこ?あなたはだれ?”と訴える声の正体は何なのか?ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作。 あわせ鏡に飛び込んで 講談社文庫 著者: 井上夢人 幻の名作「あわせ鏡に飛び込んで」をはじめ、瞬間接着剤で男をつなぎとめようとする女が出てくる「あなたをはなさない」、全篇、悩み相談の手紙だけで構成されたクライムミステリー「書かれなかった手紙」など、選りすぐりの10篇を収録。精緻に仕掛けられた“おとしあな”の恐怖と快感。 世にも奇妙な物語 DVDの特別編 2 世にも奇妙な物語シリーズ「ビデオの特別編」がついにDVD化! 過去の名作がDVDで甦る! ●「2040年のメリークリスマス」出演:萩原聖人/木村佳乃(原作:井上夢人/脚本:高橋留美/演出:小椋久雄)ほか収録 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.18 09:06:49
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