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yellowfoxの巣

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その2

その2 スケジュールはどうなっているの? 2002/10/14
システム開発のプロジェクトには、顧客にシステムを納める
「納期」があり、それまでに「設計→プログラミング→テスト」
といった工程順で開発が行われていく。
当然、各工程の実施期間を明確にするため、スケジュールが必要と
なってくる。

ところが、プロジェクトの中には、プロジェクトリーダがスケジュールを
決めずに、もしくは、スケジュールを決めてもプロジェクトのメンバに
伝えず作業を進めていくものもある。

そうなると、メンバは、
「いつまでにどのような作業を行えばよいのか?」
「次の作業は何をすればよいのか?」
といったことがわからないため、作業がスムーズに進まず、無駄な時間を
過ごしたり、スケジュールとは異なった作業を行ったりして、
プロジェクトに混乱を引き起こす。

また、スケジュールがない、またはあっても、リーダが管理をしていないと
プロジェクト全体としての進み具合(進捗状況)が
「予定通りになっているのか?」
「遅れているのか?」
も把握できなくなる。

そして、管理をしていないリーダは進捗報告会議の場になると、
『できるだけ悪いことは言わないでおこう』
とする心理が働くためか、会議の直前に作成した資料を提出して、
『大丈夫です。計画通りに進んでいます。』
と答える。

そして、納期間近になって、進捗に遅れが発生していることがわかり、
その後は、 修羅場...♪

★★★ 解決策 ★★★
プロジェクトリーダはスケジュールを決め、メンバに伝えることが必要です。
さらにリーダは、その後の進捗状況が、予定通りなのか遅れているのかを
把握できる仕組みをつくり、管理していくことが基本です。
(無能なリーダはこんなこともできない、知らないのが現実です。)

おわり


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