皮膚は色を見分ける!?
今、『第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界』(朝日出版社)という本を読んでいます。とっても興味深いです!そのなかに、オーラソーマ・ファンとしては見逃せない記述があったので、ここで紹介したいと思います、 色を識別する皮膚皮膚が光を「感じて」いることは皆さんも理解できますよね。夏に日焼けをするのは、太陽光のなかの紫外線によって表皮の下にあるケラチノサイトという細胞が反応し、メラニンという物質を作るからです。色の三原色は赤、黄、青ですが、眼に見える光(可視光)の三原色は、赤、緑、青です。つまり、人間の網膜には赤を感じる細胞、緑を感じる細胞、青を感じる細胞があるので、私たちの眼は、色を識別することができます。そこで、「皮膚」の話です。皮膚は紫外線を感じても、それより波長の長い可視光の影響は受けないというのが、長い間の定説だったらしいのですが。これをくつがえす発見がされた訳です。 皮膚と色の実験皮膚の角層バリアを壊し、ここに赤、緑、青のLEDの光を当てる。赤い光を当てると、バリアの回復が早まり、緑は変化なし。青の場合は、バリアの回復が遅れる。その後、培養した皮膚、つまり、神経も血管もない皮膚を試しても同じ結果が得られた。結論皮膚は可視光の三原色に対して異なる反応を示した。・・・皮膚は、色を識別しているのではないか、、、ということです。皮膚のもつ眼の機能、、、私はとっても理解できるのです。なんせ、超敏感肌なもので。場の空気、空間の混雑具合、ちょっとした心理変化、相手の表情、話す相手のお肌の調子、においなどなどにも反応するので、個々の色に反応していても不思議でなし! と正直、思います。でも、とにかくいろいろなことが科学的に証明されるのはいいことですよね。今、オーラソーマのイクイリブリアムボトルのB55「キリスト」とワークしています。赤とクリアーの組み合わせなので、お風呂あがりにお腹周辺に塗布するのですが、(最近、下腹が出ているので、塗る面積が広いのだ)きっと、下腹の皮膚の細胞たちは「赤がきたぞーー」なんて調子で喜んでいるんだろうな。「エナジーだ、生きる情熱だ、グラウンディングだ」なんて、興奮したりしていて。オーラソーマはカラーセラピー&アロマテラピーですが、ほかにも、いろいろ肉体をケアするセラピーがありますね。「肉体」は今生を旅する乗り物であり、「魂の宿る寺院」でもあります。だから、どんなセラピーでもいいですから、体は日々、いたわりましょうね。とくに、皮膚なんて外界との境界線、最前線に立つ兵士のようなものです。瞬間瞬間、さまざまなものと戦って、皮膚の内側を守ってくれています。戦っているのは、ウイルスだけではないのです。人の好意も悪意も、まずは皮膚でうけとめると、私は感じています。しわもシミも出てきたけれど、それでも感謝しなければ!ケラチノサイトよ、ありがとう