この記事は読まないでください。
自ら文章を書いておいて、読まないでくださいというのは、おかしなことですが、世の中には、このブログのタイトルのように、そんな謳い文句で宣伝をしたり、交渉を行ったりすることがあります。ご存知の方も多いかと思いますが、それをカリギュラ効果といいます。カリギュラ効果禁止されると、反対にやってみたくなる心理現象のこと。40年ほど前にカリギュラという過激な映画があり、一部地域で公開禁止になりったことで、反対に話題になったことにちなんで、この名前がつきました。ってウィキペディアに書いてました(笑)。この効果を使用して営業していた人がいましたので、ふれてみます。悪用されると困りますので、ここから先は読まないでください。って、もういいですか(笑)。マンションの営業マンが、モデルルームでお客さんと交渉していました。そのお客さんはこのほかにもう1件気に入ってるマンションがあるとのことでした。営業マンとしては、その競合マンションを潰したいところです。ただ、いきなりその競合マンションの悪口を言っても、ミエミエなので、このカリギュラ効果を使いました。営 当マンション以外で他に気になるマンションはありますか?客 はい。〇〇マンションが気になってモデルルームに行ってきました。とても気に入りました。営 〇〇マンションですか。あそこは…、いえ、すみません。客 ん?どうしました?話してくださいよ。営 いえ、ほんと、すみません。やめておきます。客 えー、気になるー。言ってくださいよ。営 すみませんね。せっかく気に入ってるマンションとのことですが、あのマンション、実はね、×××という理由で、やめておいた方がいい物件なんですよ。この会話の前にある程度信頼関係を構築していたこともありますが、目の前で競合マンションが崩れ落ちていく瞬間を見ました。うまい使い方ですよね。プライベートでもありますよね。禁断の関係は燃えるとか。こういうのは、その当事者になると、周りが見えなくなりますが、カリギュラ効果により冷静さを見失っているんじゃないかと、一度自分自身の行動を見直してみるといいと思います。禁断は禁断です。やめておいた方がいいから禁断なんです。と、いうことで、簡単ではありますが、本日のお話はおしまいです。ありがとうございました。ちなみにこの語源となった映画のリンクを貼りましたが、過激ですので、クリックしないようにしてください。カリギュラ <制作35周年記念HDマスター>《通常版》 【Blu-ray】