モテる技術 ツァイガルニク効果について
ツァイガルニク(ツァイガルニック)効果もしくはザイガルニク(ザイガルニック)効果ともいう。人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象のことを指します。この用語を聞いたときに、はっとしました。今まで引っかかっていた物が取れたような気がしました。過去を振り返ることは、あまり好きでは無いのですが、そんな僕にも、なかなか忘れられない女性が何人かいます。それらの人の共通点は、僕とその人がお付き合いまでに至らなかった人達なんです。反対に、僕の場合、お付き合いまで至った人は比較的、思い出すことも少ないです。それがなぜなのか、ずっと自分の中で疑問にありましたが、まさにツァイガルニク効果がしっくりくる理由でした。自分がどんどん好きになっていってる途中に、突然振られるという、いわば中断する事柄のほうがよく覚えているのです。このツァイガルニク効果は他にもよく身の回りに転がっているような気がします。2PAC、hide等のアーティストの突然の死が、死後何年と経っても、伝説となって人々の記憶のなかで生き続ける場合がありますが、このツァイガルニク効果も関係しているような気がします。もっと身近なところですと、既読スルーなんかも必要以上に気になってしまうことがあります。恋愛でよく聞く押し引きってやつですね。食事に誘っても微妙な返事のときに、いったん引いてみると、意外と相手の方が勝手に盛り上がって誘ってくる、みたいな。自分を客観視して最適な行動を取るということはモテるためや、仕事を進める上でとても大切なことだと思います。この効果は他にも利用できることがあります。例えば掃除。散らかっていて気になるときに、ほんの5分でいいので、掃除を始めてみます。そうすると人は中断すると気になるので、そのまま最後までできるんです。勉強や仕事もそうです。何から手をつけたらいいのかわからない山積みの問題もほんの少し手をつけることで、一気に片付くこともあるでしょう。本当にわかる心理学 フシギなくらい見えてくる! [ 植木理恵 ]今日も1つ勉強になりました。ありがとうございましたm(_ _)m