熊野の旅17(一枚岩)
本州最南端の潮岬から熊野に戻る途中、いくつかの道の駅と巨石群を見て歩きました。最初はこちら。古座川狭の一枚岩です。高さ100メートル、幅500メートルの割れ目のない巨大な一枚岩であると書かれています。約1500万年前に発生した大規模な火山活動の際、陥没した地面に沿って上昇してきたマグマや火山灰の一部が、地表に噴出する途中で固まった岩が基になっているそうです。その当時は地中にあった岩石が、長い年月をかけて隆起と浸食を繰り返して地表に現れたのがこの一枚岩とのことです。すごい迫力ですね。しばらく見上げて、見入ってしまいました。地元には、岩を食い散らす魔物を撃退した守り犬伝説があり、4月19日前後と8月25日前後の数日間、夕日を受けてその守り犬の影が一枚岩に浮かび上がるのだと書かれておりました。21日の夕方も守り犬が浮かび上がったかもしれませんが、熊野に戻らなければならなかったので、一枚岩を後にしました。(続く)