学校では教えてもらえない女子学生就職のススメとやぎねぇの日記

2006/06/07(水)11:27

感動のある人生を・・・

きのう、講演会に出席してきました。毎月行われているのですが、今回は2回目。毎回講師方がきて、1時間半の講演を聞きます。今回は、渥美雅子さん(65歳)。彼女は千葉県初の女性弁護士さん。田町にある「女性と仕事の未来館」の館長さんでもあります。 テーマは「働くこと・生きること」「働くことはあなたにとってなんですか?お金を稼ぐため?自立するため?自分の能力を社会の中でいかすため?ひとそれぞれ働く理由があります。40年弁護士やってきて、私も今ようやくそれを見つけたように思います」とこれは渥美先生の率直な気持ちです。最近は女弁護士関連のドラマなんかで、かっこいい弁護士が登場してるけど、彼女が弁護士になった頃には、とっても苦労があったんだそうです。25歳で弁護士になり、その年に憧れだった弁護士の先生の法律事務所で働くことに。しかし、3ヶ月で辞めてしまいました。退職理由は・・・憧れだった弁護士の先生からのセクハラ。まだ、男尊女卑があったころ。「当時の男性は、働く女性の扱い方を知らなかったのでしょう」と渥美さん。その後、大学の先輩のつてでまた別の法律事務所へ。ある飲み会で、お酌をしてニコニコしていたら、ある男性弁護士の人に「お酌を止めなさい、あなたは酌婦ではない、弁護士でしょ」と、言われました。彼女はそこでやっと、自分を認めてもらえたと思ったそうです。 いろんな事件を経験し、男性が嫌がるようなものはあえて選んで引き受け、片意地張ってがむしゃらにがんばっていました。でも、ある事件をきっかけに、肩の荷が降りたんだそうです。それは、女性の私だからできたことだったと彼女は言いました。今後は「私にしかできないことで仕事をがんばろう」と思ったそうです。その後の彼女の人生、とっても前向きで明るいのです。育った家庭環境はDVがあったりであまりいいものではなかったそうですが、今は本当に前向きです。お話もジョークを交えながらでとってもおもしろい。なんで、こんなに明るくて人を寄せ付ける力があるんだろうと考えました。彼の旦那さんがとっても明るい人なんだそうです。その影響だろうと。15歳から付き合って付き合ってたそうです。18歳から同棲。渥美さん65歳。もう50年のお付き合い。素敵な人たちは惹かれあうんだなぁ~とうらやましくなりました。だから私も、ずっと輝いている人になりたいなと。そのためにまず私にできること、何でもやってみる。前向きに生きる。まずはこのくらいでしょうか。「感動のある人生を」と渥美さんは言っていました。こうやって人の話を聴きに行くということは大変勉強になります。私は、好んでこういう講演会などに行くようにしていますし、いろんな人に会って話を聞くようにしています。三洞さんに会ってもいつも勉強になります。(酔っ払う前までは・・・)hirokaさんに会ってもいろんな話を聞けて楽しいです。人生って一生勉強だなって改めて思いました。渥美さんは、働きウーマンのお悩み相談所 で回答をしています。それがまた、面白回答なので読んでて楽しいのです。是非、見てみてください。  

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