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カテゴリ:おうちのまわりの四季
先週の話なんですが、庭にある小さな階段に置いていた、板きれの裏に、一匹のアシナガバチがせっせと巣作りを始めちゃいました。子どもの友達が遊びに来て、ちょいと板を持ち上げたら、おおきなハチがぶーんと出まして、びっくり。作り始めたばかりだったので、板をいじったはずみに巣はこわれて落ち、翌日くすりを撒いたら、ハチはいなくなりました。
ハチはこわいので追い払えてよかったのだけど、巣がこわれた夕方、うろうろとその付近を飛び回っていた未来の女王バチが、ちょっと気の毒でした。 あとから調べると、階段下に、六角形の部屋が5、6個ていねいにつなげられたハチの巣が、半分やぶけて落ちていました。かわいそうに、たった一匹で一生懸命つくったのにね。 でも、ハチの巣はやっぱりこわい。 「くまのプーさん」のハチに追いかけられる場面など、子どもと一緒に笑って見ているけれど、じつはかなり怖いです。 その原点はというと、『ジャングル・ブック』(キプリング)。 狼少年モーグリが、仲間と一緒に、襲い来る赤犬の群れに立ち向かうエピソードに、“インド産山バチ”の巣くう谷の、恐ろしい描写があるんです。 そのハチの群れの羽音は大波のようなとどろきで、刺されてわめく山犬の悲鳴をかきけさんばかり・・・みたいな。 寒くなるほどこわいのに、こわいもの読みたさ?で、ゆうべも遅くまでこの話を読み返してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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