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文春新書『英語学習の極意』著者サイト

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観劇・読書メモ 21

平成27年1月22日~5月14日の実況です。項目ごとに、日付を遡る形で記載しています。
ひとつ前の 平成26年10月27日~27年1月21日 の実況はこちら。
ひとつ後の 平成27年5月15日~8月22日 の実況はこちら。



観 劇:

【観劇マナー】
上演中、
コンビニのビニール袋ノド飴の小袋のシャカシャカ音は、劇場じゅうに響きます。
ビニール袋は手元に置かず足元に。ノド飴は開演前に口に含む。これが大事なマナーです。



270418 ウィンズロウ・ボーイ @ 新国立劇場小劇場 作: Terence Rattigan  翻訳: 小川絵梨子  演出: 鈴木裕美  出演: 小林隆、中村まこと、竹下景子、森川由樹、渡辺樹里、山本悠生(ゆうせい)、デシルバ安奈
(中村まことさんの辯護士役のメリハリがみごと。この辯護士がいなければ、本作は月並み劇だったろう。渡辺樹里さんのメイドが、ハイテンションの役作りで楽しい。美形のデシルバ安奈さんがチョイ役で、ちょっと残念かな。)

270411 こまつ座公演 小林一茶 @ 紀伊國屋ホール 作: 井上ひさし  演出: 鵜山 仁  出演: 和田正人、石井一孝、荘田由紀、久保酎吉
(五七調の台詞に織り込まれるパロディー俳句。一茶と竹里(ちくり)の、嫉妬と対抗心の腐れ縁。荘田由紀さん、鳳蘭さんに目鼻立ちが似てると思ったら、鳳さんの次女だった。)

270408 禁断の裸体 @ シアターコクーン 作: Nelson Falcão Rodrigues  上演台本・演出: 三浦大輔  出演: 内野聖陽、寺島しのぶ、池内博之、野村周平
(原題: Toda Nudez Sera Castigada (裸身はすべて罰せられる)。どんでん返しとおちょくりに、しっかり心棒が通っている戯曲。天下の寺島しのぶさんが、両の乳房をさらし、後ろ向きながら一糸まとわぬ姿となり、全裸の内野さんと薄闇にからむ この芝居を、渋谷で駐日ブラジル大使館の協賛のもと上演できたのは、すばらしいことだ。3列目、ど真ん中の良席で観た。)

270328 十二夜 @ 日生劇場 作: William Shakespeare  訳: 松岡和子  演出: John Caird  出演: 音月 桂(おとづき・けい)、小西遼生、中嶋朋子、橋本さとし、石川禅、ソンハ(成河)、真瀬(まなせ)はるか
(こんな豊穣な戯曲とは知らなかった。執事マルヴォーリオをからかいのめすプロットが捧腹絶倒。道化役ソンハさんの変幻自在の演技、みごと。音月桂さんははきはきと直線的。ず~っと台詞がないチョイ役の真瀬はるかさんが最後の場面であっと驚かせる働きをする。)

270321 タイタニック @ シアターコクーン 作曲: Maury Yeston  演出: Thom Southerland  出演: 加藤和樹、鈴木綜馬、三枝明彦、藤岡正明、シルビア・グラブ、安寿ミラ、佐山陽規(はるき)
(危機状況にある人間の崇高さがみごとに描かれた群集劇。滂沱の涙を流した。氷山を避けようとして喫水線下の横腹を裂かれるより、むしろ氷山に正面衝突していれば死者は出ても船は沈まなかったろう、という航海士の自責の台詞あり。)

270307 藪原検校(やぶはらけんぎょう) @ 世田谷パブリックシアター 作: 井上ひさし、演出: 栗山民也、出演: 野村萬斎、中越典子、辻 萬長、山西 惇、春海四方 ギター: 千葉伸彦
(萬斎さんの呆けと居直り、山西さんの狂言回しも温かで好きだ。中越典子さん、ほんとに美しい。今回は おみ足を見せてのからみもありました。萬長さんは塙保己一役をはじめ助演のだいじなところを次々早変わり。)

270221 カトケン・シェイクスピア劇場 ペリクリーズ @ 下北沢・本多劇場 訳: 小田島雄志、演出: 鵜山 仁、出演: 加藤健一、山崎清介、畠中 洋、加藤 忍、田代隆秀
(3分の1まで来たところで結末まで分ってしまう、シェイクスピアにしては何ともベタな戯曲だが、だからこそ旅回り一座の出し物ふうに演出して大向こうの喝采を狙うわけである。この芝居、新国立劇場向きではないな。)

270201 ミュージカル メンフィス @ 赤坂ACTシアター 音楽: David Bryan 脚本: Joe DiPietro 演出: Ed Sylvanus Iskandar 出演: 山本耕史、濱田めぐみ、ジェロ、JAY’ED, 吉原光夫、原 康義、根岸季衣
(演出のエド・イスカンダル氏はニューヨークで活躍するインドネシア人。濱田めぐみさん目当てで観に来た舞台。彼女は黒人歌手役をみごとにこなしていた。山本耕史さんって、ぼくはまったく no mark だった。力を抜いたノリは、なかなかのものだ。1950年代の人種差別社会をこうして突き放して振り返ることのできる米国は、さすがといえば さすが。左の客がチケットをひらひらさせるので注意したら、すぐ直った。)

270127 蜷川幸雄80周年記念作品 ニナガワ×シェイクスピア レジェンド 第2弾 ハムレット @ 彩の国さいたま藝術劇場 大ホール  演出: 蜷川幸雄、翻訳: 河合祥一郎、出演: 藤原竜也、満島ひかり、平 幹二朗、鳳 蘭、たかお鷹、満島真之介、横田栄司、内田健司、山谷初男、大門伍朗
(魂にすとんと落ちる舞台。満島ひかりさんのオフィーリア目当てだったが、ぷつっと切れたあとの脱力感、みごと。たかお鷹さんのポローニアスが早口の幇間ぶり。平さんが悔悟しかけた王のシーンで白い腰巻ひとつになり井戸水をかぶる。鳳さんの王妃、美しくも尖鋭。藤原さんのハムレットは、やや一本調子。台詞聞き取り辛し。
梵鐘の音のように、時に配される日本エレメントが全く違和感なく溶け込んでいる。劇中劇シーンも意表をつき、歌舞伎の定式(じょうしき)幕が上がると雛壇で俳優たちが御内裏さまに御雛さま、三人官女、五人囃子に扮している。
左の女客が上演中に配役の紙を読もうとガサガサと音を立てるので注意したのに始まり、右隣り客はごそごそiPhoneを出してオンにするから液晶画面が光った途端に手の甲をはたいてやった。後ろの客はしきりと咳払い。幕間に注意したら、本人は「やってません」と言い、隣の母親も知らんぷりだが、第2幕では静かになったので舞台に集中できた。)




イベント:

270507 天童大人プロデュース 詩人の肉聲とコトバとを聴く! 肉聲の復権を求めた Projet “La Voix des poetes (詩人の聲)” ―「目の言葉」から「耳のコトバ」へ― 第1250回 伊藤比呂美 @ ギャルリー東京ユマニテ (京橋二丁目) 
(ぼくが学生の頃、今をときめく女性詩人ピカ一だった人。今や米国に根拠地を置きつつ、あえてオシャレを拒否しているようだ。ぼくよりたった4歳上なのに、20歳くらい年上の感じ。伊藤さんに限らずだが、朗読の修練もせずに詩人の特権を振り回して朗読会をするものだから、演じた中身は素人さんだった。もう詩人の朗読会には行くまい。)

270424 第14回 ACEC技術フォーラム 世界に学ぶ日本のエネルギー戦略 @ 東京大学生産技術研究所コンベンションホール 
(生産技術研究所特任教授の金子祥三先生の研究室が企画したもの。国際環境経済研究所 理事・主席研究員の竹内純子さんの講演がすばらしい。事実・現実を見据えた立論に強く共感する。もと東京電力勤務のひとだ。)

270417 スマートコミュニティの現状と展望 @ 日本機械輸出組合・会議室 
(早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科准教授の小野田弘士(ひろし)氏の講演。学者にありがちのことだが、コストに対する意識が低い。社会が求める最大のものは低コストと利便性なのだが、「環境」を御旗にすればよしという甘えはないか。Q&Aでエネルギー効率について質問したらはぐらかされた印象があり しつこく追及しヒートアップした。)

270416 奥泉光×いとうせいこう 文藝漫談 シーズン4 第15回 武者小路実篤 『真理先生』 @ 北沢タウンホール 
(武者小路実篤というひとが、苦労知らずというか、じつに大正の文化バブルの幸せを吸って、信じられないほど奔放勝手に書けたひとだと再認識。)

270130 奥泉光×いとうせいこう 文藝漫談 シーズン4 ナボコフ 『ロリータ』 @ 北沢タウンホール 
(『ロリータ』が、かくもポストモダンな仕掛けのある作品だったとは! 大いに見直しました。読まなきゃダメですね。最前列に坐ったのだが、左隣の男が失礼にも講演中ずっと葉書の宛名書きとかしていて、終了15分前に「いい加減にしなさい‼」と注意し、終演後に200%罵倒を呉れてやる。うざいヘボ男だった。)


観 映:

270514 Cinderella (シンデレラ) @ TOHOシネマズ日劇  監督: Kenneth Branagh  出演: Lily James, Cate Blanchett, Richard Madden, Helena Bonham Carter, Derek Jacobi
(ガラスの靴のプロットがディズニーアニメ版と違っていて、ドキドキさせられた。)

270331 Bela Bartok: A kékszakállú herceg vára (青ひげ公の城 Bluebeard's Castle) @ 東劇  指揮: Valery Gergiev  演出: Mariusz Trelinski  出演: Nadja Michael, Mikhail Petrenko
(ハンガリー語公演。ダークなオペラ、この闇は安部公房作品の漆黒だ。ミハエルさんのセンシュアルな美しさが闇を貫く光だ。一瞬、後ろ向きで全裸になるシーンあり。バルトークならではの警報のような旋律が残響となって残る。)

270331 Pyotr Tchaikovsky: Iolanta (イオランタ) @ 東劇  指揮: Valery Gergiev  演出: Mariusz Trelinski  出演: Anna Netrebko, Piotr Beczala, Aleksei Markov, Ilya Bannik, Elchin Azizov
(聞き取りやすいロシア語が際立つ流麗なオペラ。ネトレプコさんとベチャワさんの声の美質をあらためて感じた。ネトレプコさんの入魂と、映画出身のトレリンスキさんの映像演出で、盲目のイオランタが光を視る瞬間の歓喜をともに分かち合えた。マルコフさんのエネルギッシュなバリトン。)

270312 Jacques Offenbach: Les Contes d'Hoffmann (ホフマン物語) @ 東劇  指揮: Yves Abel  演出: Bartlett Sher  出演: Vittorio Grigolo, Hibla Gerzmava, Thomas Hampson
(変化に富んだ、演出し甲斐のあるオペラ。ホフマンが恋した3人の女性キャラを1人の歌手が歌い分け演じ分ける演出もあるそうで、今回のMET公演も当初はその予定だったが、事情があったらしく3人の歌手がそれぞれ歌う安全策だった。とはいえ大いに楽しめた。4人の悪役を演じる Thomas Hampson の存在も良し。)

270208 Annie (アニー) @ TOHOシネマズ西新井  音楽: Charles Strouse 出演: Jamie Foxx, Quvenzhane Wallis, Cameron Diaz, Rose Byrne, David Zayas, Bobby Cannavale
(うちの彼女と観映。最後のシーンで嗚咽した。スピーディな展開。キャメロン・ディアスさんが、かなり壊れた中年女役で登場していてビックリ。彼女がよくもこの役を受けたものだ。 上映中に右隣りに入ってきた4人家族が記録的にうるさかったが、うちの彼女が嫌がるので「注意!」できなかった。愛用の耳栓がなかったら死んでたな。)

270129 Gioachino Rossini: Il Barbiere di Siviglia (セヴィリャの理髪師) @ 東劇  指揮: Michele Mariotti 演出: Bartlett Sher 出演:Isabel Leonard, Lawrence Brownlee, Christopher Maltman, Maurizio Muraro
(Rosina役のイザベル・レナードさんが美しく、またみごとなメゾソプラノ。Almaviva伯爵役のブラウンリーさんは、黒人であることのハンディをよくぞ乗り越えたものだ。前近代の欧州の伯爵を黒人が演じるのは、最後まで視覚的に違和感があったが、それを通してしまうのがいかにもニューヨークの歌劇場らしい。作品は、第1幕は間延びしているが、第2幕は息もつかせぬ面白さ。)


読 書:

<図書館から借りて読了>

270510 政治の起源[下] 人類以前からフランス革命まで  (講談社、平成25年刊)  Francis Fukuyama 著、会田弘継 訳
(英国という国家が、ナンバーワン貴族たる国王が裁判権を行使することによって始まったという指摘は、英国を舞台にした演劇を見る上でも興味深い。売官や免税特権がいかに国家機構をむしばむか。国王と領主らの闘争が政治過程の重要な要素であること。ハンガリーがかつて大国であったことも驚いた。世界史と哲学史を包括した名著。)

270413 政治の起源[上] 人類以前からフランス革命まで  (講談社、平成25年刊)  Francis Fukuyama 著、会田弘継 訳
(原題 The Origins of Political Order. 中国、インド、中東、西欧の社会構造の変革とその背景にあるロジックが語られ、じつに刺激的。この光で日本史も論じてもらえないか。親族集団による家産制支配をいかに克服して部族社会を脱皮するかが、国家誕生のポイントだ。)

270405 ある奴隷少女に起こった出来事   (大和書房、平成25年刊)  Harriet Ann Jacobs 著、堀越ゆき 訳
(原題 Incidents in the Life of a Slave Girl. 著者は文化10年生まれ、明治30年没。本著は、作者不明のフィクションと考えられて120年間も忘れ去られていたが、昭和62年に歴史学者が本著に注目して細かな裏付けを取った結果、事実に忠実な自伝であることが証明され、今や広範な読者を得るに至っている。日本でももっと注目されてよい著作だ。「奴隷である」ということが、いかに深い悲劇であるかが分る。)

270326 都市の誕生 古代から現代までの世界の都市文化を読む  (河出書房新社、平成25年刊)  P.D. Smith 著、中島由華 訳
(原題 City: A Guidebook for the Urban Age. 短いコラムの集約スタイル、読みやすい。失われた文明への哀惜をひしひしと感じる。人口が急増する中、人類は都市化によってのみ生き残れる。都市を、発見多き豊かな空間に育てていかねば。|ロンドンの地質は地下140mまで分厚い粘土層なので地下鉄を通しやすかった。テムズ川の下に1843年にトンネルを掘り抜けた。円明園の破壊・略奪は、英軍捕虜殺害への報復だったという。)

270305 「Gゼロ」後の世界 主導国なき時代の勝者はだれか  (日本経済新聞出版社、平成24年刊)  Ian Bremmer 著、北沢 格(いたる)
(原題 Every Nation For Itself. リーダーがいる世界は鬱陶しかったが、いなくなってみると不便なものだ。この本は「元気な中国、存在感のない日本」が前提になっており、今後急速に古びそうだ。)

270221 ワインズバーグ・オハイオ  (講談社文藝文庫、平成9年刊)  Sherwood Anderson 著、小島信夫・浜本武雄 訳
(濃密な文章で、ひとの感情がふと猛り、ふと濁る瞬間を絶妙なタッチで描く。原作を読んでみたくなる。大正8年刊の Winesburg, Ohio のこの和書名は誤訳。『オハイオ州ワインズバーグ』と訳すべきだ。)

270130 なぜ時代劇は滅びるのか  (新潮新書、平成26年刊)  春日太一 著
(トホホのスパイラルに はまった時代劇。能天気な歴史ファンタジーは韓国だけと錯覚していたが、著者に言われてみると日本の時代劇も悲惨なのがあった。)

270128 乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺  (河出書房新社、平成26年刊)  Latife Tekin 著、宮下 遼 訳
(プリミティヴタッチで細密に描かれた長い長い壁画か絵巻物を文字起こししたような長篇寓話。トルコでの発表は昭和59年だった。役者あとがきによれば、トルコは共和国建国にあたり、それまでは隅っこの存在だった農民をやおら国家理念の中心に据えたのだと。)

270125 俳優のノート   (メディアファクトリー、平成12年刊)  山崎 努 著
(山崎さんが平成10年1月に鵜山仁・演出の「リア王」を主演したときの、平090714~100203の記録。尊敬する大俳優の怒濤の年月に、ぼくは演劇と縁がなく山崎さんの舞台を見ていないのが口惜しい。)


<積ん読(つんどく)本、ようやく読了>

270514 吉原という異界   (現代書館、平成20年刊)  塩見鮮一郎 著
(「藝者」の由来を初めて知った。吉原という隔離空間で、遊女の歌舞が江戸の流行から外れてしまったので、歌舞専門の女性を入れたのが始まりと。遊女は利権を侵されまいと、藝者には客と床を共にさせぬようにした。だから藝者はもとから春を売る生業ではないわけだ。)

261219 文豪ミステリ傑作選 三島由紀夫集   (河出文庫、平成10年刊)  三島由紀夫 著
(醜から美への昇華の瞬間、そして歓喜の象徴としての死。三島作品を読んでいると「卒塔婆小町」に響き合うものを随所に感じる。「花火」「復讐」「月澹荘綺譚」は、朗読劇に仕立てたくなる。「朝の純愛」もおしゃれだ。)


<平成260817 以降に購入・受領/読了>

270512 Slaves Waiting for Sale: Abolitionist Art and the American Slave Trade  (The University of Chicago Press 平成23年刊)  Maurie D. McInnis 著
(残されたアート作品を散りばめながら論じた歴史。画像も多いので読みやすい本だ。)

270508 Les Aventures d'Alice au pays des merveilles  (Lirabelle 平成26年刊)  Sebastian G. Orsini 絵
(アコーディオン式の切絵本。切った輪郭が焦げているので、おそらくレーザー光線で焼き切っているのだろう。)

270508 Saltimbanques  (Editions Thierry Magnier 平成24年刊)  Emmanuelle Houdart 絵、Marie Desplechain 文
(美しい色づかいで描かれた奇人ひとりひとりに、作家が後からストーリーを紡ぎつけた。)

270508 La Garde-robe  (Editions Thierry Magnier 平成22年刊)  Emmanuelle Houdart 絵
(人体解剖をモチーフに加えたが、あっさり 美しいデザインに昇華させた。)

270508 La Belle et la Be^te  (minedition 平成26年刊)  Gabriel Pacheco 絵、Jeanne-Marie Leprince de Beaumont 原作、Julie Duteil 再話
(『美女と野獣』。繊細な画風のパチェコ氏はメキシコ生まれで、メキシコ国立藝術学院付属演劇学校卒。)

270508 La bruja y el espantapajaros  (Fondo de cultura economica 平成23年刊)  Gabriel Pacheco 絵
(『魔女と案山子』。本文は無く、絵のみの絵本。)

270508 「日韓近代美術家のまなざし ― 『朝鮮』で描く」展 図録   (読売新聞社・美術館連絡協議会・国内6美術館、平成27年刊) 
(和文・朝文対訳。厚さ3.2センチの資料。)

270507 新訳 説経節 小栗判官・しんとく丸・山椒大夫  (平凡社、平成27年刊)  伊藤比呂美 著
(伊藤さんの朗読会で購入。サインをいただいた。)

270504/13 妖怪馬鹿 化け物を語り尽せり京の夜  (新潮OH!文庫、平成13年刊)  京極夏彦・多田克己・村上健司 鼎談
(雑談記録だが、水木しげるさんのエピソードなど興味深い。京極さんが様々な筆法で漫画イラストを描き、多才ぶりを披露している。米国の都市伝説は場面設定で怖がらせ、日本は妖怪の形態畏怖に向かうという指摘、おもしろい。)

270504/15 寺山修司コレクションXI 死者の書  (河出文庫、平成6年刊、原著 昭和49年刊)  寺山修司 著
(ミュンヘンオリンピックのテロや連合赤軍を論じる一方、昭和47年6月に板橋区で起きた中学2年生4人による「林少年・幸町特定郵便局強盗未遂事件」という忘れ去られた出来事にもこだわる。)

270504 角川書店編ビギナーズ・クラシックス 源氏物語  (角川ソフィア文庫、平成13年刊)  武田友宏 著
(この本をざざざと読めば、ようやく『源氏物語』の全貌と雰囲気が分りそうだ。字も大きいし、ぼくにぴったりの本。)

270504 毒舌日本史  (文春文庫、平成8年刊、原著 昭和47年刊)  今 東光 著
(今では忘れ去られてしまったが、ぼくにとっては同時代の最年長者だ。痛快なる謦咳にふれてみたい。)

270504 The Melancholy Death of Oyster Boy & Other Stories  (Rob Weisbach Books/William Morrow & Company, Inc.  平成9年刊)  Tim Burton 著
(詩画集。こんな素敵な本があるって、英語っていいね。)

270503 女學生手帖 大正・昭和 乙女らいふ  (河出書房新社、平成17年刊、新装版 平成26年刊)  弥生美術館・内田静枝 編
(1世紀前の少女たちの発想とことば。日本史そのものだ。)

270429/30 大阪万博 ― 20世紀が夢見た21世紀  (小学館クリエイティブ、平成26年刊)  平野暁臣(あきおみ)編著 
(悶絶の資料集。よくぞ まとめてくれた! 三菱グループが三菱タワー建設を計画し、会期終了後も入場料を取って運営して建設費を回収する計画を立てたが、関西が地盤の住友グループの反対で潰されたという話、ビックリだ。引用資料は、いわゆる差別語の言い換えをしているらしい。小役人根性、困ったものだ。何を恐れているのか。)

270429/30 「大阪万博1970 デザインプロジェクト」展 図録  (東京国立近代美術館、平成27年刊) 
(Expo '70 が壮大なデザイン展でもあったことを再認識した。あの高レベルの万博を短期間で準備した当時の日本人の蓄積に思いを致すとともに、あの万博の高レベルのデザインを基本線として刷り込まれたことの幸せを感じる。)

270427 ゾンビかるた Zombie Carta  (立川市 Link Factory) 
(「あるくしかばねやってきた」から「ん? またかうの? バージョンちがいでなんまいめ?」まで。)

270427 The Fantod Pack  (米オレゴン州ポートランド Pomegranate 平成19年刊)  Edward Gorey 作
(悶絶もののタロットカード。小冊子つき。平7年に Gotham Book Mart Inc. から出た限定版を復刻。)

270424 岐路に立つ日本のエネルギー戦略  (東京大学生産技術研究所エネルギー工学連携研究センター/DNPアートコミュニケーションズ、平成26年刊)  金子祥三・前田正史 編
(平 251030 の第5回東大エネルギー・環境シンポジウムの記録。)

270424 バーナード・リーチ日本絵日記  (講談社学術文庫、平成14年刊)  Bernard Leach 著、柳宗悦訳、水尾比呂志 補訳
(原著は昭和35年刊 A Potter in Japan, 1952~1954 . 何とリーチ氏は旅をしつつ英文日記を謄写版で刷って郵便発信していた由。ブロガーの走りである。)

270423 寺山修司の世界  (新評社、昭和58年刊)
(写真資料や雑文で編まれたタイムカプセルだ。寺山さんの対談あり、柳瀬尚紀さんによる劇評あり。)

270421 芭蕉入門  (講談社文藝文庫、平成27年刊)  幸田露伴 著
(昭3106刊の原著を正字・正かなのまま復刊。俳句の揺籃たる連句から説き起こしているのが、さすが。)

270418 小学新国語辞典【改訂版】  (光村教育図書、平成22年刊)  甲斐睦朗 監修
(ネット上で評判がよいので購入。たしかに従来イメージの小学生用の辞書にない単語も出ており、読みふけりそうになる。)

270416 邦訳 日葡辞書  (岩波書店、昭和55年刊)  土井忠生・森田武・長南実 編訳
(発売当時2万円の本。下北沢で6千円で購入。開く頁、開く頁に、安土桃山から現代に復活させたい表現がたくさん記録されている。読みやすい。)

270416 たいわん物語  (中央公論社、昭和56年刊)  邱永漢 著
(たらたらと書かれた、時代のカプセルだな。)

270416 「ピカソと20世紀美術」展 図録  (東京ステーションギャラリー、平成27年刊)
(みごとにも20世紀美術のスタンダードな教科書になっている。)

270415 QUITONASTO FORM CHANMAIR MAO TUNGEST  (Archive of Modern Conflict、平成25年刊)  Cristina de Middel 企画
(奇怪な表題は Quotations From Chairman Mao Tsetung のアナグラム。毛語録英語版を削ぎ落としつつ、写真を足して1,715部限定の写真集に仕上げた。)

270415/0902 闘う女  (実業之日本社文庫、平成27年刊)  朝比奈あすか 著
(カバーの装画を立澤香織さんが担当しているのでこうにゅ。本の背にも立澤ガールのイラストが見えているのがいいね。小説は、後半から良くなる。)

270411 写真で見て知る韓国語辞典  (Hana・アルク、平成23年刊)  Lee, Eun-O 著
(おもに韓国で撮影したと思われる写真で構成した労作。)

270411 ゼロから話せる上海語  (三修社、平成19年刊)  呉悦・広岡今日子 著
(『英語学習の極意』176頁に掲げた上海語の数詞のカタカナ表記に不安を覚えて、CDつきの上海語教科書を4冊まとめ買い。なんと『極意』に3ヶ所誤りがあった。『ゼロから…』は発音体系の解説が分りやすく、大いに助かった。)

270411 まずはこれだけ上海語  (国際語学社、平成19年刊)  陳菁 著
(いい加減な本が多い国際語学社だが、本書はまとも。ローマ字表記体系が『ゼロから…』と異なる。)

270411 スーパー・ビジュアル すぐに使える上海語会話  (ユニコム、平成16年刊)  張一紅・佐藤直昭 著
(構成はいいのに、発音がカタカナ表記・声調なしなのがいただけない。上海語を学ぼうという人は、基本的に北京語を学習済のひとのはずで、漢語ローマ字に抵抗はないはず。)

270411 楽々上海語(中国語共通語対照)  福岡 中国書店、平成27年刊)  虞萍・蟹江静夫 著
(発音がカタカナ表記・声調なしなのが残念だが、北京語との対訳はいい企画。)

270410 「生誕300年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」展 図録  (読売新聞社、平成27年刊)  辻惟雄 監修
(若冲のみの図録であれば買わなかったと思うが、蕪村がかくもみごとな絵師でもあり軽妙な書の筆さばきも見せた足跡をたどれる、必携書。)

270410 英語学習の極意  (文春新書、平成27年刊)  泉 幸男 著
(午後3時に文藝春秋にうかがい編集の西本幸恒さんから1冊受領。ゲラ刷りよりずっと読みやすい。車中、あらためて読みふける。翌0411に自宅に20冊届いた。)

270410/11 一流の人は本気で怒る  (文春新書、平成27年刊)  小宮一慶(かずよし)
(同じトピックスが繰り返し何度も出てくる、たるい本。ぼくなら10頁にまとめて終わりだな。)

270410/12 21世紀の日本最強論  (文春新書、平成27年刊)  文藝春秋 編
(15篇の論集。「文藝春秋Special」平27冬号の加筆・再構成版。橘玲さん、冨山和彦さんのは膝を打つが、原田曜平氏、磯田道史氏のは駄論。)

270410/15廃棄 「反米」日本の正体  (文春新書、平成27年刊)  冷泉彰彦 著
(かねて疎ましく思ってきた冷泉彰彦の本。米国の民主党路線に反対の意見をもつだけで「反米」と断ずる著者の軽薄さ。読むに堪えない本なので、廃棄処分した。)

270410 世渡りの道  (文春学藝ライブラリー、平成27年刊)  新渡戸稲造 著
(処世術の本。よりによって、ぼくが軽蔑し忌み嫌う寺島実郎が解説を書いている。)

270410 西欧の正義 日本の正義  (文春学藝ライブラリー、平成27年刊)  日本文化会議 編
(昭和55年刊のシンポジウム録の復刊。)

270410 皇太子の窓  (文春学藝ライブラリー、平成27年刊)  Elizabeth Gray Vining 著、小泉一郎 訳
(原題 Windows for the Crown Prince. 昭和27年に英文、28年に和訳が刊行されている。)

270410/17 一九四六年憲法 ― その拘束  (文春学藝ライブラリー、平成27年刊)  江藤 淳 著
(昭和55年刊の名著。江藤淳さんのブレない筋道に共感する。しかし解説者としてなぜ白井聡などという戦後文化人の化石(=江藤淳さんが唾棄する人種)を選んだのか。編集者の見識を疑う。)

270406 肉筆 葛飾北斎  (信州・小布施 財団法人 北斎館、平成8年刊)  岡倉天心・Okakura-Kakuzo 著、夏野 広(ひろし)
(北斎は小布施に長期滞在し、祭屋台(=山車)の天井画も残している。多数の絵画作品を通じて北斎そのひとの筆致をしみじみ味わえる悶絶本。)

270406 絵本浮世絵撰  (河出書房新社、平成2年刊)  福田和彦 編著
(おもに好色絵本を集めてあるが、ほかで見たことのない作品ばかりで、貴重な本だ。絵本は展覧会でもなかなか展示されないし、されても分解して全容を見せてくれるわけではないから。)

270406 「ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑 The Allure of Edo」 図録  (朝日新聞社、平成18年刊)
(平成18年に神戸・名古屋・東京で開かれた驚異の来日展の図録。およそ浮世絵展といっても、だいたいは版画であり、絵画は数点しかないのが普通だが、本展は全て浮世絵画で揃えてある。悶絶。)

270406/17 英語の壁  (文春新書、平成15年刊)  Mark Petersen 著
(著者の雑文を集めて流行りに乗った表題をつけた本。米国の民主党大好きのリベラルちゃんだ。)

270329 英文収録 日本の覚醒 The Awakening of Japan  (講談社学術文庫、平成26年刊)  岡倉天心・Okakura-Kakuzo 著、夏野 広(ひろし)
(基本書として読んでおかないと! 読むなら英文のほうだな。)

270329 日本画 名作から読み解く技法の謎  (世界文化社、平成26年刊)  東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室 監修、宮廻正明(みやさこ・まさあき)・荒井 経・鴈野佳世子 編著
(こういう美術の基本をしっかり学んでおく必要あり。)

270327 Saul Steinberg: Illuminations  (Yale University Press 平成18年刊)  Joel Smith・Charles Simic 編・解説
(The New Yorker 誌でも活躍した、ルーマニア出身のアーティストの、平18~20に米国で開催された巡回展の豪華図録。)

270325 新潮 臨時増刊 三島由紀夫読本   (新潮社、昭和46年1月臨時増刊号) 
(三島自決の2ヶ月足らず後の出版。巻頭写真特集が充実。三島由紀夫の『波』誌連載「小説とは何か」の全文再録。宇能鴻一郎さんや西尾幹二さんの三島事件評論。)

270325 新潮 臨時増刊 三島由紀夫追悼特集   (新潮社、昭和46年2月特大号) 
(三島17歳の作「玉刻春(たまきはる)」掲載。山崎正和「劇的なる日本人」。「新潮」誌はこの頃、新かなづかいの文章も正字・大かな(=促音「っ」や拗音「ゃゅょ」も「つ」「やゆよ」)なのでビックリだ。この痩せ我慢 良し!)

270322/0621 私の本もの美術館 絵画蒐集余話  (美術の図書 三好企画、平成24年刊)  秋山 功 著
(「コレクターたちの饗宴展」でご一緒した、教師生活の傍ら絵画蒐集400点の秋山さんの半生記。)

270317 寺山修司俳句全集 全一巻 増補改訂版  (あんず堂、平成11年刊)  寺山修司 著
(修司の句集は4冊目のような気がするが、決定版のこの本で納得だ。俳壇を超越する存在。つくづく天才だ。)

270317 別冊太陽 日本のこころ207 寺山修司 天才か怪物か  (平凡社、平成25年刊)  九條今日子・高取 英 監修
(このムックはセンスがいい。わが憧れの寺山修司がすてきに詰め込まれている。ぼくの棚の殿堂入り。)

270314 鎌倉時代  (文春学藝ライブラリー、平成26年刊、原著は昭和32年刊)  龍 粛(りょう・すすむ)著、本郷和人 編集
(「鎌倉時代」は今ひとつ謎だ。本書で霧が晴れるかな。「文春学藝ライブラリー」は存在を知らなかったが、過去の学術書復刊のシリーズだ。)

270314/18 超明解! 国語辞典  (文春新書、平成27年刊)  今野真二 著
(著者が取り上げた7つの辞書に、新潮現代国語辞典が入っていないのが難。「ぼくにも書けそう」感のある本だ。)

270220 New York Drawings  (Faber and Faber 平成24年刊)  Adrian Tomine 著
(日系4世の米人。The New Yorker 誌の表紙絵を描いているメジャーなアーティストなのに、Wiki は日本語版記述なし。アドリアン・トミネの日本への紹介役を買って出たくなった。)

270220 Shortcomings  (Drawn and Quarterly, Publisher/Montreal 平成19年刊)  Adrian Tomine 著
(生活感に満ちたコミックストリップ。近藤聡乃さんのタッチを連想。)

270219 アンカーコズミカ英和辞典  (学習研究社、平成20年刊)  山岸勝榮 編集主幹
(4月に出す語学本に『スーパーアンカー英和』のことに触れないのが心残りだったので、アンカーシリーズの上級本の本書を期待をもって購入してみたが、退屈かつ冗長。センスの問題だが、例文がつまらない。やたら詳しい “on” の項を読んでみたが、辞書ならもっと簡潔に書けたはず。記述の短い『オーレックス英和』のほうが頭によく入る。better off を引いても、off に強勢があることが「オーレックス」には表示があり「アンカーコズミカ」にはない。「オーレックス」は連語における強勢の位置表示を重視しているが「アンカーコズミカ」は然らず。やはり「オーレックス」を推薦してよかった。本書で気に入ったのは、巻末の米国の州のリスト。各州の愛称の由来も書かれて、重宝。)

270209 Line in the sand: Paul Davis 図録  (DNP文化振興財団、平成27年刊)
(この作家とは波長が合う感じ。ことばをじっくり味わってみたくて買った。英和対訳もフォントが読みやすい。)

270203 サロメ  (光文社古典新訳文庫、平成24年刊)  Oscar Wilde 著、平野啓一郎 訳
(以前、古い訳本を読み始めたら、サロメのせりふの日本語が古臭くてさわやかさが無く、読んでいられなかった。この新訳には期待するところ大。)

270203 随筆集 地を泳ぐ  (平凡社ライブラリー、平成26年刊)  藤田嗣治 著
(嗣治の日本在住期、昭和8~16年のエッセー集。)

270203 現代美術史 日本篇 1945 - 2014  (アートダイバー、初版 平成20年刊、改訂版 平成26年刊)  中ザワヒデキ 著
(昭和38年生まれの中ザワさんの『近代美術史テキスト』は、小さな本だが高い見識に感服しながら読んだことがある。本書にも十分期待しているが、字が小さすぎるのが難。)

270201 中国嫁日記 四  (Kadokawa 平成27年刊)   井上純一 著
(一、二、三も読みました。)

270130 The Meaning of Art   Penguin Books 原著 昭和6年刊、ペーパーバック版 昭和24年刊)   Herbert Read 著
(アートを英語でも語れるようになりたいなぁと思っていたところだった。BBC放送の週刊文藝誌 The Listener 連載を纏めた本なので、読みやすい。)

270130/0215 What Is Called Thinking?   (Harper Colophon Books 昭和43年刊)   Martin Heidegger 著、J.Glenn Gray 訳
(語学本を書く過程で「思考とは何か」という問いに直面していたところ、この講演録に出会った。原著 Was Heisst Denken? は昭和29年刊。)

270130/0224 はじめての短歌 いい短歌の正体とは。  (成美堂出版、平成26年刊)  穂村 弘 監修
(絶妙アプローチの名著。穂村弘さんの日経歌壇、大好きだ。その穂村さんのレクチャーを編集者が纏めたもの。正真正銘、穂村弘著なのだが、あえて「監修」とハズシてみせるところが、またいい。)

270130/0201 外国語学習の科学 ― 第二言語習得論とは何か   (岩波新書、平成20年刊)   白井恭弘(やすひろ)
(理論を語ろうとしてあれこれ他人の本から考え方を引用するのだけれど、著者自身の姿が見えてこないね。)

270128 21世紀の資本   (みすず書房、平成26年刊)   Thomas Piketty 著、山形浩生・守岡桜・森本正史 訳
(娘とぼくと、どちらが先に読み終わるだろう。)

270123 超級クラウン中日辞典   (三省堂、平成20年刊)  松岡榮志ほか編
(各漢字に部首と四角号碼を表示してあるのは、他方式の辞書を引くための索引となるので便利。巻末の伝統音楽についてのコラムが興味深い。日中小辞典も字が見やすくていいのだが、むしろこの日中部分を削除して、例文例句を全文ローマ字つきにしたほうがよかった。)


CD:

260917 Elisabeth Das Musical  (Hitsquad Records 平成24年)
(初演25周年記念版。平成24年9月5日 Raimund Theater 公演から。)

260917 Broadway in a Box: the Essential Broadway Musical Collection  (Sony Music Entertainment 平成24年)
(歴史的名盤25枚をLPレコードのミニチュア版仕立てにして解説小冊子つきでボックス売り。これで1万7千円なら安い。25作は、Annie; Anything Goes; Cabaret; Camelot; Carousel; Chicago; A Chorus Line; Company; Fiddler on the Roof; Guys and Dolls; Gypsy; Hair; Hello, Dolly!; How to Succeed in Business Without Really Trying; Into the Woods; The King and I; Man of La Mancha; My Fair Lady; Oklahoma!; Oliver!; Show Boat; The Sound of Music; South Pacific; Sweeney Todd; West Side Story.)


DVD:

270430 睡蓮の人  (トモヤス・ムラタ・カンパニー、平成15年)
(Gallery MoMo Ryogoku の「村田 朋泰|edge」展で購入。採光のセンスが抜群のストップモーションアニメーション。)


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