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文春新書『英語学習の極意』著者サイト

美術館・画廊メモ 2

平成22年4月1日~5月15日の美術日誌。日付の新しい順に記録してあります。続きは、美術館・画廊メモ 3 へ。
各項冒頭の6桁の数字は日付です (例: 220108 = 平成22年1月8日)。 展覧会名にリンクが張ってあるものは、ぼくのブログ本篇の関連記事へ飛びます。平成22年1~3月の美術日誌 は、美術館・画廊メモ 1 にあります。

220515 第11回美人塔 @ art space kimura ASK? (京橋三丁目)
(ガールズギャラリートークに行き、絵を買ってしまった! 詳しくはブログ本篇ご参照。)

220515 樋浦久子鉛筆画展 @ 純画廊 (銀座一丁目)
(木の葉や葡萄の粒の透明感が絶品。色鉛筆でここまで繊細な表現ができるとは! 色鉛筆は全種類を買って試し、いまは Faber-Castell の柔らかい油性色鉛筆を使っていると。たぶん Polychromos ですね。むかし、カリスマという色鉛筆があり、これがよかったのだそうです。)

220515 ヤン フードン(楊福東) 将軍的微笑 @ 原美術館 (北品川四丁目)
(行ってよかった! 詳しくはブログ本篇ご参照。)

220513 赤瀬ミフサ展 I LOVE EARTH 光と色に溢れる地球が大好き @ ノエビア銀座本社ビルギャラリー (銀座七丁目)
(昭和56年、愛媛県伯方島生まれ。モチーフは童画のような動物と花だし、色数すくない面構成はオモチャの彩色のようだけど、線のキレと躍動感が一点一点を藝術にしている。京都嵯峨藝術大で陶藝を学び、伯方島にアトリエを構える。I LOVE EARTH と題した画集も。)

220513 椿会展 2010 Trans-Figurative @ 資生堂ギャラリー (銀座八丁目)
(異常な大小のハイヒール、やなぎみわ さん。にじむ木の、丸山直文さん。まるで すりガラスへの刺繍、伊庭(いば)靖子さん。ブロンズと鋼板、祐成政徳(すけなり・まさのり)さん。積み重ねたアクリル板、袴田京太朗さん。ビニールの管を走る赤い液、塩田千春さん。)

220513 花井麻弓子展 @ Gallery SOL (銀座六丁目)
(昭和53年、名古屋生まれ。細かく、多様な、類似形のひしめき。見ていて、細胞の比喩だと気づいた途端、生命体の記録として息づきはじめた。)

220512 マネとモダン・パリ @ 三菱一号館美術館 (丸の内二丁目)
(黒がいのちの画家だったのだと再認識。ビラには「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」が使われているが、同じ展示室の 「横たわるベルト・モリゾの肖像」 のほうが、モデルの息づきがヴィヴィッドで好きだ。あと、最終室の裸婦画の 「髪を整える女」 が、さりげなくポップで、好きです。ショップで、絵葉書を飾れるイーゼルふうの木製スタンドを 2,200円で買いました。)

220512 上野由紀子展 @ ぎゃらりぃ朋 (銀座一丁目)
(金沢大の文学部卒で司書の仕事をし、その後に絵の勉強を始めたという方ですが、描写力は美大卒の腕前。静物画の模写に猫を闖入させてみたり、豊満で あでやかな仏画を描いてみたり。そんな作家にお茶を出していただきました。)

220512 本多榮子リトグラフ展 @ OギャラリーUP・S (銀座一丁目)
(女体の曲線かと思えた作は、鶏頭の花の曲線を抽象化させた果てだとおっしゃるのです。広島生まれで東京藝大で油画を学ばれた大ベテランの作家にお会いした。)

220512 西田知世展 @ Oギャラリー (銀座一丁目)
(岩絵具で、地下鉄路の夢幻像 Last Metro や、空とぶ汽船 Moon River などを。)

220511 河内 章 展 ― 絵は心の鏡 ― @ Gallery 巷房 (銀座一丁目)
(ダンディな河内さんがおられ、歳をお聞きすると73歳だそうで。みずみずしい色彩構成に、木炭でやおら一筆の線を入れる。「心に溜め込んだイメージの表出なので、いまの歳になって初めて描ける作品だ」 とおっしゃる。)

220511 依田洋一朗展 @ 南天子画廊 (京橋三丁目)
(昭和47年生まれ、ニューヨーク在住の作家にお会いした。NY市やNJ州の味な劇場。チャップリンやハーマイオニも闖入。依田さんの絵に囲まれると、ミュージカル観劇の楽しい気分が身体に立ち上ってくる。)

220511 第11回美人塔 @ art space kimura ASK? (京橋三丁目)
(女子美大で日本画を学んだ同期の4人展が、第11回に。飄逸のエイリアンや宇宙イメージを描く義村京子さんの作品が分かりやすい。あと、井上恵理さん、下之園和佐(しものその・かずさ)さん、土方朋子(ひじかた・ともこ)さん。5月15日夜の 「ガールズギャラリートーク」 にも行こうと思っています。)

220511 若江漢字(わかえ・かんじ)展 ― 都市の消息 ― @ INAXギャラリー (京橋三丁目)
(ローマやニューヨーク、広島や北京の空に、時評的幻想が浮かぶ。この理屈っぽさは、絵画というより絵解きとして論理脳で見てしまうから、ちょっと疲れる。薬莢らしきものを変形して揃えたチェスの駒のセット (昭和55年制作) が、単純におもしろかったが、じつは戦争の寓意が込められているだろう。チェスセットを限定10セットで商品化しては? と、ノートに書き残してしまった。)

220511 恒松正敏新作展 @ ギャラリー椿 (京橋三丁目)
(昭和27年、熊本県人吉市生まれ、東京藝大油画専攻。仏教幻画と鯰の写実画が交差共存する。)

220511 田中 伶 個展 「有機的な視界」 @ ギャラリー椿2 (京橋三丁目)
(昭和56年、熊本県生まれ、日大美術学部卒。平成10年、恒松正敏さんとの出会いが、美術に向かう契機になった由。創傷を顕微鏡で見たスケッチのような、という比喩が浮かんだ。あるいは、やんちゃな妖精の足跡のような。)

220510 嵩居伽子(たけい・かこ)個展 「陸標」 @ Gallery 銀座フォレスト・ミニ (銀座一丁目)
(美形の少女が下着のシャツをたくし上げて唇にくわえ、なぜか幼い胸に聴診器を当てられている 「38℃」 は、さすが山本冬彦さんが既にしてお買い上げ。わたしも買いたかった! そこで、「38℃」 の少し後の瞬間を描いてほしいと注文しました。ぼくの注文画 No. 2 です。)

220510 ノブ・ホサナ&ポオ エ ヤヨ 二人展 ― 時の箱 ― @ Gallery 銀座一丁目 (銀座一丁目)
(作家は日本人です。ホサナさんのは原色構成の幻想風景の油絵。ポオ エ ヤヨさんの細密水彩画を見始めたら、ホサナさんがルーペを手渡してくれた。じつに細かく丁寧なお仕事なのです。その複製をホサナさんが特殊なインクジェットプリンターで作ったのですが、スキャンしたら細かい点々に影ができてしまい、その影をひとつひとつコンピューター画面上で消す根気仕事の末の結晶なのだと。非売品のオリジナルの精魂に圧倒されました。)

220509 茶 Tea 喫茶のたのしみ @ 出光美術館
(ひろく茶人の風流を語った、何でもありの所蔵品展。わたし的には、江戸時代初期の風習景観が楽しめる「邸内遊楽図屏風」 (六曲一双) や、江戸時代後期の風流工藝の美を絵にしたメタ美術 「調度図屏風」 (八曲一双) が好きでした。)

220507 Tokyo Story in Hongo @ トーキョーワンダーサイト本郷 (本郷二丁目)
(村上華子さんの 「澤田家の火事」 は、大衆食堂を営んだ実家の火災の燃え残りが置かれ、村上さんが展示の経緯を語るビデオが流れ続ける。山本高之さんの 「どんなじごくへいくのかな」 は、小学生たちに各自それぞれの地獄を工作で作らせ、作品を語らせたビデオ。いずれも、そう来たか! の世界だが、この都の施設は東京のド中心の辺鄙な場所だ。)

220506 古代偶像展 モンゴロイド、ベーリンジアを渡る @ ギャラリー飛鳥 (銀座一丁目)
(オーナーの永田雅之さんは取っ付きにくい人に見えたが実は話ずき。こちらが熱心に見ていると、内蒙古の玉や陶製の偶像を北京までご自身で買い付けに行かれる楽しみを語ってくださった。「出光美術館にそのまま並べたいですね」 と話すと永田さんは、企業や公共施設が美術購入予算を十数年来、削減しつづけていると嘆く。)

220506 京野 早苗 銅版画展 @ OギャラリーUP・S (銀座一丁目)
(昭和15年、長野県生まれの作家。展示のうち、二色刷りのように見える作は、色をつけたい所に褐色の薄い紙を形に切って貼り付けてから刷ったと語る作家にお会いした。)

220505 人造乙女博覧会 II @ ヴァニラ画廊 (銀座六丁目)
(シリコン肌のラヴドールたちがこんなにリアルで、可憐で美しいなんて、認識を完璧に覆されました。もしかりにぼくが独身だったら、さっそく部屋に連れ帰って眺め、最高のアートとして愛すると思います。画廊では、ドールたちはランジェリーをつけています。)

220505 原井憲二展 「紙の彫刻」 @ 巷房1・2・階段下 (銀座一丁目)
(モナリザや、ウォーホルのマリリン・モンローを、メッシュの極度に粗い写真製版のように、白紙に鳩目抜きの孔で表現した。近くで見ると画像を結ばないが、3メートルほど離れてようやく 「あ!」 と驚く。人なつこそうな、北海道の作家にお会いした。)

220505 美紗子展 Les images du Tarot @ Gallery 銀座フォレスト (銀座一丁目)
(多摩美の油画、平成19年卒業の同期4人展。女子会しておいででした。元気のいい ゲンドウ アリサ (元藤亜梨紗) さんに、竹下千尋、須田真由美の3人に会いました。不在だった横井まい子さんが、目元だけ老婆の少女群像を描いて、ちからあり。竹下さんの映画のひとこま風の写実的幻画も、なかなかです。)

220505 Paul Wunderlich・多賀 新・佐竹卓也展 ― いまを幻視する ― @ 松坂屋銀座店別館4階美術画廊 (銀座六丁目)
(江戸川乱歩の蠱惑をエッチングで展開した多賀さん。女を記号で包むかに見えて、逆に女が包み込めない存在であることを示した佐竹さんのリトグラフ。俳句をひねるように幻視画を多産した (と思われるのだが…) Wunderlich さん。)

220502 永吉友紀展 @ Gallery 坂巻 (京橋二丁目)
(大正ロマン的少女画のエロチック。リトグラフだが、和紙に刷ることで色が くすみ、時代ものの雰囲気が出ている。歳のころ30前後か、和服の作家にお会いした。)

220502 ユマニテコレクション (若手作家を中心に) 富田菜摘、時松はるな 他 @ ギャルリー東京ユマニテ (京橋二丁目)
(富田菜摘(なつみ)さんの等身大女性オブジェ 「さんざん待たせてごめんなさい」 は発泡スチロールに雑誌頁のコラージュで、存在感がつん。これまた26万2,500円なりと値段がつけられているのに、小さなカルチャーショック。向山 裕さんの、闇に意味深なオブジェが浮かぶ絵の連作もおもしろかった。)

220502 広田 稔 展 @ 千代春(ちよはる)画廊 (京橋二丁目)
(画廊におかれた広田 稔さんの画集を見ると、裸婦のパステル画がとてもよかった。)

220502 仏教美術から日常使いの器まで @ 古美術 甍堂(いらかどう) (京橋一丁目)
(出光美術館の一角にいるような、いい雰囲気のお店。)

220502 古陶磁を愉しむ @ つつみ美術 (京橋一丁目)
(40代くらいに見える主人が話好き。高さ40センチほどの縄文土器が20万円で売られていて、たまげた。縄文土器を 「所有」 できるなんて! またまた、カルチャーショック。火焔型土器は高価だが、ふつうの縄文式土器はお手ごろ値段なのだそうだ。西新井第二小学校に寄贈して表彰状をもらおうかと、発作的に思った。)

220502 ガンダーラ美術小品展 @ Gallery MARI (京橋一丁目)
(ガンダーラ美術のコレクターが手放されるということで小展示。ヘレニズムがぷんぷんする、握りこぶしの半分くらいの仏頭が、もとの朱の色を肌に残し、照明をあてると夢のように美しい。58万円でした。女主人が気さくなかた。)

220502  オーナーコレクション 望月通陽(みちあき)展 @ 輝人(かがじん) (京橋一丁目)
(学生下宿を板張りにしたような、時代ばなれした一室。染色からオブジェまで、描線のやさしい作家を応援するオーナーの語りをしばし聞いたのでした。)

220502 「中国古陶磁と葛飾北斎の版画」 展 @ 浦上蒼穹堂 (日本橋三丁目)
(これまた博物館でガラス越しに見るべきものを 「手に取ってみてくださってもいいですよ」 と言われてカルチャーショック。もちろん、触るなんて、できない。北斎の版画は、『北斎漫画』 や 『富嶽百景』 のような書籍になった版画を、状態のいいものだけ抜いて額装したもの。江戸時代に刷られた北斎ものが、小さな額入りで3万円ほどで買えるというのもカルチャーショック。海老・蝦蛄の博物画や北斎漫画の 「屁」 を買おうか、しばらく迷った。)

220502 Tableware Collection: 新里明士(にいさと・あきお) + 石田 誠 @ ギャラリーこちゅうきょ (日本橋三丁目)
(石田 誠さんは松山市に窯を持っておられる。砥部焼を薄く焼いたようなシンプルデザイン。新里明士さんの作品はネックレスの宝石のようにつらなる透かしがきれい。)

220502 小林孝亘(たかのぶ)展 @ 西村画廊 (日本橋二丁目)
(黄緑から茶灰にかけての色で光彩空間を作り出す。30代くらいの作家かと思ったら、昭和35年に地元 日本橋生まれのひとだった。西村画廊で平成8年からほぼ毎年、個展をしておられる。平成20年の個展図録を買った。)

220502 小滝雅道展 シリーズ Neither a point nor a line @ 春風洞画廊 (日本橋三丁目)
(ひらがなが分解・散乱して さまざまな背景色と饗宴する。かな文字の1画のなかで墨と金色がにじみ合っているのは、たらし込みの技法なのだと作家に教えていただいた。小滝雅道さんは昭和36年生まれ、東京藝大で日本画を修めた。)

220502 コレクション展 @ 花筥(はなばこ) (日本橋三丁目)
(茶籠、掛花籠、提籠など。工藝展で見るレベルの作品が 「買える」 存在として目の前にある驚き。)

220502 コレクション展 @ 壺中居 (日本橋三丁目)
(林田画廊の主人の奨めに従い、来ました壺中居。1階と3階の展示は、日ごろ博物館でガラス越しでしか見られない中国の骨董名品が品良く置かれ、感嘆。本物への信じられないような近さが、画廊の魅力だ。明代の黄釉のみの、柄のない皿が魔光を放っていた。)

220502 没後10年記念 三岸(みぎし)節子展 心の旅路 ― 満開の桜のもとに @ 日本橋高島屋
(画廊めぐりを始めたころ、2月12日に銀座八丁目の高輪画廊に闖入したとき、この展覧会の招待券をいただいた。この出会いをくださって、ほんとによかった。ひとつひとつの絵がとことん描き込まれ、しかも 70代、80代になってますますいい絵を描かれている。三岸節子のことをまったく知らなかった自分を恥じた。優れた画家の常としていくつかの作風を遍歴しておられ、それを通覧できる展覧会に大満足。)

220430 ローラン・ブリジォー油彩画展 @ エトワール画廊 (京橋二丁目)
(女性の顔の描き方や幻想構成に Paul Delvaux を感じるが、フランス人 Roland Bourigeaud さんの絵はラス・ヴェガスのきらめきも併せ持っている。画廊の女主人の接客があたたかい。)

220430 コレクション展 @ 繭山龍泉堂 (京橋二丁目)
(南京赤絵の素朴な品があるかと思えば、龍紋著(しる)き殷代の青銅器が置かれていたりする。お店の職員さんの几帳面さに好感。)

220430 加藤 恵(けい)日本画展 @ 林田画廊 (京橋二丁目)
(渓川を描く丁寧な仕事。作家にお会いした。画廊の主人が気さくなかたで、東京アートアンティーク (日本橋・京橋美術骨董まつり) の3日間に画廊巡りをすると良いと、教えてくださった。日頃は入りづらい 繭山龍泉堂 と 壺中居 に ぜひ行ってごらんなさいと。)

220430 ゑびす大黒展 笑顔の神さま Ebisu and Daikoku: Lucky Gods with Cheerful Smiles @ INAX ギャラリー (京橋三丁目)
(七福神のなかで わずかに ゑびすさま だけが、日本出身の神さまだったとは! ゑびすさまは、もともと漁師の崇めた神さまなので、鯛を抱えている。漁師が町で魚を売るうち商人化し、やがて ゑびすさま は商売の神さまとなり、大黒さまとペアを組むことに。)

220429 ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡 Vivere a Pompei + コレクション展 @ 横浜美術館
(去年10月30日に国立西洋美術館で見た 「古代ローマ帝国の遺産 ― 栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ」 の延長線で鑑賞しました。もっとも感銘を受けたのが、「ボスコレアーレのピサネッラ荘の高温浴室 (Caldarium dalla Villa della Pisanella di Boscoreale)」。ボイラー併設の浴槽は、青銅製の蛇口を回すだけで給水・給湯ができる仕組み。追い焚きまでできる仕掛けつき。日本の弥生時代に…。ローマ時代の美食を支えた調味料に、ガルムと呼ばれる魚醤があったというのも興味深い。その後、西洋料理から魚醤が消えたのは、なぜでしょう。
いっぽうコレクション展は、P・デルヴォーの 「階段」 や、S・ダリの三連画 Fantastic Landscape: Dawn, Heroic Noon, Evening に うっとり。昭和前期の主るレアリスト北脇 昇の2作品、工藤哲巳の鳥籠のオブジェ 「あなたの肖像」 も、すでにして古典だ。長谷川 潔の銅版画コレクションも、全貌を見てみたくなる。
日本画では、山村耕花の六曲屏風 「胡瓜」 が印象的。胡瓜の茂りを墨絵で描き、胡瓜の花のみを金泥で描く、漆黒のあわいに揺れる贅沢。
「写真のアメリカ 1900s - 1940s」 も楽しめた。)


220428 五月の風展 ゴールデンウィーク特別常設展 @ 日動画廊 (銀座五丁目)
(開 光市(ひらき・こういち)さんの絵のブース展示に惹かれた。第3の眼をつけた顔の写実的幻想は、デフォルメなきキュビズムだ。)

220428 Sayaka Nakagawa 展 *ラ・コロリスト* @ ジェイトリップアートギャラリー (銀座六丁目)
(産経新聞4月26日文化面記事を見たので、初日昼に行った。中川沙綾香さんは、きらきらと美しいひとだった。昭和54年、香川県生まれで、18歳で単身フランスへ渡り美術学校で学びはじめ、パリを拠点に活動している。個展会場の彼女のバラの花のような見目から想像もつかない豪胆な筆致で、動物の躍動やメキシコの遺跡を描く。色彩の饗宴は、とりわけ青から紫にかけての色づかいに特徴を感じた。このひとはきっと大成する。産経本紙と EXPRESS 紙に報道されたのは、文化部記者へ紹介してもらったのだという。)

220428 丸尾末広展 『乱歩パノラマ』出版記念原画展 @ スパンアートギャラリー (銀座二丁目)
(隠微な世界が、はげしく ぼく好(ごの)み。22日からの個展なので、これはという作品はほとんど売れていました。鉛筆の下描きもいいお値段でしたが、買いたくなってしまった。)

220427 アンノウラジュンコ七宝展 @ ギャラリー La Mer (銀座一丁目)
(アクセサリー展かと思えば、じつは小さな壁掛け画や、蝶の 「標本」 など。魚や蝶の羽の混色の技が絶品。)

220427 入野真美子展 煙と雲 @ Gallery 銀座フォレスト (銀座一丁目)
(ものの輪郭をくっきり二重三重に描いた結果、まるで染物のような味わい。近視乱視のぼくには、じぶんの目がぼやけたように感じられて、ちょっと苦手です。)

220427 森 嘉一(かずよし)展 ― 静かな時間 @ ギャラリーゴトウ (銀座一丁目)
(おとなの童画。画用紙にアクリルで、チャペルのような建物や静物を。作家は47歳前後のかただそうだ。)

220427 '10 -流露- 日本画5人展 @ GALLERY IZU (銀座一丁目)
(女子美大で日本画を学んだ 野村郁実・瀬下 梓・雨宮真帆・佐藤蕗野・塙 叔枝の同期5人の展覧会。卒業後5年になるとか。ぼくの感覚に近しいものを感じました。野村郁実、佐藤蕗野のおふたりに会いました。)

220426 島紀行III 武井好之展 @ 柴田悦子画廊 (銀座一丁目)
(沖縄人1万人の顔を描きつつ語らおうという作家。今回は空からみた沖縄の珊瑚礁の海。マクロを極めて、逆に顕微鏡写真の美を感じた。沖縄の空へは柴田悦子さんがいざなわれた由。日本画の通常の岩絵具で出せぬウルトラマリンブルーのためには、油絵具原料の粉をニカワで溶いて使った。昭和31年、平塚市生まれ。)

220426 土門大士(どもん・たいし)展 -私の形- @ OギャラリーUP・S (銀座一丁目)
(寂しい都会の福の神のような、それぞれのひと。現代の、こけし。あるいはカオナシ。油絵具をさわさわと筆で塗ったように見える金(きん)と灰色の背景が、じつはゴールドのボールペンで塗られた丁寧な仕事であった。ステッドラーの色鉛筆で塗りこんで木版の肌合いを出してみたり。作家にお会いした。)

220426 エンク・デ・クラマー (Enk de Kramer) 展 @ Oギャラリー (銀座一丁目)
(朱色と黒。褐色。白。一点ものの銅版画。ベルギーの作家で、毎年 Oギャラリーで個展を開いているそうだ。)

220425 開館50周年記念事業 所蔵水彩・素描展 松方コレクションとその後 @ 国立西洋美術館
(40分ほど時間ができたので常設展の一部を見た。Gustave Moreau の水彩画 The Sacred Elefant が華麗。藤田嗣治の昭和元年の素描 「裸婦」 は松方コレクション。)

220423 アーティスト・ファイル2010 ―― 現代の作家たち The NACT Annual Show of Contemporary Art @ 国立新美術館
(圧巻は石田尚志(たかし)さんの 「海の壁」。横並びの3つのスクリーンで、刻々と室内を絵具が這い回り跳び散る不思議なアニメに海潮音が響く。以前、東京都写真美術館でスクリーン単面もの 「海の映画」 を見たが、今回のはさらに惹きつける力があり、宗教的感興をいただいた。
O Jun(おう・じゅん)さんはパリの美術館のホールの壁面を泰西名画が埋め尽くす要領で、六本木の美術館の壁面を100枚に及ぶポップな絵で埋めた。視感体感に満足。
福田尚代(なおよ)さんの書籍加工藝術。文庫本を彫刻して羅漢さまにしたり、ページを織り、表紙を斬り、これは書籍への倒錯の愛だろうか。福田さん作の回文を活版印刷したシートも、詩興をかきたてる。
桑久保 徹(とおる)さんは油絵具を線状に厚塗りして幻想海岸を描きこんだ。南野 馨さんは土を焼いてメタリックでメカニカルなオブジェをつくった。
ほかに、アーノウト・ミックさん (オランダ) の実録 (?) 映像作品。斎藤ちさとさんの気泡写真。)


220423 栗山直久 “Clear Art” @ Gallery Platform Studio (銀座一丁目)
(太めのペンでササララと描く。恰幅よく色黒の作家にお会いした。)

220423 目片雅子展 “Candytuft” @ Gallery 銀座フォレスト・ミニ (銀座一丁目)
(案内葉書をみて単なる少女趣味かと思ったら、着衣の女の子が赤いイチゴやキャンディーとともに調理用ミキサーのなかに坐っている作品あり。「会田 誠さんの『ジューサーミキサー』っていう巨大な作品、知ってますか? 会田さんのは、スイッチオンしちゃってますけど」 と言ったら、かわいい作家は 「知りません」 と答えた。目片さんの作を3万円以内なら買おうかと思ったが、「ひとにあげちゃった」 のだそうで…。)

220423 墨の新しい可能性 @ アートスペース羅針盤 (京橋三丁目)
(枯淡な展覧会、ではなくて、30代の作家の12人展。23日 (金) は夜9時まで開場で、作家も何名か来てワインの栓も開いていたが、美大の先生らしき客人らの接待に忙しそうで、話ができず心残り。)

220422 池田 歩(あゆみ)展 @ GALLERY TSUBAKI (京橋三丁目)
(戦闘機の飛行機雲をデフォルメして、アートにしてしまった。)

220422 コレクション展 @ 村上画廊 (京橋三丁目)
(手ごろな価格の版画作品が大量に。山本 至さんの銅版画のように細かい仕事は、木口(こぐち)木版なのだそうで、「木口木版のように力の要る仕事ができるのは40代まで」 と、親切そうな画廊オーナーが解説してくれた。)

220422 黒木重雄展 @ art space kimura ASK? (京橋三丁目)
(ハイパーリアリズムで幻視する作家は昭和37年、宮崎県生まれ。案内葉書のリカちゃん人形はとうぜん立体だと思って画廊に入ったら、高さ2.3メートルのアクリル画だった。別の人形の乳房も、だまし絵のような恐るべき立体感。水に浮かぶ段ボール箱に寄り集まる蛍光灯の群れを描いたり、同じく水に浮かぶ環形蛍光灯に寄り集まる蛾の群れを描いたり。)

220422 伊部年彦(いべ・としひこ) クレパス小品 @ 南天子(なんてんし)画廊 (京橋三丁目)
(昭和43年、静岡県生まれの作家は、讀賣新聞の文化面連載に挿絵を描いている。画廊オーナーによると、50色のサクラクレパスで描いているのだそうだが、クレパスによる表現手法の多様さに驚いた。)

220421 ラウル・デュフィの版画展 @ 東京會舘ギャラリー (丸の内三丁目)
(20万円台のものが多く、ずいぶん “お手頃” なわけを聞いたら、オリジナル版画を綴じた版画集を分解して額装したのだと。楽器演奏のシーンを描いた版画がいくつもあった。ぼくがテーマを決めてコレクションするなら、音楽演奏と演劇のシーンがいいな。)

220419 櫻川豊敏(さくらがわ・たかとし)展 @ OギャラリーUP・S (銀座一丁目)
(沖縄出身の作家。帰省時に拾った珊瑚のかけらが不思議な飛び石として絵に貼り付けられている。中世の地図を抽象画化したような構図。「まるで四国が幻想地図として描かれたみたい。土と水のイメージですね」 と言ったら、作家は 「あれっ?」 という表情だった。申し訳ありません。)

220419 与那覇(よなは)大智 展 @ Oギャラリー (銀座一丁目)
(沖縄出身の作家。くすんだオーロラのような、雲と光を描く。池の水のように見える大作もあったが、与那覇さん曰く 「雲も池も、同じ水のさまざまなかたちですよね」。)

220419 長野順子 銅版画展 「幻想都市綺譚」 二〇一〇年 巡回展 @ T-BOX (八重洲二丁目)
(長野さんの 「夢遊庭園」 を4月1日に、このT-BOXで購入した。きょうは個展初日。昼休みに行って、作家にお会いした。いくつもの作品上に、水を散らしたように見える箇所があり、どんな手法を使っておられるのか おうかがいした。)

220417 オープン展 @ 写真銀行.com (銀座一丁目)
(奥野ビルの地下1階に写真家が運営する写真ギャラリーが4月5日にオープンしていた。)

220417 こんのげん展 「Unit Structures 同質な異質」 @ Gallery 銀座一丁目
(おだやかな妊婦像の数々。仏像の手法で、同サイズの木片を貼り合わせて丹精こめて彫る。貼合せ時に墨をまぜたボンドをつかい、彫ると貼合せ部分が黒い曲線となって木像に現れる。)

220417 牛嶋直子「silent story」 @ ギャラリー アートもりもと (銀座三丁目)
(一見、夜景写真、じつは顔料で手描きした。作家がおられた。大いなる夜の煌々とした灯火の世界を描きだして、3年ほどになるとか。画歴を拝見すると、むかし Gallery 銀座フォレストでも個展を開いておられた。)

220417 日本赤十字社アートコレクション特別展 @ ミキモトホール (銀座四丁目)
(東郷青児の「ナース像」。可憐にうつくしい従軍看護婦の目の憂いとけわしさ。小磯良平の「集い」の迷いなき筆致。)

220417 常設展 @ 青木画廊 (銀座三丁目)
(昭和34年生まれの市川伸彦さんの大作「今日の出来事」は、わたし流にいえば「箱家(はこいえ)の街の異形(いぎょう)のひとびと」。3階のこの無人の部屋でじっくり見せていただき、帰り際にギャラリーの方に声をかけたら、青木画廊が出した市川さんの画集を紹介していただき、購入。市川さんの最近作である「タロットカードの絵札」シリーズを2作、倉庫から出して見せていただいた。額入りの小品が28万円だったから、直径95センチの大作「今日の出来事」のお値段たるや…。画廊の女性が「もう1年も飾ってあって、見るたびに発見があります」と。 常設展には、江本 創(はじめ)さんの人魚の女児とツチノコのミイラもあった。)

220417 門坂 流(かどさか・りゅう)ペン画展 @ 青木画廊 (銀座三丁目)
(太さの異なる線が生み出す濃淡。作家がおられたので、何本のペンを使うのかお聞きしたら、使うのはなんと1本だけ。おろしたてのペンで細い線を描き、絵が進むとペンが自ずと太くなってくるので、最後に太い線のところを描いてゆくのだと。気の遠くなるような根気の仕事だ。)

220417 絵本とファインアートのあいだに Part 3 @ Gallery 枝香庵(えこうあん) (銀座三丁目)
(10人展。うち、独特の貼り絵技法で動物の絵を描く齋藤 槙(まき)さんとお話しできた。上戸 彩さんみたいに かわいいひとだ。絵を輪郭線に沿ってジグソーパズルのパーツのように切り分け、それぞれに彩色してから再びパズルを完成させる。輪郭線の切れ味がいい。)

220416 勝 国彰(かつ・くにあき)個展 @ ぎゃらりぃ朋 (銀座一丁目)
(油彩の幻想史画の数々は、神社への奉納作のような丁寧な仕事。その腕前は60代のひとの円熟、絵のキャラは20代の感覚。画廊のオーナーに作家の年齢を聞いたら42歳だそうで、納得だ。)

220416 平野俊一個展 In The Garden Spring @ 柴田悦子画廊 (銀座一丁目)
(桜がワイルドだ。いのちが燃え、揺らめき、ためらうさまを、思い切った色使いでとらえた。日本画だが、様式美の対極に身を置いて、印象の記憶から絵を紡ぎだす作家にお会いした。案内葉書の桜の絵は、写実とぼかしの配合が絶妙で、離れて見るとその立体感に吸い込まれそうになる。)

220416 折井和良 (Kaz ORii) 展 @ K's Gallery (銀座一丁目)
(昭和50年生まれの作家。油絵具の厚塗りによる色彩の面構成だけで画題を表現する。)

220410 斉藤次也 Jazz 作品展 2010 @ ギャラリー日比谷 (有楽町一丁目)
(昨年の個展で12月12日に “Joe Pass” を購入した作家。ステンシル画でありながら、絶妙な水彩ぼかしの仕事が加わっているのに惹かれたのである。今回は飄々とした作家にお会いし拙著 『中国人に…』 をお渡しした。ステンシル + 水彩ぼかし が生む独特の奥行き感は、失敗覚悟の思い切った試行の産物なのだそうだ。ホテルのバーの華やいだ闇を活写した “Bill Evans” に惹かれた。売約済だったが、同じような作品は作成可能ということで、4万円で注文させていただいた。)

220410 三浦史明(ふみあき)展 @ Oギャラリー UP・S (銀座一丁目)
(エッチング作品を求める客が続いていた。安部公房の短篇 「手」 を15歳のとき読んだ衝撃を銅版画にした最新作が異色。昭和35年、佐賀県生まれの作家にお会いした。)

220410 斉藤保雄展 @ Oギャラリー (銀座一丁目)
(荒削りの木版多色の版画 「再生」 は円環曼荼羅(えんかん まんだら)かも。昭和25年、青森県生まれの作家にお会いした。)

220410 古田陽子銅版画展 Peaceful Days And Quiet ights @ T-BOX (八重洲二丁目)
(銅版画 + 手彩色で、渡り鳥の無垢なる姿を親しみやすく絵にした。吹田市在住の作家。最終日夕方だったので数名でワインを飲んで にぎやかでした。)

220410 川崎千恵子個展 @ exhibit Live & Moris gallery (銀座八丁目)
(最終日にふらっと入ってみたら、おん年67歳の作家が写真作品のプリントを下さるわ、ご自身のブログの再録本 『レストラン・ろしなんて』 と 『伝統のプレス 画家が銀座をあすくとき』 を下さるわ。『伝統の…』 は画廊巡り本で、大いに参考にさせていただこう。わたしの好きな画廊 銀座フォレストのオーナーの森 弘幸さんを、ピノッキオを愛したジュゼッペ翁に例える直感は、さすが。)

220408 藝大日本画五人展 ~漢天~ @ K's Gallery (銀座一丁目)
(東京藝大の同期5人衆。初日だったので、うち3名がいらっしゃった。うち、岡村智晴さんの柳の二曲屏風が絶品。一面、菜の花のような黄の世界で、ゆれる枝葉から漏れる光が明滅するところまで見えてくる。100万円は予算オーバーだが、きっと目利きのコレクションに収まるに違いない。三菱商事が主催する若手作家作品のオークションでの収入が、この屏風の製作費用として役立てられたそうで、オークションに感謝してpられた。翡翠を描いた白鳥純司(じゅんじ)さん、兎を描いた上野 高さんにもお会いした。)

220408 松崎和実(かずみ) 個展 [箔画 III] @ 柴田悦子画廊 (銀座一丁目)
(銀箔上に写実の世界を極めて、鰆や鯛、金魚などの鱗光を再現する。銀箔の魚身と和紙の鰭を挟み入れた透明板を背景板からやや せり出させると、光の加減で魚影ができ、不思議な立体感が生まれる。長年、墨絵を描いてきて、最近この独創的技法を編み出したと、作家が親切に説明してくれた。たしかな写実力が生んだ独創。商社マン根性がでて、作品のマーケティングを応援したくなってしまった。)

220407 イラストレーターiTosaki展 @ ギャラリー La Mer (銀座一丁目)
(現代的でもあり大正ロマン風でもある女性を切れのあるミニマルな線で描く。浜松在住の若い作家にお会いした。)

220407 『おそ咲きの花開く大輪の輪』 出版記念展 枝松國明 個展 @ クオリア銀座画廊 (銀座二丁目)
(画廊マネージャーの落合利恵さんが快活なひとで、ぼくのブログも少し読んでくれたそうだ。山本冬彦さんをご紹介しましょう、と言ってくれた。矍鑠とした枝松國明さんは66歳から絵をはじめ、いま83歳。彩色墨絵。テキサスの砂漠を描いた絵が縁で知り合われた米国人たちが来ていた。)

220407 画文帖 『夢の道』 出版記念 高野卯港(うこう)展 @ Gallery枝香庵 (銀座三丁目)
(物故画家。洲之内徹さんの評価が高かったそうで、それならと来てみた。1作、2作、見たときはピンと来なかったが、陰が支配していながら華やぎのある色づかいに引き込まれた。)

220406 上野彰子展 @ Gallery銀座フォレスト・ミニ
(武蔵美の版画コースで学んだひと。ペン画イラストは丁寧な仕事で、小説の挿絵画家としてもぜひ活躍してほしい。)

220406 稲井彩乃展 @ Gallery銀座フォレスト (銀座一丁目)
(東京学藝大で日本画を学んだひと。案内葉書に掲載の 「部屋II <和室>」 が、おもしろかった。もののけ姫に出てくる木霊(こだま)のような妖精がたくさん、畳の小部屋で遊ぶ。)

220406 浅月可恋(あさづき・かれん) ~VOICE II~ @ 小野画廊II (銀座一丁目、奥野ビル1階)
(浅月さんは人形作家 天野可淡さんの一番弟子だったとおっしゃる。案内葉書に掲載の球体関節人形は、男を識った少女の顔と幼児的な手のミスマッチが妖艶。)

220406 フランス人アーティスト ステファン・ブランケ(Stephane Blanquet 日本初個展 ブランケが東京を覆い尽くす日の始まり ~ 第1章 @ スパンアートギャラリー (銀座二丁目)
(元気な闇キャラたちをプリントした布で画廊の天井を覆い尽くして、まるで森のなか。)

220403 レンピツカ展 美しき挑発 本能に生きた伝説の画家 @ Bunkamura ザ・ミュージアム
(ポーランド女性。メタリックな人物画の、すべすべした肌の光沢、静脈の青みまで描いて得られた透明感。Vogue 誌や Die Dame 誌の表紙画にも惹かれた。)

220403 トレヴァー・ブラウン&山吉由利子 ~アリスの時間~ @ Bunkamura Gallery (道玄坂二丁目)
(Trevor Brown さんは、ぼくと同じ昭和34年の英国生まれ。カラフルで隠微な絵の数々のうち、“Cosmic Kitty” の無垢の笑いに魅せられてしまった。アリスとキャッツの2つのテーマが重なる絵。午前11時半、意を決して購入、56万7千円なり。これから額をつくるので 合計60万円だが、ここで買わないと絶対後悔する。
ギャラリーの係は島津こころ さん。女優さんのような華やぎのある人だ。
「レンピツカ展」 を見、下北沢で 「サ・ビ・タ」 を観てから、午後4時半に戻ってきた。作家サイン会があるのだ。島津さんの計らいで、Cosmic Kittyの裏の木枠に Trevor さんに書いてもらった。
To: Yukio Izumi TREVOR BROWN と。
やさしい目をした Trevor さん。そして隣に坐る奥様 Izumi Brown さんも、スリムで気品のある美人であった。和歌山のご出身だという。)


220401 暮里 茜(くれさと・あかね)個展 「都会ノ中庭」 @ ギャラリー La Mer (銀座一丁目)
(ウィスキー瓶を狙う黒猫のクレヨン画に惹かれた。子猫ちゃんみたいな作家がおられた。)

220401 上谷知沙子(かみや・ちさこ)展 @ 純画廊 (銀座一丁目)
(北の海の鯱の群れを描いた絵が気に入った。4万円。売約済でなければ、ぼくが買っていたのに。作家にお会いした。)

220401 山成(やまなり)景子展 @ 巷房・1 (銀座一丁目)
(プロレスものの銅版画がおもしろい。膝をかかえて うずくまる裸の童女の大型銅版画は、銅版を童女の形に切り抜いて紙に刷ったので、童女の形がくっきりとし、紙の白さも生きた絶品。作家はチャキチャキした女の子だった。)

220401 住井貞夫展 @ ギャラリーゴトウ 2nd Room (銀座一丁目)
(足立区の江北にお住まいの気さくな作家。油絵タッチの水彩画の手法を聞いたら 「絵の具を塗って、楊子で引っ掻けばいいんです」)

220401 鈴木啓正(ひろまさ)展 @ ギャラリーゴトウ (銀座一丁目)
(若いひとが寄り合う、いい雰囲気。作家にお会いした。)

220401 常設展 (長野順子さんの銅版画の小品など) @ T-BOX (八重洲二丁目)
(昼休みに寄ったら、話し好きのオーナー高橋盛夫さんが、銅版画家の長野順子さんのことを紹介しながら紅茶を出してくれた。銅版画は細かい作業が見飽きず、ぼくも好きなジャンルなので、長野順子さんの100部限定の銅版画絵本『時空旅行代理店的珍事件』を買い、同じく長野さん作の2010カレンダーも買ううち、奥のスペースに飾ってある銅版画 「夢遊庭園」 に目がとまり、空想の城郭の石段を目でたどるうちに欲しくなってきた。5万円で購入決定!)


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