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美術館・画廊メモ 35

平成27年5月1日~6月30日の美術日誌。日付の新しい順に記録してあります。(画廊展はほぼ2件に1件の割合で、これは! というもののみ記録しました。)
各項冒頭の6桁の数字は日付です
(例: 220108 = 平成22年1月8日)。 展覧会名にリンクが張ってあるものは、ぼくのブログ本篇の関連記事へ飛びます。
このひとつ前の 平成27年2月21日~4月30日の美術日誌 は、美術館・画廊メモ 34 にあります。
このひとつ後の 平成27年7月1日~8月21日の美術日誌 は、美術館・画廊メモ 36 にあります。



270629 森天飛(もり・あまひ)個展 (6/27~7/3) @ 銀座かわうそ画廊 (銀座一丁目)
(女性たちがナチュラルに美しい。完売していた。さすが。九州では油画を学び、その後 東京造形大の院で版画。その版画作品が今回2点展示されていたが、もしその版画のままだったらそこで終わっていた。ヌードとボタニカルの写実鉛筆画に転身したのは戦略的にも大正解だった。)

270626 着想のマエストロ 乾山見参! (5/27~7/20) @ サントリー美術館 (赤坂九丁目)
(NHK「日曜美術館」の特集番組が役立った。ぼくが最も惹かれたのは、尾形乾山のではなく、桃山時代の美濃の「織部四方蓋物」、描きは幾何漫画とも呼ぶべく、緑・白・茶の色合いもモダン。乾山のものでは、元禄期の初期作品「色絵石垣文皿」のドロップキャンディー色のステンドグラスのようなデザインに惹かれた。明・清の氷裂文という。)

270626 野町和嘉(のまち・かずよし) 地平線の彼方から ― 人と大地のドキュメント (6/26~7/15) @ フジフイルム スクエア (赤坂九丁目)
(チベットあり、ウユニ塩原のボリビアあり、エチオピアに南スーダンと、みごとな瞬間を共感させてもらった。昭和21年高知県生まれ。)

270626 中佐藤滋(なかさとう・しげる)個展 “サマータイム・ブルース” (6/6~27) @ 不忍画廊 (日本橋三丁目)
(本展のテーマ作品群は、すっとぼけた中年男キャラと昭和30年代の車。しかし画廊奥の2枚の大物は、群像が相争うさまに緊張感があって、鴨居玲の骰子を振る男たちをふと思い出した。)

270625 Hogalee: nth derivatives 複次創作 (5/29~6/28) @ Gallery Out of Place (外神田六丁目)
(Hogalee さんは昭和50年生まれ、東京藝大デザイン 院修了。億円の値がつく Cindy Sherman の “Untitled #96” の構図をわざと剽窃した壁掛けポップアート、そしてそれを撮影プリント額装した二次作品、ポップアートを街中に置いて撮ったポラロイドや、個展の紹介写真のブログをプリントしたものなど、メタ-メタ-メタ構造を楽しむ感覚は、ロジックで盛り上がる欧米人好みかも。)

270625 マコ・プリンシパル Mako Principal Revenge (6/24~7/5) @ Bambinart Gallery (外神田六丁目)
(石川真衣×小川香織÷2 の世界か。かわいい娘ちゃんに花も木馬も蝶も存分にあしらった、解像度を落とした写真コラージュにレトロな手彩色写真の彩色をほどこした。ありそうで、ない、かなりユニーク。テーマを全く変えて、古典作品のパロディーコラージュをこの手法で作ったらおもしろいだろうな。渡辺真子さんは、東京藝大版画 院修了。)

270625 三橋灯(みつはし・あかり)展 ―Scene― (6/17~28) @ Shonandai MY Gallery (六本木七丁目)
(ステイニング技法が魅力の作家。DM の「始まりの合図」は闇に浮かぶ赤い薔薇。花瓣に蛍光色を入れた本作を、ほんとの闇に置いてみたい。手鏡の上部 2/3 だけが闇の「夜が降る」もおもしろい。昭和59年生まれ、多摩美油画 院修了。)

270623 Vitalism III 木原千春 (6/6~27) @ roid works gallery (湯島四丁目)
(西洋画のデフォルメと色彩の爆発、東洋画のモノクロの筆致の美、そのどちらもしっかり取り込んだ才能。作家の写真を見ると、とてもかわいいひとです。このひとは伸びる。)

270623 うのはなくたし展 (6/15~27) @ 羽黒洞 (湯島四丁目)
(4人展。古茂田杏子さんの墨絵と銅版画、いずれも女の情念が古雅にして、おどろ。神谷公明さんの陶は、顔と人物をかたちとして取り込んだ作品群。)

270610 魅惑の裸婦展 ― 秘密のイヴ (6/6~11) @ 銀座かわうそ画廊 (銀座一丁目)
(9人展、いや10人展か。柳田補の鉛筆デッサン、さすが。早崎雅巳さんの鉛筆タッチが風雅で、売れてなければ買ったかも。)

270610 渺渺(びょうびょう)展2015 (6/9~14) @ 東京銀座画廊・美術館8F (銀座二丁目)
(32人展。早川剛さんが人物(女性横顔)に火山モチーフをオーロラ化して配合した新作「ただひとつだけ」を出展。本展のなかでいちばんよかった。清水航さん「彩りの水辺」も銀箔・箔焼きの渋さと菖蒲の鮮やかな色どりの対比がよい。)

270610 三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年記念特別展I 三井の文化と歴史 後期 日本屈指の経営史料が語る三井の350年 (5/14~6/10) @ 三井記念美術館 (日本橋室町二丁目)
(丹念に作られ残された経営史料がほれぼれするほど美しい。家業を公の存在として昇華させ継承させた意地と叡智に感銘を受けた。)

270609 女 ―その摩訶不思議な生きもの― (6/2~14) @ FEI Art Museum Yokohama (神奈川区鶴屋町三丁目)
(19人展。初めて足をのばしてみたら、立派な展示スペースだった。横田美晴さん「星月夜」が猛烈に欲しくなった。横田作品でここまで惹かれたのは初めて。昭和31年生まれ、多摩美日本画卒の中堀慎治さんの人物デッサン2点、みごと。池田香央里さんの女性ポートレート3点もよいが、ぼくには哀感が強すぎる。小林美佐子さんの版画もよいが、人物の顔面を長い髪で隠し不完全燃焼。)

270609 没後30年 鴨居玲展 踊り候え Rey Camoy Retrospective: On the 30th Anniversary of his Death (5/30~7/20) @ 東京ステーションギャラリー (丸の内一丁目)
(美術展で最大級の感動をいただいた。「静止した刻」2点のうちとくに安井賞受賞作のほうは、骰子を振る男と対面者の表情が1世紀に1度の顔をしている。昭和48年作品「おっかさん」も左の赤鼻男がいい。大作「1982年 私」で、自らのモチーフ人物たちに囲まれて呆ける鴨居自身。ここまで自我を見つめ続ける矜持。ドローイングも秀作ぞろい。一流の演劇を見たあとの充実があった。)

270608 川合朋郎(ともろう)個展 人々は議論に夢中で誰も自然の美しさに気づかない (6/3~13) @ Niche Gallery (銀座三丁目)
(「人々は議論に夢中で…」シリーズと「洞窟を出ようとする人」シリーズ。三島市にあるアトリエで500号の大作も制作し、地元企業ロビーに納めた由。)

270608 山脇隆(やまわき・たかし)個展 『Creature's Garden(異形モノたちの箱庭)』 ~箱庭の中の異形を覗く~ (6/2~13) @ Span Art Gallery (銀座二丁目)
(恐竜骸骨やフランケンシュタイン、兄妹の記憶をひきずるロボットなどがうごめく空間を細部まで作り込んだボックスアート。)

270606 中野緑個展 夢の通ひ路 (6/5~9) @ Dorado Gallery (早稲田鶴巻町)
(「姫神曼荼羅」のような絵画作品のほか、浪漫な切り絵もよし。)

270606 Ki Yoon Ko: Stimmung  (5/15~6/21) @ Hiromart Gallery Tokyo (関口一丁目)
(DM画像の、インディアン女性を抱きかかえる男に樹木の光と影が揺れる作品を購入(ducent dudek kvar mil + i)。韓国生まれで7歳で米国に移住、現在はハンブルクを拠点に活動する。)

270606 創形美術学校 パリ国際藝術会館 第26回シテ・デザール派遣者 前澤妙子展 (6/1~20) @ 創形美術学校内 Galleria Punto (西池袋三丁目)
(Shonandai MY で2作買ったことのある作家。盛り上げ線描きができるチューブ画材にフランスで出会い、七宝焼のような色面をつくる。紆余曲折を経て創形美術学校では版画をやっていた。多摩美 院修了。)

270605 西野正望(せいぼう)展 『Cloudrium-Atlas ~ 琳景』 (5/28~6/6) @ ギャラリー広岡美術 (神田駿河台三丁目)
(メディアと正統日本画をクロスオーバーするひと。DM の「企業異種競争戦国絵巻」は「東洋経済」誌の広告用に作成したものだが、個展出展の原画は文字抜きヴァージョンだった。昭和37年生まれ、昭和58年にグラフィックデザイナーとして仕事を始め、その4年後に東京藝大日本画に入り、院 進学。)

270604 ウエダハジメ END展 ~アニメ<物語>シリーズのエンディングの世界~  (5/29~6/7) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 5 (大京町)
(Tim Burton を感じた。才気にみちた藝術アニメを J-POP に乗せた。アニメ映像の映写も、壁面投影あり、ミニ液晶画面あり、工夫がある。)

270604 上滝 玲子 個展 (6/2~7) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 4 (大京町)
(磯巾着と珊瑚の海底世界に沈潜する。水ガラスや樹脂も利用して遠近感を補強したアクリル画。平成2年生まれ、東京藝大 院在籍。)

270604 Sante 銀座かわうそ画廊 二宮真理子企画 (6/2~14) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 1 (大京町)
(ハイレベルな8人展。柳田補さんや長谷治郎さんの人物写実もいいが、川邊りえさんの情念こもりまくりの少女人形の絵「こんぷれっくす」を購入(kvardek mil + i)。コレクション展出展も念頭に、もう1枚買おうかとよほど迷った。)

270604 蟹江 杏(かにえ・あんず) 『 The Story 蟹江杏新作展』 (6/3~28) @ 東京国際フォーラム フォーラム・アート・ショップ内ギャラリー (丸の内三丁目)
(今回は版画のみならずアクリル画も展示。版画作品の「味」を出すために、蟹江さんはわざと画中にインク汚れを残す手法をとっているのだが、これが過剰。見る側に、わざとらしさを感じさせてはいけない。その頃合いを学んでほしい。)

270603 松井ヨシアキ Papier(パピエ)展 (6/2~12) @ 金井画廊 (京橋二丁目)
(たとえて言えば、スナフキンが幻想するパリだ。パステルないし水彩の色彩は絶妙。日動画廊おかかえの大家だ。しかし太い油性ボールペンで描線を描いているのはいかがなものか。油性ボールペンはどうしても年をへて油にじみが出る。惜しい。昭和22年生まれ。)

270603 福井昭雄 “植物的世界” ―1960年代の作品と今― (6/1~6) @ アートスペース羅針盤 (京橋三丁目)
(昭和33~36年の、同時代に典型的な暗鬱な抽象画から飛躍的転換を遂げて、昭和40~42年にポップな色調の「植物的世界」連作を展開する。いきなり21世紀に来てる感じだ。昭和7年生まれ、東京学藝大卒、長年 美術教育にもたずさわって来られた。)

270602 高松ヨク展 (5/30~6/13) @ Gallery Tsubaki (京橋三丁目)
(極小点描による驚異的に緻密な幻想画。自己模倣を排して、一作一作が新鮮なテーマで展開する。フランケンシュタインの顔に人間味を加えた小品 “Franken” に魅せられ購入(ducent mil + i)。あと1点、迷っているのがある。)

270601 シンプルなかたち展 美はどこからくるのか (4/25~7/5) @ 森美術館 (六本木六丁目)
(抽象美術ファンは必見だろう。Olafur Eliasson “Round Rainbow”(丸い虹)は、テレビで見たときはピンと来なかったが、部屋で見ると引き込まれて、中空のガラス円環が1回転するまで見続けた。大巻伸嗣(しんじ) “Liminal Air Space - Time” なる羽衣は、床5ヶ所ほどの空気吹出口で動かしていた。ピカソの昭和20年「雄牛」リト11連作から6点。
改装後の展示室には変化は感じられなかった。ショップが52階と53階を統合。サブ展示スペースを1つ増やした。MAMコレクション001「ふたつのアジア地図 ― 小沢剛+下道基行」は、下道さんがサハリンから台湾、サイパンまで歩いて今も残る鳥居を撮った。韓国には鳥居が残されておらず、かつての参道のみペンキ塗りしたコンクリ道になっていたと。MAMスクリーン001は「ビル・ヴィオラ初期映像短編集」。MAMリサーチ001「グレイト・クレセント 1960年代のアートとアジテーション ― 日本、韓国、台湾」は、この視点がようやくメジャーになってきたか!の思い。)


270601 久松知子「美術家の幸福論!」 (5/29~6/14) @ 六本木ヒルズA/Dギャラリー (六本木六丁目)
(横尾忠則さんを感じさせる、派手な色づかいと似てない似顔。構成力でもって、おもしろい作品を連発しそうだ。平成3年生まれ、東北藝工大日本画卒、現在 院在籍。)

270529 よみがえるバロックの画家 グエルチーノ展 Guercino (3/3~5/31) @ 国立西洋美術館 (上野公園)
(宣伝を見ると、いかにも暗い宗教画なので気乗りしないでいたのだが、来てみたら人物描写がじつにみずみずしい。イチ押しは17世紀半ばの「悔悛するマグダラのマリア」。すべてを受け入れる包容力と気品のある裸婦である。1629年作の「聖母と祝福を授ける幼児キリスト」も、聖母の面立ちが親しみやすく美しい。本展呼び物の1622年作の天井画「聖母被昇天」も、マリアに親しみを感じる。)

270529 津田裕子彫刻展 (5/26~6/1) @ 上野の森美術館ギャラリー (上野公園)
(日展で見た石膏型どりコラージュ彫刻の作家だ。男+女+犬の組合せ作品や飛翔する女。)

270529 第6回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展 (5/28~6/7) @ 上野の森美術館 (上野公園)
(大賞の岩田壮平作品「花泥棒」は色彩鮮烈で筆遣いもよく大賞はけっこうだが、左側に描かれた冴えない男に生理的な嫌悪を感じる。タダでも貰いたくない。
わたしのイチオシは程塚敏明(ほどづか・としあき)さんの"Departure"だ。工事中の巨大橋梁の端の幻の帆掛け船へとひた走る2疋の狐がせつない。この1枚の絵のために本展の図録を買った。田中 望「大宝市」は横浜で一度見ているが、明るい照明下ではまた異なる好印象。高村総二郎(そうじろう)さんの総刺青男の背面「0306」は、図録では写真のように見えるが現物は絵画ならではの粗いタッチで、好感。蒼野甘夏(あおの・あまなつ)さんの六曲一隻「ビル風赤松図」は、いい絵だがバランス悪し。右側の2枚をなくして四曲一隻にしたほうが安定する。
大家の町田久美さんや松井冬子さんの作品もあったが、押しも押されもせぬ彼女らに今さら大賞もあげられまい。)


270528 夜博覧会 (5/26~31) @ The Artcomplex Center of Tokyo (大京町)
(8人展。丹伸巨さん企画。ぼくは、おおうえなおこさんの描く少女が好きだ。会場にベロニカ都登さんと関一彦さん。)

270528 Tobi Wave 2015 (5/23~28) @ 東京美術倶楽部 東美ミュージアム3階 (新橋六丁目)
(現代アート33点。下平(しもだいら)大輔さんの機械部品立体コラージュ「重天使」を買うべく札入れしようと思ったが、入札結果連絡を電話で行いたいと固執するので、イヤになって止めた。阪本トクロウさんが写実を捨てて新境地、黒地に薄緑の曲線で「水面」、ややゴテゴテ感。中島健太さんの女性写実「Frozen Time ―フタリノキモチ―」みごと。世の人物写実画がとかくセピア色~ニス色の色調世界に籠りがちなのに対して、中島健太さんは印象派のような明るさあり。大熊弘樹さんも写実女性を出していた。)

270528 第15回 21世紀展 伝統からの創造 (5/25~28) @ 東京美術倶楽部 (新橋六丁目)
(ベテランから川口起美雄さんや榎俊幸さん、塩谷亮さんまで133名が1人1点、20~30号作品を中心に。百貨店画廊の延長という感じ。)

270522 線の会 (5/14~29) @ 靖山画廊 (銀座五丁目)
(日本画6人展。さすが靖山さんで、武田裕子さんはじめ皆すばらしいが、岩崎絵里作品に惹かれた。胡粉を上手に使って下地を盛り上げ、色彩が明るく鮮やかなのに重厚感あり。)

270522 松田正平展 (5/14~23) @ 瞬生画廊 (銀座六丁目)
(ヘタウマとか児童画ふうとかでは形容しきれない奔放さは、数多くのものをくぐり抜けた果てのもの。この色を出すために半世紀かかった、と言われても納得して見入るだろう。)

270522 吉田 潤(じゅん) 新作展 (5/15~29) @ 村越画廊 (銀座六丁目)
(鳥や馬のモノクロ画を江戸期の文字づかいとコラージュして、一段高みに上った。東京藝大の油画卒、版画修了だが、テーマを伝統日本にシフトすることで開花した。展開としては油画卒なのに伝統日本テーマにシフトした田中望さんに似ているね。)

270522 中島健太展 ―Birth― (5/22~28) @ 永善堂画廊 (銀座七丁目)
(白日会ど真ん中の女性写実。写実画にありがちの硬さやセピア調とは一線を劃して、印象派のパレットにありそうな親しみやすい色づかい。完売作家要素を全て揃えている。昭和59年生まれ、武蔵美油絵卒。)

270522 日比遊一(ひび・ゆういち)個展「地の塩」 (4/18~5/23) @ 東京画廊+BTAP (銀座八丁目)
(米国では極めて著名な写真家の日本初個展。平成4年から数回訪れた奄美で撮ったシリーズ。そこで出会い、そして訃報を知った老女への毛筆の手紙巻も味あり。)

270521 アートソムリエ山本冬彦&アトリエ一隻眼主宰木村悦雄・正子 コレクション展 (5/20~24) @ ギャラリーゴトウ (銀座一丁目)
(山本さんが工藤大輔さんを特集。洋雑誌の女性たちの顔をアクリルガッシュでベニヤ板に描く技が巧み。昭和53年生まれ、日大デザイン卒。アート界の需要にぴったり応えているから、一気にブレークしそう。)

270520 石田尚志(たかし) 渦まく光 Billowing Light: Ishida Takashi (3/28~5/31) @ 横浜美術館 (みなとみらい三丁目)
(石田さんの映像は平成21年い東京都写真美術館で「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクション・アニメーションの源流」展を見て、スゲェことやらかすなぁと。美術館の1階吹き抜けの、平面にすらなっていない壁面に映像を投影するとこからして、すごいわな。企画展ホワイエの新作「燃える机」が新鮮。部屋模型をつくり、そこに自身も登場する映像を投影する。)

270520 川口起美雄(きみお) ― 絵画の錬金術師 (4/18~6/14) @ 平塚市美術館 (平塚市西八幡一丁目)
(マグリットとダリのいいところを集結させたすごさ。昭和26年生まれ、オーストリア国立応用美術大で北方ルネサンスの混合技法を学び、いま武蔵美教授。)

270520 京都市美術館名品展 美人画の100年 (4/25~6/7) @ 平塚市美術館 (平塚市西八幡一丁目)
(市レベルの美術館で、しかも美人画に限定して、62点の国家級名品をぽんと繰り出せる京都よ。勝田 哲「朝」(昭8)の現代そのままのモダンな寸景を歴史教科書に載せたいね。中瀬昴「浴室」(昭29)は2人の裸婦を色彩面でうまく剪り抜いた。大日躬世子(おおくさ・みよこ)「舞扇(まいおうぎ)」は、切り絵調で色彩の冒険。)

270512 Collection File # girls (5/11~15) @ 銀座かわうそ画廊 (銀座一丁目)
(日本画6人展。三鑰彩音さんがいて、お会いできた。)

270512 三紙(みかみ)シン展 破戒衝動 (5/11~16) @ 巷房2 (銀座一丁目)
(奥野ビル地下スペースの壁面を墨と詩でアート洞窟にしてデカダンな銅版画を展示。作家は男性かと思ったら、20代の小柄な女性だそうだ。漫画家のアシスタントという。エッチング・アクアチントの「落椿」購入(ses mil)。巷房では初の買い物だ。)

270512 Su Blackwell: Dwelling すみか (4/29~6/14) @ ポーラミュージアムアネックス (銀座一丁目)
(広げた古書をステージとして、家屋や樹木の形を頁から切り起こしていく。頁を丹念に切り彫って波濤も再現する。闇に置き LED で照らす展示手法もよい。昭和50年、英国生まれ、Royal College of Art テキスタイル科卒。)


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