2006/01/17(火)20:35
色仕掛けにはまったフランス人外交官
きょうは阪神淡路大震災の日だが、
心ある中国人にとっては、
中国共産党によって趙紫陽が軟禁大虐殺された日だ。
憤死した日。
中国の次の政権は
天安門の毛沢東を外して
きっと趙紫陽の肖像画を掲げるだろう。
そう思っている。
ところで、話かわって、
フランス人外交官が中国共産党の色仕掛けにひっかかった話。
「大紀元」というサイトで読んだ。
http://www.epochtimes.com/b5/6/1/11/n1185351.htm
それによると、
昭和39年(1964年)にベルナール・ブルシコ(Bernard Boursicot)という外交官が、
時佩孚(じ・はいふ)という女装男優(つまり「おかま」)に惚れ込み、
しかもホモとしてではなく、
純粋に相手を女と思って惚れ込み、
1年後には子供がうまれた(!)。
「子供」は、じつは
新疆ウイグル(東トルキスタン)から連れてこられた
青い目の混血児だったそうだ。
ブルシコ君は、「美女」に言われるままに、
フランスの外交秘密を貢ぎつづけた。
そのうち、ブルシコ君は帰国。
中国は文化大革命。
時佩孚 嬢 は、
「うっふーん。
外交秘密を提供できないと
わたしと子供の命があぶないの。」
と言って、ブルシコ君から情報をとりつづけた。
そして昭和57年(1982年)、ついにブルシコ君は
愛する時佩孚を妻としてフランスに呼び寄せるが、
ほどなく警察に2人して逮捕される。
法廷で
「時佩孚は男だよ」
と告げられても、ブルシコ君はこれを信じず、
「それじゃ、確かめてみろ」
と囚人室に2人して入れられてみて、
はじめて真相を知り、
ブルシコ君は絶望のあまり首を切って自殺をはかるが、
一命をとりとめた。
…………
以上が概要だが、
いったい時佩孚は、どうやってブルシコ君とセックスし、
ブルシコ君を満足させ、
しかも男だということを見破られず、
それでいて、囚人室で2人きりになったとき
なぜ真相がばれたのだろう。
前半を読むかぎり、
医学の最高技術を駆使した性転換手術をしたとしか思えぬし、
それならなんで、ばれちゃうの?
(やっぱり性転換手術って、
あとをみると、すぐ分かるの?)
それともブルシコ君は、
ほんとにウブなおとこで、
子供の作り方の基本をしらなかったのだろうか。
それなら説明がつくが。
このウソっぽい話を読んで、
わたし、
「大紀元」というサイトそのものへの信頼感を
かなり失いました。
中国共産党反対! のサイトで、
けっこう重宝してるのですがね。
ブルシコ君の話は、
中国通のあいだで けっこう知られているものなのでしょうか。