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2014/01/25(土)20:34

「永遠の0 (ゼロ)」 観ました

映画・演劇(とりわけミュージカル)評(243)

260124 永遠の0(ゼロ) @ TOHO シネマズ日劇  岡田准一、三浦春馬、井上真央、田中 泯(みん)、橋爪 功、夏八木 勲(なつやぎ・いさお)、山本 學(がく)、風吹ジュン、新井浩文、染谷将太(そめたに・しょうた) 相当に期待して観に行ったが、それをさらに上回る作品だった。 浮わついてないところがいい。大げさでもない。等身大の人間を描いてくれた。観おわって、荒野に立っているような気分がした。 ぼくが感情移入したのが、意外なことにヤクザな景浦(かげうら)だ。主人公の宮部久蔵(みやべ・きゅうぞう)と決定的に衝突し、しかしその末に一転して彼を守り抜こうとし、戦後は体を張って宮部の妻を救いだした男だ。 原作で宮部の孫がマスコミ批判するところは、合コンで友人らの軽薄に反発するシーンに変えられていた。朝日新聞対策上は、やむをえない改作だろう。 恥ずかしながら原作を読んでいないが、さきほど Amazon で注文した。 時をおいて、もう一度、映画館で観たい。これは、テレビで観る映画じゃないな。

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