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カワゾーのほのぼの映画日記

カワゾーのほのぼの映画日記

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2005年03月17日
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カテゴリ:動物たち♪
              
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
             
イルカだって...

   へこむことはある。 (-_-)


観たのはNHKの”にんげんドキュメント”、

「ヒレをもらったイルカ」。

あなたも観られたかもしれません。

→ もはや有名なお話で、写真集も出ているみたい。 (^^)


主人公である彼女の名前は”フジ♪”...ヾ(^0^)

バンドウイルカで推定年齢34歳のメス。

1976年11月、当時の沖縄・海洋博公園にやって来ました。
いまの「美ら海水族館」です。


彼女には沖縄に来てから産んだ、

 リュウ(オス、1978年5月20日生)
 コニー(メス、1989年6月9日生)
 チャオ(オス、1995年11月18日生)

の3頭の子供たちがいます♪ (^^)


その母イルカ「フジ」が”尾びれ”の病気になったのは、
2002年の10月頃...。


原因不明の病気から感染症をひきおこし、

なんと、

”イルカにとって命”ともいえる、

「尾びれが壊死(えし)」してしまい、

”その約75パーセント!”を切除する大手術をうけ、

なんとか一命をとりとめました。 b(T_T)


でも...


その”小さくなってしまった尾びれ”では、
とても以前のように、
プールでいっしょに過ごす仲間たちの後を、
ついていけるはずもありません。 ┐(^^;)┌


いつしか、

フジは、

ただ、プールの中に、

元気なく”浮かんでいる”だけ...

の一日が多くなっていきました(涙)。


担当獣医であった”植田啓一さん”は、
考えた末、
”イルカの肌がゴムの感触に似ている”ことから、
「~ブリジストンのゴム技術で、なんとか(尾びれを)再生できないか?」
と問合せました。
→ 植田さんは、”ウルトラセブン”の変身に使う「ウルトラアイ」のような、
  青いユニークなメガネをかけ、金髪を後ろでしばった、
  ”イケメン”の獣医さんです。そのハートはアツい、アツい♪ ヾ(^0^)


イルカの”人工尾びれ”は「世界初」の試み。


開発プロジェクトを担当することになったのは、

当時、開発の一線を退いて(しりぞいて)おられた”加藤信吾さん”。

”イルカの人工尾びれ”の開発という「世界初の試み」であることと、

「フジをなんとかしてやりたい...」という思いから、

加藤さんの”技術屋魂”に火がつきました。


フジは開発が進む間も、
トレーナーの”古網(こあみ)雅也さん”らと、
”リハビリ”に取り組んでいました。


人間であっても「つらい」リハビリ...。


それまで、

のびのびとプールの中を泳ぎまわっていたフジにとって、

”思うように泳げない”...

ということが、

「どれだけつらく」、「どれだけストレスが溜まる」ことだったか。


それだけでなく、
イルカは「体に異物(いぶつ)を付けられることを”極端に嫌がる”」そうで、
フジのリハビリも、

”絶対に強制はしない”...ことを心がけ、

フジが人工尾びれを見て、

”自分からすすんで”尾びれを出し、

装着できることを目指したそうです。

→ (^-^) 水族館や開発スタッフの方たちの”思いやり”を感じますね♪


取付けバンドで装着する「第2号タイプの人工尾びれ」は、
イイ線いくか?...と思われましたが、
「取付けバンドによる水の抵抗」が予想以上に強くて、
フジは思うように”スピードにのって”泳げません。

その点を考慮して「カウリング型」が作られましたが、
今度は”フジの筋力”に負けて、
「カウリングと尾びれが”ぶちこわれて”しまう」始末...。 (^^;)


ブリジストンの担当者・加藤さんは、

人工尾びれに適した素材を探しつづけ、

ようやく”防弾チョッキ”などにも使用されるという、

軽くて強い「高反発繊維」を見つけました!! v(^^)


2004年12月。

ドキドキ、はらはらしながら、

開発スタッフのブリジストン担当者・加藤さんと”斉藤真二さん”のふたりと、

水族館の獣医・植田さんと、

トレーナーの古網さんらは、

「高反発繊維」を使った”新しい人工尾びれ”を、

フジ♪に装着してやりました。 (^^)


トレーナーの古網さんの笛の指示で、
フジは泳ぎ始めます。


古網さんはしばらくすると、

これまで、

”いくつもの人工尾びれ”が「ぶちこわれてきた」、

あの「ジャンプ」の指示をフジに出しました。 (^-^;) ドキドキ・・・(笑)



ザブ~~~~~~~ンッ!!!


やった!...

体重225キロあるフジの体が、

みごとに宙を舞いました♪


2回、3回...とフジはうれしそうに、
ジャンプを繰返していました。

テストを終え、
緊張した面持ち(おももち)で、
ブリジストンの加藤さんと斉藤さんは、
フジに装着していた”人工尾びれ”を取り外し、
「壊れていないか?」をチェックします...。


「OKですね♪」...加藤さんの言葉。


「これでようやく、目処(めど)がたちました♪」

「今日は泡盛(あわもり)がウマいですよ(笑)...」


いま、3月12日~31日まで、
美ら海水族館から少し離れた、
”オキちゃん劇場”で、
「人工尾びれ」を使って元気に泳ぐフジに会えるそうです♪ (^^)


イルカだって...

   落ち込んでへこむことがある。

イルカだって...

   明日に向かってがんばっている。

イルカだって...

   接するひとの優しさや思いやりがわかる。

イルカだって...

イルカだって...



泣きましたよ、例のごとく(笑)。 (*^▽^*)ゞ 感動と勇気をありがとね、フジ♪



イルカに限らず、
人間と動物たちが、
おたがいを思いやり、
協調しあって、
仲良く、楽しく、イキイキと共存していける...♪


そんな世界を作ることを、

”現実的な目標”として、

いまの自分にできることから、

取り組んでいこうと思います、ハイ。 ヾ(^0^)

【美ら海水族館のURL】

http://www.kaiyouhaku.com/

【ブリジストンの”イルカ人工尾びれプロジェクト”のURL】

http://www.bridgestone.co.jp/eco/project/project_dolphin.html



てなわけで、
今日の映画は「イルカさんたち♪」が登場する、
こんな作品をチョイスしてみました~! (^^)/


『イルカの日/The Day of the Dolphin 』

 製作:1974年、アメリカ
 配給:日本ヘラルド
 監督:マイク・ニコルズ
 原作:ロベール・メルル
 出演:ジョージ・C・スコット    /ジェイク・テリル博士
     トリッシュ・ヴァン・デヴァー/マギー・テリル
     ポール・ソルビノ      /マホニー
     フリッツ・ウェーバー    /ホランド・デマイロ
     ジョン・コークス      /デビッド ほか

当時、私は中学生...

なんとなく覚えています(笑)。
週刊マンガなんかに特集記事が載ったり、
けっこう話題になった映画です。 (^^)

人間と会話するほど賢くなった、
イルカの生態を利用して、
政治的な陰謀を企む組織と、
それを阻止しようとする海洋学者との戦いを描く海洋アクション(?)作品。



『海のトリトン』

 製作:1979年、日本
 配給:東映
 演出:棚橋一徳
 製作総指揮:西崎義展
 原作:手塚治虫
 声の出演:塩屋 翼  /トリトン
        広川あけみ/ピピ
        北浜晴子 /ルカー
        八奈見乗児/一平 ほか

海のトリトン...といえば、「イルカに乗った少年」。

「イルカに乗った少年」といえば、”城みちるさん”(笑)♪ (^m^)

コメント、以上(爆)。 v(^0^)



『グラン・ブルー/Le Grand Bleu 』

 製作:1988年、フランス
 配給:20世紀フォックス
 監督:リュック・ベッソン
 製作:パトリス・ルドゥ
 原案:リュック・ベッソン
 出演:ジャン・マルク・バール/ジャック・マイヨール
     ロザンナ・アークェット/ジョアンナ
     ジャン・レノ     /エンゾ ほか


この映画も有名ですよね♪

個人的には、
”ジャン・レノ”の演じる「エンゾ」が、
とても好きです。 (^-^) 渋いっスよねぇ~♪


本作がきっかけで、

 フリー・ダイビングや、

 スキューバ・ダイビングを、

始めた人も多いとか(笑)。


海の中って本当に「幻想的」ですよねぇ♪ (^^)



『JM/JM Johnny Mnemonic 』

 製作:1995年、アメリカ
 配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
 監督:ロバート・ロンゴ
 原作:ウィリアム・ギブソン
 音楽:マイケル・ダナ
 出演:キアヌ・リーヴス/ジョニー・ニーモニック
     ビートたけし  /タカハシ
     ドルフ・ラングレン/カール
     アイス・T    /Jボーン
     バーバラ・スコヴァ/アンナ・コールマン ほか

これまた公開当時、話題になりました。

ビートたけしさんが、映画に本格的に取り組みはじめたのも、
この頃だったでしょうか? (^^)

キアヌ・リーヴスが、
脳に埋め込んだ極秘データを運ぶためのチップによる、
発作を鎮める(しずめる)ためにとるポーズが、
と~っても印象的でした(笑)。

『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟も、
観てたんじゃないかなぁ~この作品を...。 (^-^)


ちゃ~んと”イルカさん”も登場しますよ♪

ただし、「普通のイルカ」とは違いますけど(笑)。 ヾ(^^)



『フリッパー/Fripper 』

 製作:1996年、アメリカ
 配給:UIP
 監督:アラン・シャピロ
 製作:ジェームズ・J・マクナマラ
     ペリー・カッツ
 音楽:ジョエル・マクニーリー
 出演:イライジャ・ウッド/サンディ
     ポール・ホーガン /ポーター
     ジョナサン・バンクス/密猟者ダーク
     ジェシカ・ウェッソン/キム
     ジェイソン・フックス/マーヴィン
     チェルシー・フィールド/キャシー ほか


イルカが登場する映画として、
私と同世代の人にはこの作品は外せないでしょう...たぶん(爆)。 (*^-^*)

あの有名テレビドラマ『わんぱくフリッパー』のリメイク作品。


”イライジャ・ウッド”が「サンディ」か...


なんとなく、

『ロード・オブ・ザ・リング』の”イライジャ・ウッド”の、

「もじゃ・もじゃ頭」を連想して、

イメージ狂う気がして...(笑)。 (^m^)



いやはや、
調べてみると「イルカさん♪」が登場する映画って、
意外と多いんですね~(笑)。 (^^)

今週末、
「ようやく今年の劇場デビュー」を、
しようかと思っています。

先日の日記で触れた、

『鉄人28号』

です...。 (^0^)ゞ 『北の零年』は逃しました(笑)


主人公の金田正太郎を演じた”池松壮亮くん”は、
「福岡市在住」の中学2年生だとか♪ ヾ(^^)
『ラスト・サムライ』にも出演した彼は、
すでに”ハリウッド映画”の経験者...。


同郷のよしみで、観るのは決まりですよね(笑)。 (^m^)


ではでは、今後も”超マイペース”で更新すると思います(爆)。

よろしければ、
また遊びに来てくださいね~! (^^)/~~ カワゾーは今後も”アイ・ラヴ・ムーヴィー”ですぅ~♪





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最終更新日  2005年03月17日 19時06分04秒
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