2011/02/05(土)08:31
ダリアス ラッカー History In the Making
先週からBillbordのカントリーソング部門でベストテン入りし、二週連続で8位を記録しているダリアス ラッカー(Darius Rucker)の”History in the Making”
歌詞はこちら
lyrics- history in the making
この曲は2年前にリリースされた彼のアルバム”Learn to Live"の中の曲である。
さて、この”History in the Making"をどう訳すか。
Historyは当然”歴史”だが、Makingを”作っている”と訳すと”作っている中の歴史”???
そこで辞書を見てみるとIn the makingは”製造中の、発達中の、修行中の”などの意味がある。
たとえばDoctor in the makingは、修行中の医者、つまり”医者の卵”となるのだ。
ではこの曲名は... ”発達中の歴史”となるのか。
でもこれではカントリーミュージックの曲名としてはどうもしっくりこないね。
”歴史の卵”なんて日本語も無いし...
そこでこの曲のビデオをよく見てると、最後の場面でピアノの形をしたオルゴールらしきものに刻まれた言葉に、そのヒントがあるようだ。
May this be the beginning of our forever ”この時が私たちの永遠の始まりとなりますように”
”永遠(とわ)の始まり”とでも訳すか。
ダリアスは1966年生まれで、サウスカロライナ州の出身である。
1986年のデビュー当時はフーティ&ザ.ブロウフィッシュ(Hootie &The Blowfish)というロックバンドのリードボーカルだったが、2008年からカントリーのソロ歌手として歩み始めた。
2004年には日本でライブもおこなった。